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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

働く自転車 進め!アレックス号!



 これぞ働く自転車!ってわけであります。

 この二本のボンベのようなものは、クラフトビールのもとが入るもの、あの量が入ったら、そうとう重いでしょうね。そうしたものもなんなく安全に運べる、働く自転車なんだな。

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 前後二輪なので、効率はいいですね。バランスは取らないといけませんが。

 このハンドルと、前輪の距離からすると、当然直結しているわけではありません。では何を媒介に、離れたハンドルから、前輪を操作するのか?

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 ハンドルを後ろの上から見るとこうなっていますが、ハンドルと連動するところがあります。

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 ハンドルを中心に灰皿のように黄色い円い円盤ができていますが、そこにワイヤー左右固定されていますな。ハンドルを左右動かすと、このワイヤーがそれに従って左右に引っ張られる構造をしているんです、このワイヤーが・・・

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 前輪を動かすコラムの円盤で固定されているので、このワイヤーを介して、ハンドルと前輪がシンクロするという仕組みになっているんですね。

 この円盤の大きさを前後で変えることで、ギア比じゃないが、ハンドルと前輪の動く量を変えることができる。弱冠前をデカくした方が、ハンドルをバタバタしないでいいかもしれないな。

 このワイヤーに遊びがかなりあったので、まず慣れるまでハンドルがガクガクしますが、なんとか乗れますね。

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 ギアもあるので、重い荷物対応もかなりできるでしょう。メカニカルディスクです、前後とも。

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 車体が長いので、持ち運びの際など、このように切り離せるデモンタブルの構造をしています。

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 二箇所のボルトナットを外すと、二つに分かれ、バスなどにも積めるということです。

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 多少慣れは必要ですが、面白いよー。

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 この四角を完全に箱にしてもいいし、運ぶものが決まっていれば、それにあわせて作ることもできる。子供を二人以上乗せるとか、車いすごと乗せられるようにする介護バージョンとか、応用はいかようにも利きそうだ。

 リアに二輪のトレーラーなんかとりつけたら、どんだけ荷物運べるんだ?

 これを作ったのは、近所に住むフィリピン人のアレックスさん。かなりの技術者とお見受けします。後は自転車の細かいパーツのことなどは当店に、自転車特有のフレームの構造については柳さんに聞いてもらえば、面白いものができるかもしれませんね。

 これをマニラで作って、東京に持ち込んだ。どうやら、商品化をマジで考えているらしい。車体の長さなんかも日本の平均的な駐輪場サイズにしようと、わざわざマニラからフェイスブック経由で相談メールが来たっけね。

 この車体自体は、マニラで捨ててあった五台分の自転車で作ったそうだ。もう少しパイプは省ける・・・、強度を逃さず、どこを外せるか?

 また、今回のワイヤーステアリングではなくて、次回は下から鉄の棒状のもので直に前輪を動かす形式で二台目を構想している。

 なんかできることがあれば、全面的に協力していきますとも!

その内、試作利用者募集で、モニターやってもらうこともあるかもしれません。その時はよろしくね。

 その仕事にあわせて、働きやすい形式に変えることで、仕事は効率よくもなり、楽しくもなるものだ。

 日本人の奥さんと当店を通りかかったら、なんか気が合いそうだ、といってわざわざ挨拶に来てくれたのがきっかけ。ありがたいね、開いておけば、いいこともあるもんだ。

 彼は技術屋の腕も発想もありながらも、飲食でもやっていける、奥さんも明るくて、商売向き。当店の鉄箱で一緒になんか売り出すようになるかも知れないね。

 野に放たれた店主らのような鶏たちは、このように連携しながら、共通の餌を探して、分かち合って生きていくしかない。ブロイラーとは違うんだ。だからその分厳しいが、餌の味は配合飼料など比べものにならないくらいうまいし、つねに優しくあらねばならない、修行みたいなもんだな・・・。

 今はまだ、定期的な餌が来ているブロイラー君達も、その内どうなるかわからんぞ。大手企業が副業を認め始めてきていることに、いい意味で危機感を持った方がいい。

 いずれ、エエこれしか無いの?っていうくらいしか餌が配られなくなるかも知れないぜ。

 だから、夜の内に、まずケイジをこじ開けて、外に出て自分の足で餌捕まえてみるなんてどうだい?そして朝知らん顔して、ケイジに戻っていりゃいんだ。

 その内、餌取りに夢中になって、フト気づくと朝になっていて、ケイジに戻れなくなっているかも知れない、それならそれでいいというなら立派なもんだ。

 自分がイタチに喰われないように、いかにうまいミミズを見つけていくか?なかなかスリリングだよ。でも大丈夫、ケイジの中の形式的な仲間とは違った、仲間もでき、関係で餌を探せるようになったら、なんとかなるかもしれないよ。

 何なら、こんな働く自転車で餌探しなんて・・・・どうかな?
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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