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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

実は一番乗りやすい自転車・・・かも

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 まずは、こいつが来たんだな。

 特になんということのない車体であった。これをより走れるようにする。ちょっと前傾ポジションを取れるようにする、そして、エンジンの出力である脚とペダルの位置を最適にする。

 そうしてできたのが、これだった・・・。

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 ブルホーンで前傾、サドルをあげて足の位置決めして、あとはいらないものを外してできたのがこれであったのだ。そしたら、こいつが走る走る、西荻から浅草までなんてこと無く・・・走ってしまった。その人の持っていた自転車のイメージを、一気にこいつが覆した。

 すごいことが起きたもんだ。それまで近所の買い物、いっても駅二つ分くらいの足としてしか考えなかったものが、23区を横断する勢いで、かっとんでしまったんだから。

 これは自転車の持っている潜在力に気づいてしまった瞬間だろう。こうなると、いい意味で転げ落ちるのは速い。

 数ヶ月後・・・、

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 こいつへと変身を遂げてしまった。BSのNJSもののフレームをどこからか探してきた。そして、こいつが組み上がってしまった。

 その先のまたその先まで・・・。こうなることは時間の問題かとも思ったが、それにしても早すぎる。

 今やこいつを自分の足として、アチコチ走り回っているんだろう・・・・と思う。

 でも待てよ・・・、最初に彼に衝撃を与えたあの車体はどうなったのか?・・・というと、ハンドルをBSにとられ、出番を失ってしまっていたんだな。

 もう俺は用なしかよ・・・ってな感じで、後ろ姿がさみしそうだった・・・、擬人的には。それは見ておれんという事と、一体NJSなんて高級車を持ってしまうと、盗難だとかその他、心配で仕方ないという面も当然出てくるわけだ。

 そうなると・・・、ある程度走れつつ、かつ盗難の恐れのない自転車なんかがあると、実に使い勝手がいいんじゃないか?という車体というものへ発想は動いていくだろう。

 なれば、ドンピシャの車体とはどんなものか?こんなもんじゃない?

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 まず走りを知っている人に、走りを犠牲にしろとは絶対に言えない。その要になるのがサドルだな。人の足の長さによるが、まあ、平均的な身長なら、このくらいは最低ほしいだろう。

 ちなみに、通常売られている自転車のピラーは、全くもって短すぎ。長い足を短く使うように作られている。少し見直しなんかもあっていいんじゃないか?とも思うが、その兆しほとんど無し。

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 フラットになるなら、別にモロ前傾のブルホーンでなくてもいい。フラットハンドルで、ステムの突き出しがある程度あれば、それでも十分前傾可能である。

 むしろ目立たなくていい。ブルホーンだと、一瞬スポーツ車に分類されかねないので、誤解盗難・・・なんてこともないとは言えないね、盗んだ方はあとで相当がっかりするだろうが・・・。
 
 ピラーが適切で、ちょっこし前傾がとれたなら、あとは実用車的な利便性があるとまた、随分助かるものなのだ。

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 ハブダイナモは多少は重いが、この際無視、暗くなったら勝手にライトって、明るいし、電池切れの心配ないし、なかなか快適なんだな。

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 後ろブレーキをキャリパー型にして、チェーンステーブリッジの裏に付ける。こんなめんどくさいことをしている裏にはちゃんと真意がある。
 
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 15ミリのレンチでナットを外せば、そのまま車輪を外すことができる。ピスト並みの車輪の管理、つまりパンクやタイヤ交換すべて自前でできるという事である。

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 そして、チョイ止めに、こんな簡易な鍵を残しておくのも便利だよね。

 つまり、スポーツ自転車のポジションの考え方、無駄ものを極力排して、軽量に、そしてメンテナンス性をあげること。と同時に、ライトや、鍵など、日常走る際にあると痒いところに手の届くものは、しっかり利用する・・・・という両者のいいとこ取り・・・といってもいいかもな。

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 できあがったのがこれ。何のことはない、二度目の変身者のブルホーンをフラットハンドルにしたものなんだが・・・。

 しかし、こういう車体が、NJSものなんて、盗難の危険性のあるものを持ってしまった、しかし、快走を犠牲にしたくはない!という人にとって、最も乗りやすい自転車になるんじゃないか?と思うんですね。

 実は、一番乗り安いセカンドバイクっていうのは、こういう車体だろう?という提案でもあります。

 一台新車なりを手にすると、それまで乗っていた自転車をどうするか?という事が、次の楽しみになるという事がありますが、こんな奴も参考にしてみてね。頭を柔らかく、どうしてもカゴを付けないというのであれば、前、後ろ、または両方につければよい。

 雨でも果敢に走ると思うのなら、後ろに泥よけを付けてもいい・・・、それはそれで使い方にあわせて、最低限の装備をしてやればいいだけのこと、あくまでも参考にね、という事だ。

 潜在需要は相当なもんだろうと思う。春に向けて、そうした車体なんかも、デフォで作っていけたら・・・と思うんだな。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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