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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

屋根直し 開発者もびっくり!たぶん・・・

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こいつに屋根がつきまして、

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 こうなったのは、十月のことでありました。屋根キッドが持ち込まれて、それを取り付けたんだが・・・、マニュアル通りね・・・。でもまあ、付けてはみたものの、長持ちはしねーな・・・とは思っていた。

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 ハンドリングでもまれて、風圧も受けるであろう、この屋根を前面で支える形式がこれなんだよね。カゴに挟んでボルトでとめる。

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 これじゃあ、カゴの強度に依存しすぎ・・・。こんな網のようなカゴなんで、まあ、長持ちはしないだろう・・・と送り出したんだが。

 ちょいと車より後ろから引っかけられたこともあり、やはりというか、まあ時間の問題でもあったんじゃないかな?という事で、こんなになって、戻って来たわけだ。

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 だかーらー言ったじゃないの・・・。想定通りなんであります。

 こういう各種あるような既存自転車に取り付けるように、普遍性を意識してものを作るのは、非常に大変なことだということは、わかります。各所に工夫のご苦労が忍ばれますね。

 ただし、そのエネルギーは持続するのが難しいんでしょうな、前面止めに関しては、これは改良が必要です!そのヒントとなるような施工を当店では大森さん筆頭に考えましたので、あくまでもご参考まで!

 まずは、カゴの強度に依存するような形式は一切やめることにする。そしてできれば、自転車一般の形式に沿わせた形での取り付けができるように考えました。

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 カゴに依存しないように注目したのは、前輪ハブへの共締め形式。こいつのない自転車ないでしょう・・・。

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 ここから鉄棒を上に伸ばして、そこにパイプを差すんだが・・・。このパイプは内径13ミリの塩ビ管であることが判明。さすがありもの利用で、屋根作ったわけだ。そこで、屋根構造全体の強度を上げるためにも、ホームセンターで購入した塩ビ管とジョイント(チーズというらしい)を使って、横渡をやってみた。

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 塩ビ用の接着剤も協力なんだが、かつてその大半を寒天状態にさせてしまった苦い経験から、今回はビスどめ。

 この横渡で、パキッと締まるようになる。店主はこれでもう十分かと思っていたんだが・・・、大森さんは一歩進んでいた。ハンドルを切るときに、どうしても屋根がばたつく感じ合ったのか?補強を入れる。

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 この自転車のハンドルとの渡し金具を作成、実はこれフラットハンドルに端に取り付けるバーエンドの先に、金具を取り付けて補足する。あくまで補足、しっかり止めない、というのもこの屋根自体が、ハンドルによるステアリングの影響を受けるもの、つまりもまれるものなので、各所を固定しない方がいい、緩くジョイントされいてるのが理想ということだ、ベビーカーのように・・・かな。

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 開発時よりもより完成度を上げて完成、としておこう。

 まあ、あくまでも一般車を想定して作る場合には、色々考えた結果、カゴ止めという結論に至ったんだろう、と思いますが、やはり施工完了まで面倒見ないと、この手の後付け品を単体で販売して完成度を上げるというのは、大変難しい、中途半端にならざるを得ない、んじゃないかな?なんて思います。

 多くの方々が思っている以上に、実用自転車の種類というかパターンというものは、多様性にあふれているんであります。

 開発の方々さぞや大変だったと思いますが、こんな施工例が何か参考にでもなれば・・・ね。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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