メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |650c ロードをつめる 短クランクの危機 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

650c ロードをつめる 短クランクの危機


 
 これもアチコチ寄せ集めで、とりあえず乗ってみよう!という勢いで組まれた650cの自転車。その割にはよくできているかもしれない。

 DSC_2011_convert_20180218191812.jpg

 リアディレーラーにシマノソラを使い、なんとシフターにはだ・・・

DSC_2012_convert_20180218191820.jpg

 今はもうとっくに無き、カンパキセノン(ゼノン)の9速を当てて、見事にシンクロさせている。

 ただし、ここは・・・というと、

DSC_2010_convert_20180218191804.jpg

 ありものクランクが付いている、長さが170ミリ。たまたま持っていたクランクを取り付ける、というよくあるパターンだが、乗り手が148センチという方にとっては、ちょいとというか、大分長いだろうと推測する。

 ホイールが650cというのは大変いいし、シマニョーロもいいシンクロさせているんだから、ここをつめれば、よりよき、ある意味最高な一台になったに違いない。

 そこで、ここを短くしよう!

DSC_2016_convert_20180218191849.jpg

 ミケの子供用?に想定されたであろう、クランクその名もヤングというそうだ155ミリ・・・、もう少し短くてもいいかもしれないが、もとが170ミリなんで、まずはこの辺で、ということ。

 DSC_2021_convert_20180218191925.jpg

 こいつはBB持ついているので、かなり使いやすい。今まで何度も使ってきていたんだが、どうもこいつが在庫の最後らしい。

 折に触れて使うこともあろうと、調べてみると、今やもう取り扱いはない・・・。さて、困ったもんだ・・・。そうだ!国内のスギノがかつては152ミリなんていうのを作っており、かなり重宝したんだが、そいつも探してみるに・・・、在庫として確保している業者が見つからない・・・。

マイティーシリーズにファイブアームにて140ミリから作ってくれているものを発見。現物は見ていないがマイティーなら、見た目も高級感りあで、値段もそれなりだろう・・・、エントリーシリーズでは既になさそうだ・・・。

 あとはサンエスさんのラクランク・・・って洋なしみたいな名前のクランクがあったが・・・、あれもすごいは、130ミリから170ミリまでそろえられた、気合いのシリーズなんだが・・・、こちらも値段はもっといいはずだ・・・。それは仕方ないと思う。こんなぶっ飛んだ長さのものを製品化できるところが、サンエスさんのすごいところだな・・・。

 応援という意味では使いたい逸品ではあるが・・・ね。

 とりあえず、本当かどうかは知らないが、カタログレベルでは現行品としてはありそうなので、ちょっと安心・・・。エントリーモデルも欲しいんだが・・・・ね。

 DSC_2017_convert_20180218191857.jpg

 洗浄して調整、ワイヤー、チェーン交換など、神経系を整える。

 DSC_2019_convert_20180218191914.jpg

 このエルゴは、内部的にはまだ固い。注油を繰り返し、馴染みを出そうとするが、年寄りの柔軟体操のようなもんか?時間はかかりそうだが、本体はもってほしいね。

 DSC_2018_convert_20180218191906.jpg

 シューはけっこう選んでいるなと思われるが、このアーチとシューの形式だと、トーイン派できないので、別方法にて。

 こうすることで、引きの固いブレーキが、シューの範囲内で柔軟性を取り戻してくれるので、あとはワイヤー調整との組み合わせで理想に近くすることは可能かも知れない。

 まあ、いいブレーキアーチに交換すれば一発なんだが・・・。

DSC_2014_convert_20180218191831.jpg

 この乗り手の方は、小柄の成熟された女性。こいつがはじめてだったらしく、ある意味じゃじゃ馬系を最初から乗りこなしていたようなんだが、ちょっと調教師がなだめて、人ならしした感じにしたので、多分だが、高い確率でその違いをわかってくれると思う。

 この年齢の女性が、お仕着せでなく、それまでの人生で積み上げてきた自分のスタイルのようなものをそれぞれが乗せて走るようになると、自転車文化はより成熟していくはずだ。

 結局自転車屋のできる事なんて大したことじゃない、常にそれを意識しながら、フィッティングを重視して、文化水準の高い方々に対して開いて、その環境整備ができさえすれば、あとは自ずから勝手に成熟化していくことでありましょう・・・。

 遺伝子操作して、いかにいい種を作ることができるか?そんなことばかりに奔走していてはダメだ、大事なのはまずは土壌なんだろう。それそのものではなく、それを育てる環境が重要だ、例え時間がかかろうと。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/3557-edf909f7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター