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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

柳サイクルとHGコラボ作品の極意



 ここでは見せません!ハンドメイドバイシクル展に来てください!と言わんばかりのアクションであった。

 どうも、多くの方々より声をかけていただいたという事で、柳さんもHG君も上機嫌で帰ってきた。

 やっぱり・・・、普通のもの作っていても、ビルダーが増えたんで、ダメですねえ・・・と。

 そうか、やはり普通のもんじゃないあれを展示したせいで、相当注目が集まったらしいぞ。

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 これね。このツーリング車?マウンテンバイク?という出で立ちがまた、ひときわ人目をかすめ取っていったらしい。

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 フラットハンドルだったら、単なるマウンテンに思われたかも知れないが、この開き気味のドロップがまたツーリング好きの心をくすぐったらしい。

 やはりハンドルの持っているシンボル性というのか?改めて強いもんだと実感するね。

 で、前回の記事では、謎めいた記述で、一体何のことやらという人も多かったと思います。一体この車体の何が画期的で、面白くて、バカっぽいのか?答えは・・・

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 ここなんだな。つまりディスクとホイール。今回このホイールはなんと24インチなのである。ところが・・・

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 このクリアランスを見よ!げんこつ1個分以上あるのがわかる。

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 どこから見てもこのクリアランス。勘のいい人はもしや?と思ったかも知れない。

 そう、この車体は、なんと24インチ、26インチ、27.5インチ、そして700c*35までのホイールがはける設計となっているんであります。

 ディスクであれば、少なくとも四種類のホイールがはける。行く場所、使い方、用途などによって、車体一台に、ホイールを履き替えることによって、対応が可能になるという、ある意味画期的な設計思想によって組み付けられている、という事ね。

 これは一人遊びの天才のHGくんと、辛抱強く人の話を聞きながら、それを取り込んで形にできる、柳さんの二人あっての、この一台!という事が言えるんだな。

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 パーツ類はHG君所有のものを組み付けたんで、ある意味統一性には当然欠ける。

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 ほぼ持ち込みね・・・、少しは社会人なら工房に金落とせ!

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 これ早速興味を持ってくれた人に、朗報じゃないが・・・。

 これとほぼ同じフレームを四台デモ車として作成して、ホイール四種類はいたものを乗り比べ、なんて言うことも夢じゃないかもしれない。希望者はクラウドファンディングかなにかかき集めて、柳さんに話を持っていくといいかもね。

 そういうことで、色んなことを感じた展示会だったらしい。今後の展開もまた凝ってくるだろう。既に、また変なDhバイクの構想もあるとかいう、聞いたほとんどの人は、一笑にふすかも知れないが、イヤイヤ、日本の山岳の事情なんかを考えたりした際には、実は意外と面白いかも知れない・・・と店主もそのアイデア聞いて思ったよ。

 日本人の悪いところというかつまらないところというと、すべてについて均等な平均値を求めてしまうということかも知れない。ものにしろ、人にしろね。だから、そこそこできるんだが面白くないものや人であふれている。単なるルーティーンをこなすだけなら、それでいいのかも知れないが・・・。

 ダメなところをなんとかして克服する・・・という小器用さを求めてしまい、思い切って切り落として、あとはそれをどう補助するか?なんて所に発想がいかない。

 まじめで平均値が高いんだが、面白くない。ビルダーが増えていくこと自体には希望は持てるが、そこそこの平均値で、無難なもの、どこで作っても同じようなものしか、作ってないとしたら、そんなもんは単なるビルダーの水ぶくれと同じだ。

 どうも柳さん達はその辺を確信したようだ・・・。これから面白くなっていくだろう・・・、たぶん。

 どこの大手も、レースコンポを開発しては、その劣化コピーとしてのコンポを下位グレードとして並べるくらいのことしかしていない。カテゴリカルに自転車のコンポを作るなんてことなかなかやっていない、やってはいるとこもあるが、どうもダッセー。

 少しはエンドユーザーなどからアンケートの一つもとれよ・・・、もう少し個別に対応できるもの作れ!という欲求も出てくるし、出てきてもいいと思う。

 面白いものを作る、個別対応可能と思いっきりの良さ、なのかもな・・・。

 こちらも精進せねば・・・ね。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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