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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

効率悪いがちょうど良い?



 まだまだ台湾ネタがあるんですが、この工場は・・・というか、この会社は一風変わっていたもんだ。

 入り口に立つと・・・なにやら・・・見えてきた。

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 うれしいことに、こんなウェルカムボードが飾られていた。表記にも間違いは無い・・・、なんかてれるよね。

 そんなこんなで会社の展示室内に入ったんだが・・・。何が専門なんだかわからない・・・、ある意味何でも作っているといっていい。でも共通するところでは高分子系の方面が強いようだが、それのありとあらゆる方面へと食指と興味と、実際生産まで手をのばしているんだよね。

 そんな話を聞きながら、ヘエ・・・と感心していると・・・。

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 こんなエスプレッソが出てきた。今までいった工場、次から次へとこの手のお茶は出てきたんだが、ここのは頭一つ抜きんでていた。コーヒーの全く愛情の一瞥もくれない、この店主が、思わずうまい!と出た。

 なんとこの会社、コーヒーにまで手を伸ばしているというのだ。隣の部屋をのぞくとそれらしきマシンがあり、コーヒー豆や、コーヒーにまつわる食器まで作っているという・・・。

 そんでもって、会社の敷地内にある工場見学をしたんだが・・・、それまでの工場とは全く趣が違う。デカイ工場が、細かく仕切られていて、その仕切られている中で、それぞれが独自のものを作っているというイメージね。

 小さい単位で、ものがそれぞれ作られているという感じ。

 それまでの工場は、専門性の高いところは、裁断専門、型抜き専門、縫製専門と部門が分かれていて、その中でも仕事が細区分され、それぞれがそれぞれの担当箇所を担うという形式が圧倒的だった。それはそうだよね、効率重視でやるなら、徹底した分業で、各分野の熟練を作れば、生産の精度も効率も上がる・・・、なるほどなんだが・・・。

 その手の効率重視の工場見学、確かに外部の人間としては面白いんだが、一方そこで働いている人からすると、退屈しないのかな?と思ってしまう。

 まあ、今の店主なら、あんな単純作業の繰り返しなんて、半ドン持たないね。1時間おきにローテーションしてもらわないと、身が持たないわ・・・。

 心なしか蒸し暑さと単純作業の連続で目が死んでいそうな方もいたしねえ・・・。

 それに比べると、この工場の小分け方式というのかな?効率はさておいて、これだけの種類のある仕事なら、一巡するのに大分時間がかかるだろうなあ・・・と思ったりもした。

 開発部門なんかもあって、今後のサドルのスポンジの固さを決めるために、何種類もの配合の高分子発泡体を作っていた。

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 一見して食べ物のようだが、反応した手の発泡体。まだ熱い、指で押すと一部が手にくっついてくる。反応時に一気にカップからあふれてくるんで、見ていて面白い。

 どうも柔らかいなあ・・・と、また配合を変えて・・・、

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 こんなものを作ってみたり・・・。

 それから、いくつかの配合を鯛焼きのようなサドル型に流し込んで派、サンプル作りをしている、仕事してんだか、遊んでいるんだかわからないくらい、和気藹々とやっている。仕事はそうでないとねえ・・・。

 この効率の一見悪さが、なんとも人間的な労働環境のような気もしてくる。実験あり、未知あり、工夫あり、失敗あり、そしてまた工夫あり・・・だから面白い・・・。

 店主らの仕事が仕事として成り立っているその裏には、単純労働の繰り返し、目の死んだしまうような労働環境でがんばってくれている人がいる、それらの上澄みをかすめ取るような仕事をしながら、エンドユーザーの反応を感じられるのは、相当恵まれた環境なのかも知れない・・・と思ったりもした。
 
 多くの人が、そうした自分が立ち会った仕事の証を確認できるような、そういう労働形態っていたいなんだろう?と考え込んでしまう。

 このEBonさんの工場には、そんなことを考えられるヒントのようなものがあるように感じられた。

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 最後に記念写真、ここの流儀らしい。総じて台湾の皆さんは優しい人が多い、ように感じられるが、この会社はその上に、喜びのようなもの、もっと砕けていうとキャピキャピしている感じがしたくらいだな。

 ものを作る拠点があるというのが、国として・・・とまで大上段に構えなくとも、生きる場として不可欠な条件だろうと思う。ただし、それが一部に、地獄のような単純労働を強いるというのはまた本義ではない。

 仕事には創造性がないと、どうしても生き生きしないものだ、それらを両立しながら、どうしたらそうした生きる場を確立していくことができるか?それも中米という今後の二大大国の間で、欠くべからざる存在としてあり続けるためには、重要なんじゃないか?等と、すぐに問題をデカくしすぎるのは悪い癖か?

 個人レベルであれ、国レベルであれ、今後どう生きていきたいか?という問いには、こうした内容が必ず絡んでくるだろう・・・というところで止めておこう。

 台湾には、今後日本が小国へと縮んでいくに当たって考えるべきヒントが、各所にあるように思われる。成り上がりの工業先進国から、次第にどういう国へとシフトしていくべきか?台湾から学ぶべきことは、非常に多いだろう。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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