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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

トレイルライドの普及のため 今日も○山隊長は行く!



 店主は正直、詳しい系統の車種ではありませんが、この自転車をこのスペックで組んで走る、その無駄のなさ、合理性を突き詰めた美しさ・・・と言ったら、ちょっと大袈裟か?でもそうした粋は感じられる一台であります。

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 シングルか?と思いきや、もう一枚隠れるようにある、ダブルですね。

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 リアを見ると、なるほど・・・、後ろも二枚。2*2で4速・・・か、前後のギア歯数の差を調整した2速か・・・、いずれにしろ自分が使うギア比を熟知しているセッティングかと思います。

 店主はピストでそんな遊びをやってたことがありました。チェーンは一本、前後に二枚ずつリンクを付ける。前がデカければ、後ろは小さく、後ろをデカくすると、その分前を小さいリンクにかけ直す、そうすることで登りはより軽く、下りは重く・・・なんてことができるので、そんなピストで長距離乗っていた時期もありました。

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 このエンドの六角一本で前後移動ができ、チェーンのたるみを取ることができる、ピストと同じような構造です。

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 トレイルに行くので、やはりディスク・・・。エンド幅はたぶん135ミリ、驚いたことに、ディスクキャリパーの台座も一緒にホイールと前後するので、キャリパーとローターの位置関係は変わらず、という事になります。

 先日作った、120エンドディスクはそこまでは手は込んでないが・・・。

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 当然前後とも、ディスク。制動はこれでバッチリ。駆動が前後二枚ずつで、行けるコースを走り抜く。ディレーラーもないので、トラブルも少ない。

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 指一本でスーッと引ける、やはり油圧は偉大ですなあ・・・。

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 フォークはリジッド、フレームのどこを見てもサスペンションは見当たりません。

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 秘密はこのタイヤ、29インチを幅の広いリムに履かせて、このタイヤ圧一本でサスとグリップを実現させてしまうという、徹底ぶり。たぶんライディングのテクニックも相当あるんでありましょうな。

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 この日もトレイルの帰りに寄ってくれたということでした。

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 さいどご覧あれ。自転車を知り、コースを知り、用途を知り、そして何よりも己自身を知るものこそが実現できる、シンプルながら相当高度な嗜好によって組まれた一台、といえるんじゃないか?と思います。

 このお方、この足と頭と体で作ったこの一台を山に持ち込んでは、野山を駆け巡る・・・。でもそれだけではありません。ハイカーさんが主流の山道jに、いきなり重装備のマウンテンバイクが駆け下りてきたら、どれほどの恐怖を与えるか?なんてことを熟知もしておられます。

 ブロックのごつごつタイヤで、決まったコーナーを高速で削り降りたら山道がどれほど荒れてしまうか?なんてことも当然意識して乗っておられるようです。

 自転車での山を駆け巡る、大変自由で楽しい趣味でありますが、ただそれだけでは済まされない、マイナスの影響などもアチコチで出ているようです。そういうことで、マウンテンバイカーは入山禁止!なんていうことになったりね・・・、まあ色々あるんです。

 ロードだって、かつてはサイクリングコースだったところで40キロなんかですっ飛ばして、歩行者と接触事故を起こしたりすると、そこがサイクリングコースでは無くなってしまう、なんてことも起きていますね。

 ひとたび事故などで悪い評判が立つと、「自転車の奴らは!」という単純なレッテル張り、分断や排除の方向に動いていったりもします。

 そういう中で、安全のための、マナーをしっかり守るトレイルライディングルールを起こして、普及活動もなさっています。
 
 自然を大切に、時に修復しながら、地主さん、地元の方々からの理解を経て、歩行者優先でというルールを徹底して、共有の財産である里山を満喫しよう・・・というそういう働きもされているようですね。

 流行らせることは、一定の広告屋からすれば、簡単なことかも知れない。大切なのはそれを継続させ、定着させていくこと、そしてより成熟した形に昇華させていくことなんだと思いますが、そういう一見、目立たない、地道な活動というのはなかなか着目されがたい。

 でもそういう地味ながら要所でもあるところを持ち場とする人がいてくれないと、その分野のありとあらゆるところが荒れて、すさんでくるもんだ。

 そういう意味で、今日も○山隊長は里山の平和と安全を守るために、日夜山野で奮闘中!なのである!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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