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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

北京出張



 北京出張の翌朝、わいわいガヤガヤして賑わう、朝食屋さんへ行く。たぶん古今東西、どこへ行ってもおばちゃんというのは元気のいいものだろうと思う・・・。

 ご覧のような豆腐のスープ。色は濃いが味はいい薄さ。まずはこうして胃から少しずつ起こしていく感じ。なんか染み渡るねえ・・・。

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 スープをすすりながら、包子をいただく。そこそこ食べても200円・・・くらいか?インフレ進んでいるとは聞くが、こういう所は昔のまんまらしい。しかし、値段を聞くとまあ、驚くね、なんの肉だかわかんねー・・・・。

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 さて、昨年7月お邪魔して、自転車を軸とする生活提案型ショップのREなんでありますが、今年はまた一大展開を図る、そのための下準備として、いわばバックヤードを確保しにきた・・・と言えばかっこいいが、ちゃんと自転車をいじれるような場所を作るために、ちょこっとやって来た感じ・・・。

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 まだまだ改装途中でありましたが、コーヒーショップと物販を中心にしていた一階を自転車のメカニックを中心とする場に変えていくということらしい。

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 オオ!既にこんなものまで、確保されている、相当やる気だね。

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 立派な万力付き作業台もあった。引き出しを開けてみると・・・。

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 パークツールのかなり本格工具類が収まっていた。当店にないものもあって、ちょっと使い方なんかで店主も勉強できたものもあっりましたね・・・。

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 レンチ類、トルク系もあったね。ケミカルも徐々にだが集まりつつあった。

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 最初に振れ取り台もあったが、ホイールをいじるツールもあるね。ここでも、手組み仕込むことになるのかしら?いいことだよ・・・。

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 工具類は、壁にかけることを推奨しましたが、どうなるか?は店のイメージとの関係で決まってくるのかな?レンチなんていうのは、サイズ通り並べて引っかけておくのが一番、使いやすいよね。

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 しかしパークールは高いが、それだけのことはある。ただ、それを最初からそろえるとなると、結構負担も大変だろう。特に刃物はいように高い、高すぎる・・・というので、他のメーカーも当たってみようということになっている、頼むぜ、岩井商会さん!

 でもまあここまで集まってくれば、あとは不足分を足していけばいいね。

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 今回は、不足の工具やパーツ類を指摘すること・・・あとはちょっとした技術指導・・・という事かな?

 早速でてきたのが、先の万力。ワゴンとの位置関係。実は理想的にはワゴンのエッジギリギリのところに設置したいんだが、構造上それは無理という事になったので、上の写真のように、フォークを固定しても、ワゴンのエッジに干渉しないように、オフセットをしてやらねばならない。

 店内を色々物色してみたら・・・、

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 こういうボール紙でできたL時の素材を使って、このようにフォークの下が作業台ワゴンのエッジより外に来るようにオフセットしてやってみる。

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 厚紙なので、母材にも傷が付かない、厚みは使っていけばつぶれていくが、まずはこれからスターとかな?よりよい道具類が見つかれば、適宜取り替えれば良い。

 そして、早速教材になるべき問題が連続したわけだ。まずはビンテージ車体のフォーク、片側は9ミリ渠で正常なんだが、もう片方が、落としたか何をしたかは知らないが、フォークのエンドが曲がって内側に入ってしまっていて、ホイールを抜くのが半端じゃない・・・。

 そこで、一度力尽くでホイールを外したあと、つぶれたエンドの部分を、削ることに・・・。

 ところが棒ヤスリがない・・・。まあ、こうした欠損部分を探すために来たんだから、それはそれでよし。

 ネット商売が日本以上に発達しているかの国では、細かいものなど、すぐにネットより発注して、翌日到着なんてことがザラらしいんだが、今ほしい!ということで、みんなで、自転車飛ばして購入しに行くことに。

 まあ、想像つくと思うが、アチラの交通事情はすさまじい。無秩序の中の秩序が見つかるまで、市内の自転車走行は難しいね・・・。でも慣れると、なんとかなる。流れを見る目ができる。これを称して、北京でのサイクリングをサイクルサーフィンと名付けようか?

 潮の流れ・風の流れを見極めて、波を乗り越えてサーフィンするように、車の流れ、人の流れ、バイクの流れを見極めて、さらなる先まで越え出て走り抜ける・・・そういうサイクリングであります。

 最初に着いた店は、なんかは薄暗く、ぶ厚いシートをくぐって店内に入ると、脇の九官鳥が大鳴きして、驚いて出てしまった・・・。

 ちゃんとした工具屋の店の佇まいは、ホームセンターが発達する前の日本の工具屋そのもの・・・と言えばそうだな・・・。小箱が重ねてお置かれている・・・あの佇まいね。

 早速入手して、使ってみることに。

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 李さんといいます。少年のようだが、子供がいるそうだ。彼はかなり手が動くし、実に丁寧、応用も効くという意味で、将来楽しみなメカニックだね。

 あとは場数だな。当店に短期研修もありかもね、当店とくいの行儀の悪い施工を体験してもらえるだけで、今後のREの自転車部門を背負っていけるんじゃないか?と思いました。

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やはりメッキは固いね。交代しながらエンド削りをしました。こういうことは一緒にやらないとね。

 まずは李さんの腕に見込めるものがあるので、店内にあるビンテージ系なんかをいじってその感触や、技術なども見せてもらうことにいたします。

 そんなこんなで、あっという間に一日が過ぎた・・・。

                                                                  つづく・・・
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狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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