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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

前輪スポーク折れの怪



 重いよねえ・・・電動だからっていっても、重すぎる。まず本体が重い。それに頑丈すぎる子のせが二台ついている。そこに前後に子供が乗って、お母さんが乗って、ひどい場合にはそのお母さんが乳飲み子を抱えている場合もある。一家四人が一台に乗っている。

 別な言い方しようか?四つの命が一台の自転車に乗っているとも言えよう。

 すさまじく重い、その重さを一番受けるのがスポークということで、先日もスポーク折れの記事か何かを掲載したかと思うが。

 DSC_1386_convert_20171211195734.jpg

 重いだけではない、スポーク折れの原因があった。この赤丸の「く」の字に曲がったスポーク、こいつは折れる確率が高い中にいる。その原因は、内部にあった。

DSC_1388_convert_20171211195742.jpg

 この輪っか状の鍵。こいつをかけたまま、三人乗りの状態で、出発したら、スポークと輪っかは、すごい勢いで衝突することになる。そのショックで、「く」の字に曲がり、やがて折れたり、スポークをおさえるニップルが飛ぶことになる。

 この手の自転車での大半は後輪からやられていくんだが・・・。

 ちょっとその例外もあったので、紹介しておこうか。

 DSC_1382_convert_20171211195713.jpg

 見ればわかるように、こいつは前輪だ。リムの表面にペイントハゲが多いが。近寄ってみると・・・、

DSC_1389_convert_20171211195804.jpg
 
 なんと、後輪を上回るほどの「く」の字スポークがあるではないか?もしかして前にも鍵が?と思って確認したが、

 DSC_1392_convert_20171211195813.jpg

 この不出来なブレーキしかなかった。しかし効かないし、調整しにくいし、ホイールも抜きにくい、なんとかしろよなあ、と思うブレーキである。

 後輪のような輪っか状の鍵もなく、その他スポークを痛めるようなものも見当たらない。理由を持ち主の方に聞いてみた、ところ。

 どうも駐輪場に、その秘密があったようだ。

 DSC_1394_convert_20171211195832.jpg

 一区画に何台、という事を取り決めて、着脱しやすくという事で設置されているのかどうか知らんが、確かにこの手の駐輪台のようなものは各所にありますな。このレーサーのようにタイヤの狭いやつだと、ほとんど車体が傾くので、リムのスポークにはいい影響はないだろうといつも思うが・・・。

 この前輪を挟んでいる物。

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 こいつが犯人らしいという。中にうまく開かないものがあったり、それに傾斜の急な台だったりすると、ガチャガチャ、揺さぶって、力をかけて、引っ張ったりするそうだ。ただでさえ、重い車体なのにそれに力尽くで引っ張られた場合、干渉されたスポークは、それりゃ「く」の字にもなるだろう・・・と思った。

 まあこんな声が上がったりしながら、日進月歩でこういうものは良くなっていくだろうと、期待はしたいが、それが叶うのはいつのとになるのやら。

 そんなことで、ごく普通の町中にも、自転車を傷めてしまう機構がある、という事は覚えておこう。できれば、こういうところは外して近くにとめるに超したことは無いんだろうが、そうなると不正駐輪扱いになるかな?

 なれば、駅に止めずに、直で自転車で行くべし!なーんてことみんなができたら、世話無いな。

 という事で、前輪スポーク曲がりの怪、駐輪場の呪いであることがわかっただけでも収穫かも知れないな、ウラメシヤーなり。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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