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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

コッタードってどうなったーの?

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 どこで入手したか、年代物のビアンキを乗っておられる。この夏に、通勤往復で乗り込みすぎた・・・という事で、ご老体をお持ちになりまして、クランク回りを中心にどうにかならないか?ということでね。

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 現在主流のものとは規格の異なる、くさび形式のまさにコッタードクランクというもの。

 今まで何度か取り扱ったこともあり、探せば、これにまつわる金具類やシャフトのようなものが出てきますが、こいつらにも色々種類があるようでね。

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 外して、交換できる物はかえて、できればシャフトも合えば交換したかったんだが。

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 ドンピシャのものが見つからず、洗浄と、グリスを多めに入れて元に戻した。ある意味対処療法・・・といえるでしょうね。抜本的な解決はできないが、その都度ほんの少しはましになるように努力する・・・。高齢者の整形外科のようなものかな?人体ということで総取っ替えできないという条件の下、それ以上悪化しないように対処はするが、完全に治るというものではない。

 パーツの入手が見つかっていない中では、ちょっと致し方ない状況かも知れません。

 できるとすれば、柳さんに持ち込んで、今の形式のBBソケットに焼き入れ直してもらうという手。これができれば、未来永劫とは言わないまでも、かなりこのフレームの寿命を延ばすことはできるでしょう、一つの検討課題だと思います。



 それともう一つ、ここにボトルケージの台座が欲しいということです。

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 穴開けして、そこにかしめて作るんですが、無垢のパイプに穴を開けるのではなくて、パイプに囲まれたところでドリルを入れる、というのが実は大変難しい。垂直に歯が入らないと、ドリルが暴れてアチコチ傷だらけになる。それではプロの仕事とは言えませんはね。

 多少斜めに入った穴は楕円になりますので、それをまた修正してと、影では色々やってます。

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 タイヤも交換して、まあ、なんとかご老体も整えるところ整って、また街道走りましょう。

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 まあ、矍鑠たる車体なこと。

 今一歳の子供をお持ちの若いお父さん。これ息子の代まで乗れますかね?課題はありそうですが、当店と柳サイクルが続く限り、またその志が続く限り、まあたぶん大丈夫でしょうね。

 以前、オランダのおじいさんが、自分のおじいさんが乗っていた、戦前の自転車に乗っているのを見た時、そういう循環をこのあたりでもできないか?と思ったものでした。

 もしかして、種は既にまかれているのかも知れません。地表一枚めくったその下には、実は豊かな種が発芽を待っているのかも知れないね。各分野ごとに、それらを発芽開花させられたら・・・。自転車だけじゃない、各分野でそれができたら、何かが変わる。

 持続可能な何かが・・・、そしてその先の未来の世代のためにも、種をまくような動きをしないとね。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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携帯070-5083-6962
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