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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

できること 教えること  すべてにスライドできる名著かも



 自転車屋のブログなのに・・・、という事はけっこうある、本日は自転車外についての内容。

 最近、スッゲー名著に出会った。これはある意味すべてのジャンルに応用できるスタンスであろう・・・と、いうことだ。すべてのジャンル?というとジャズギターだけでなくサックスや、トランペットにもか?というと、イエイエ、そんな楽器を飛び越えるなんて程度のもんじゃありません。

 ではジャズだけでなく、クラシックにもフラメンコにも、タンゴやボサノバにも?と。いえいえ、そんな音楽のジャンルすべてなんてとこも、とっくに飛び越えている内容です。

 ていうことは?というと?

 はい、すべてのジャンルであります。楽器や音楽を越えた、すべてのジャンルについてスライドできる方法論を示している、とさえいえる名著なんじゃないか?と思います。

 でも、そのすべてのジャンルというのがあまりに抽象的すぎて、わからない?では言い換えるか・・・。

 すべてのジャンルについて、それを会得しようとする、会得させるための方法論として、本書は確立されているんじゃないか?と思われるんです。

 つまり平たくいうと、教育論・・・、教育方法論とでもいいましょうかね、何かを他者に対して指導していき、その他者が希望する方向へと導くための具体的な方法論をしっかり持っている、ということなんであります。

 本書が出る前から、この宇田さんという方を店主は知ってました。何でか?ユーチューブであります。

 ユーチューブでは、この手の音楽系、楽器系指導のものはゴマンと出ていまして、そのほとんどが、自分の学院、自分のレッスンへの呼び水としているというのは、よく知られていることであります。

 また、そこまで露骨でなくても、適当なテーマを絞って、楽器を持ちつつ、解説しつつという動画も多いですね・・・。中には面白いものも、ためになるものもありますが、大抵は、アッソ・・・、フーン・・・的なもののように思えます。

 確かに弾けるようだし、それをぶら下げて教育しているようでもあるが、その実テクニックのひけらかしがおもで、少なくとも教育的な動きなどにはほとんどなっていない・・・というのが大半だ。

 その中で、一段と光った動画を配信していたのがこの宇田さん。時に酔っ払いながら、時に楽器抱えながら、始まるその動画には、自分が辿ってきた内容てんこ盛り、なんであります。そこに嘘はなさそうなんだな。なんですべて公開できるんだ?と思う方もいるかと思うが、公開したっておいそれと真似できるような量や質ではないからなんだと思うな。

 そして、動画の中で言っていたのが「まともにジャズギターを弾けるようになるなんて、五年はかかる」ということ。こいつは本物だ!と、店主は直感したわけだ。

 「猿でも弾ける」「誰でも弾ける」なんて著作にだまされた人は数多い、店主もその一人。本を売るためには、そうした敷居を低くしたような書名が付けられがちだが・・・、本書は「3年後に確実にジャズギターが弾ける本」というタイトル。その内容に嘘はなさそうなところが、非常にいい。

 たぶん、宇田さんは「五年はかかりますよ・・・」と言ったと思うが、編集が「五年だとハードル高すぎで誰も手に取りませんよ、せめて三年・・・ってことでどうです?三年で形を作るとしたら・・・という内容でつめていきましょう」なんて会話が、本書成立の裏で、聞こえてきそうだな。

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 こんな目次になっていて、模範のCDなんかも付いて、二千円・・・安すぎ・・・。

 ギター狂の人は、この目次かぶりつきだろうが・・・、別のジャンルに人には全くもってなんなのこれ?って感じでしょう。それでいいんですが・・・。

 でもここに、すべてのジャンルに対する普遍的方法論が隠されている。つまり、ジャズギターというのは、練習曲で練習して、徐々に難解な曲を弾けるようになる、というクラシックの模倣訓練とは根本的に異なるんですね。

 基本技術と、いくつかのルールを体得して、本番では、セッションという形で応用に次ぐ応用を発揮させていく、という形式を取ります。応用ですから、譜面というきちんとした形式があるわけではなく、形式無き形式を回していくということを繰り返します。

 この基本から応用へ、というのは、他のほぼすべてのジャンルにある、発展過程のことでしょ?これを一体どうやったら、相手に体得させることができるか?というのは大変重要な教育学的・方法論的課題であると思うのであります。

 しかし、周りを見ると、そうした優れた指導書というのが実に少ない。相手を応用という本番で勝負できるように指導するものが実に希有であるように思えるんですが・・・。確かに難しいからね。

 そして、これは、実際にできていることと、それを他者に教育するということが全く異なることであることを物語っている。

 つまり日本語ができるからといって、日本語の教師にはすぐにはなれない、そこには指導法、教育法という別のテクニックが必要である、という事と同じなのね。

 大半のギタリストが、弾けることをもって、単に教えているつもりになっているが、実は的を外していることが多い、ユーチューブのものはそれが大半のように思えます。

 この宇田さんは別物だね。彼の形式は、すべての指導者へ、すべてのジャンルの指導者志望の方々へ送られる水準のものかと思う。

 では、弾けるが、実質教えられない、という事が何で起きるのか?

 弾ける人、しゃべれる人、できる人・・・・、は既にその物事を俯瞰できる位置にいる、いつの間にかそういう位置にいることに無自覚になっている・・・ということができると思います。

 一方、弾けない人、しゃべれない人、できない人・・・、つまり生徒に当たる人ですね、彼らは一体どこにいるか?という事です。単純にいうと、そのジャンルの中の広い迷路があるとすると、その人なりの迷路の位置の中を右往左往している人、ということができるでしょう。

 さて、指導者はどこにいるか?というと、その体得したなりの高い位置にいるようですね、つまり、一つ次元の高い所に鎮座しているとします。下には、複雑な迷路があって、自分はそれを克服してきたから、今その上から、その迷路のほぼ全体を俯瞰することができる。

 となれば、指導とは、迷路に迷う子羊たちを俯瞰的位置から、「右じゃない、左だろ!まっすぐ行けよ、何そこで立ち止まってんだよ、信じてまっすぐ行けよ!バカ!」と小言を言うことだと勘違いしている方も多いように思われますが、まあ、真逆でありましょう。

 指導者とは、なぜ今自分が相対的に俯瞰的な位置にいられるのか?という事を知っていること。そこまでの具体的な道順をどうやって体得してきたか?という事を自覚していること。

 そして、今俯瞰できずに、迷路の中にいる子羊の所まで降りていけること、そして(ここからが重要)、一見迷路に見えるその過程も、実は一定の秩序によって成り立っていることを予感させ、その秩序について、時間をかけてもどうしたら接近できるか?という策をその子羊に合わせて提示できること・・・、この辺が、教育という方法論を持っている人とそうでない人との、大きな差、というか質的な違いといってもいいだろうな。

 仮に店主が料理の本を書くとしたら、これに倣うだろう。料理のレシピを並べて、その種類を増やすことをもって、料理上手になる・・・というような路線は絶対に取らない。

 仮にレシピを並べるにしても、大事なことは、そこでとられている調理法、食材に対する考え方、そのバリエーションの具体的体得であり、決して個別のレシピに縛ることはない。そして、それらの体得から、その後のそれぞれの応用を開花させるためのより一階上の手段と発想を提示していくことになるだろう・・・、などといつになるかわからぬ料理本を夢想する。

 いい仕事というものは、ジャンルを超えていい影響を与えてくれる。であるからなのか?いい仕事の抽象度を上げていくと、実はジャンルを超えて通底しているものが見えてくるころがある。

 本書も、その域に行っている仕事ではないか?と僭越ながら考える。だからジャズギターを体得したいと思っている諸氏はもちろんのこと、ギターという楽器にたいしてより深く踏み込んでいきたい方にも、また、異なる楽器でソロやバッキングを考えている方にも、学べるためのヒントは多いのではないか?と思われるし・・・。

 それより何より、他者に指導する立場にある方々、これから指導的立場を志望する方には、必読の書でもあろう・・・。といっても、そこそこ音楽理論のイロハがわからないと、そもそも書かれていることのなんたるかすら理解できないかも知れないが・・・。

 そうか、だったら手っ取り早く、本書をジャズギターの指導書として、自らが実践することで、体得できるというやり方もあるね!

 そうすれば、各分野の指導にも応用が利き、指導力も上がり、ついでに3年後にはジャズギターも弾けるようになっている・・・とね、一石二鳥だわ。

 店主は弟子を取れるような水準の、行儀のいいものではないが・・・、もし万が一、らしき存在が接近してきたときには、この宇田式教育法でもって、応用への道を歩かせてやろう・・・・かな?
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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