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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

クロスロード?から再出発・・・



 スコットのXSかな?小さいが正真正銘のロードなんでありますよ。

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 小柄な方用の650Cは、この国ではもっとあっていいタイプの自転車かと思いますが、長いものに巻かれすぎの状態で、多勢に無勢どうも定着した感がない。ちょっとはできて、撤退・・・、またちょっとできては・・・と、しっかりと腹を据えた展開をしていない。

 まあ、リムやタイヤの数と種類の差が700とは比べものにならないというのが理由だと思うんだが、特化したショップがあってもいいんじゃない?当店がなろうかしら?

 160前後からだったらメリットいっぱいあるんだがね。なんといっても、700Cにしがみつくようなポーズにならない、ちゃんと御して乗っている姿になるというのがかっこいい。

 男女問わず、アジア系には大変向いたフレームだと思うよ。

 後は、ホイールが小さい分、男クランクが取り付けられる・・・、これもかっこいい。

 ホイールが小さい分、踏み出しが軽い、都市のような信号で止められては再スタートを繰り返すような環境では、最適ともいえる。通勤、通学最強自転車ともいえるんじゃない?

 このスコットの持ち主の方も、650cがお似合いの体格をされている。

 元々、実用車のパンク修理に凝られていたんだが、実は・・・スポーツ車を持っていて、それが実用化できるんなら、この実用車を廃止して、そちら専用でいきたいと、言い出した。

 持ってきてもらうと、結構走るやつじゃない?ただしちょっと走り専門過ぎるんで、ハンドル変えたい・・・と。

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 手元変速付きの申し分のない状態なのに、これを例えばフラットハンドルとかに?・・・、ええ、できれば・・・と。

 体格を見るに、元アスリート、ソフトボールの選手だったそうだ。なので、体は動かしたい。往復30キロ以上の通勤だって、実はできるならしたい。

 なら、このスコットを基体に、走らせましょう!ということになった・・・。

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 アルミのメガチューブに、カーボンフォークだね。結構やる気満々の車体なんだが、どうもこの車体に押されていたみたいだ。

 もう少しその押しを押さえようということで・・・、

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 まあ、今回は特別フラットハンドルにしてやんべー・・・、頼まれればよほどでない限りやりますが・・・。

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 フラット用シフターに、実用車にしては割と使えるブレーキレバーを取り付けた。

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 これで難なくキャリパーも引けます。

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 フロントも二枚三枚兼用のフラット用シフター。これでフラットバーロード・・・、クロスロード?として再生することになる。

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 フラットにしても、こいつで踏むと実によく前に出るね。こんなクロスバイクはない、それも当然だ、フラットハンドルにしただけで、ロードのジオメトリーなんだから。

 ホイールもソコソコ堅いし、よく進むは。

 ということは、入門ロード・・・というのは、なにもドロップハンドルでなくてもいいのかも・・・と思ったりもする。まずはこのロード特有の他には出せない、走行感というものを、快走感というものを体感してもらうのが、一番かもしれない。

 よくある消費行動として、スポーツ自転車に乗りたいなあ・・・と思いつつも、最初からモロレーサーというのは気が引ける、という展開は大いにありだと思う。

 そこで多くは、クロスバイクを購入してしまうんだが・・・その中の何十パーセントかは、ロードに向かう。徐々に自分の走りのイメージが、クロスバイクではなかった・・・と知るからでありましょう。

 例えば、後ろからすごい早さでレーサーに抜かれる・・・、カチンときて、同じスポーツバイクとして負けちゃらんねえ・・・とばかり踏むんだが、ものが違うだけに、どんどん引き離される・・・。

 何でか?といろいろ調べてみると、同じスポーツバイクと思っていたのが、実は馬とロバの差があったと知ることになる・・・。

 俺ロバだったの・・・?

 早い人で三ヶ月、そんなことに気づくともう、馬に気が行って仕方がない。中にはクロスのドロップ化(疑似馬化)を求めて、当店に来る人もいるが・・・。

 後で考えるとクロスバイクを買ったのは銭の無駄だった・・・と。

 こういう方を作らないためには、クロスロード、つまり馬なんだが、ロバ風に仕立てた自転車に乗せておいて、やっぱりロバじゃなあ・・・ときた時に、本当はこいつ馬だったのよ、と驚かせるという逆を張るのもいいかもしれませんな。

 ロバのままでよければ、そのまま乗っていればいい。

 馬にしたければ、ドロップ化してやれば立派な馬になる、元々馬だったんだから。

 まずは馬をロバにして、とにかくまたがる回数を増やしてやることでしょうな。その内、アスリートとしての足が目覚めてくるとき、ドロップに戻します?って提案してやればよし。実に奥行きのある計画だなあ・・・。

 なるほどね、ロバに擬した馬か・・・。我ながらいい販売戦略を思いついたもんだ・・・。

 来月くらいから、フラットロードが当店に並んでいたりしてね・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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