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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

22インチなさ過ぎ!



 施工前の車体を撮り忘れていたんだが、こいつの後輪は22インチのHEだったんだが、その内のスポークが四本折れていて、もうヨレヨレの状態できていたわけだ。

 リム自体が曲がっているんで、もうそれをスポークで矯正することはできない。例え振れ取り台の上で、真円ができたとしても、触ってみればわかるが、スポークのテンションがばらついているので、そこに人が乗って一踏みすれば、テンションの高いところへリムは動きそれを緩いテンションが助ける形で、一気にゆがんでしまうだろうな。

 四本折れるまで気づかない・・・なんて、よくお母さんにはある話。これだけあるから、一本くらい折れたって・・・。そもそも折れていること自体にまったく気づかない・・・。気づいててもなんとなく・・・。直さなきゃ、直さなきゃと思いつついつの間にか複数本まで発展。折れたスポークが邪魔して、カンカンカン!と他に干渉する音を聞いて慌てて・・・。

 まあよくあるパターンですが、既に遅すぎ・・・。リムにまで被害が及んでしまっています。

 そういう時は組み直しなんですが・・・。

 こいつ、前が20インチの、後ろが22インチのファニー系の子のせ号なんですね。前が24インチ、後ろが26インチなんていうのは聞きますが、大体22インチなんてね・・・。

 それから、リム探し、完組探しをしてみたんですが、それがない・・・、ないないない!

 タイヤはごく少数ですが、まだあるんですが、リム単体がない。ないものがなぜ完成車に?と思えば、完成車の工場直送って事で、コチラ小売りには回ってこない?

 イヤー・・・困った。実に困った。

 当店の在庫を見ると・・・、一本あった!これで一件落着か?と思いきや・・・。ホール数が28なもんで、こいつではダメ・・・。

 アチコチ探したが・・・やはりない。

 そこで仕方なく、20インチのHEと22インチのちょうど中間に来る、20インチのWO、エトルトで451で組むことに・・・。それ以外の解決法が思いつかない・・・。

 そんでもって取り付けたのが、こいつ。

 DSC_1801_convert_20180220215846.jpg

 スタンドも20インチのものに交換、これはまあ、それまでのスタンドの位置が高かったらしい。ドスン!と落とされる感じがいやだったそうだ、母子共々。

 これも探してみると、22インチ専用というのがまたないのだ・・・。あっても24インチ兼用というわけで、実質24インチ用という事になる。つまり高い位置からドスン!というのは正しい感覚だったというわけだ。

 持ち帰って家人に見せたらしいが、どうもこのタイヤでは細すぎると心配の声が上がったとか。

DSC_1799_convert_20180220215827.jpg

 前輪と後輪明らかにファニーしていますね、同じ20インチといっても、HEとWOとではこれくらい違うんですが、タイヤの太さのバリエーションからいったら、HEに軍配が上がります。

 確かに前輪から比べれば、後輪は華奢に見えますね、心配するのも無理はない・・・。

 確認してみると、20*13/8のタイヤの幅は、約35ミリなんですね。レーサーなどのタイヤから比べると、かなり太いんでありますが・・・。

 でも同じ径のラインナップに20*13/4というものがあります、径が同じなので互換性ありなんですが、こいつの太さはざっと45ミリと、前者に比べれば10ミリほど太いという事がわかります。早速在庫を決意!

 上のタイヤで、空気圧管理をしっかりして、すり減ってダメになったら、その一回り太いのに交換してもよし、という事になりますね。

 当然、ホイールがダウンサイズした事によるハンガー下がりの件などもしっかり説明し、店主自身こいつで近所のアチコチを蛇行したり、コーナーリングしたり、縁石近くに接近したりと、色々実験しましたが、通常の走行でペダルが地面をこするようなことは起こりませんでした。

 今回は一端これで、お返しして、空気入れや、タイヤの状態、日頃のあれこれなどを話にチョクチョク当店によっていただくことにしました。

 二人の子供を乗せて走るお母さんの自転車ですから、慎重に今後見ていこうと思います。

 しかし、メンテをするのはエンドユーザーに接する小売り店なわけで、そこには、たとえ少量であっても、リムや完組を流す形式は確保しておいてもらいたいでやんす!

 そうで無いと、さすがにあれこれやるといっても、ブツがないと、手も足も出ない・・・というのが現状なんだよな。

 まさか、製造メーカーが・・・、使い捨てを前提にしている・・・なんて訳・・・・、あるかも・・・・な。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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