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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

遊びは境地 遊ばれるのも遊ばされるのも全く異となす

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 突然の話が盛り上がり、一泊であったが、伊豆のこちらにお邪魔した。

 内容からするとおすすめのの場所でありますね。実に緩くゆったり時間の流れるところでありました。

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上流にわさび田があるので、川の水がきれいなんでありましょう。農薬とかも使っていないんじゃないか?この時期にこのキャンプ場に蛍が発見されている、店主は見なかったが。

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 こんな人並みのことをやってきたんであります。

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 テントも車も借りましてね・・・。

 一泊でしたが、こんなレジャーなど、久々というか、ほぼ初めてに近い感覚なんであります。

 筒井康隆の初期の名作だと思うんだが、「幸福の限界」という作品があるんだが、こいつの影響はよほど強かったらしい。高度成長期のある男を中心に書かれた作品なんだが、思い当たるところ多々ありで、苦笑を通り越す。

 ある典型的なレジャーの話がある。民族大移動というような時期の車の渋滞に次ぐ渋滞。子供達は、全く動く気配のない車の間で、鬼ごっこをする始末。

 何時間も車に閉じ込められながら、たえる。このレジャーのための忍耐感とはいったい何なのか?いや、言い換えれば、レジャーなる気分を消費するためだけのこのどうに、なんとまあ忍耐強いことなんだろうか?と言い換えてもよかろう。

 実際に、遊んでいるのではない、遊ばされている、遊ばれているに過ぎないのに・・・。

 そして、人だらけの湯気の立ちそうな海岸からへと、入っていく人の群れ、みんな額に汗をし、薄笑い浮かべながら、沖への行進をやめようとはしない、その内自分がすでに溺死した死体を踏んづけて沖へ向かっていることに気づきながら、あたかもフレミングが集団自殺に向かうがごとく、薄笑いを浮かべて、沖へと人の漏れが進んでいく、というところで終わる・・・。

 さて、海に行こう。会社の保養施設が伊豆にある、みんな用意して、車に乗り込む。子供の一人が走って一時間以内に、車酔いで嘔吐する。

 イライラ運転のオヤジが、母親を怒鳴りつける。車の前半分で、夫婦げんかが始まる。車の後ろ半分で、兄弟のゲロのにおいをかぎながら・・・、今年の夏休みもまた始まったよ・・・と。

 でも子供だから、海に入ったいるするのは楽しいんだが・・・。

 本当に遊んでいるの?遊ばされていません?遊ばれていません?

 そういう疑念がずーっと、店主にはあって、なんとも決まった休み期間に、他と歩を同じくして、休んだり、どこかへ行ったいるするというのが苦手なのであった・・・。

そして、あの行楽地というか、観光地・・・。わざとらしい、映画のセッ、トのようなしつらえ、本当は名古屋か中国で作っているものをお土産という気分のために消費する。ご当地グルメとか言いつつ、なんで伊豆でサーモンなんだ?

 新潟柏崎の鮮魚センターなんだが東京からわざわざバスを仕立てて、押し寄せては鮮魚を購入しては、東京に戻るんだが・・・、その何割かはその前日、筑地からトラックに乗って運ばれてきたもので、そいつがまたバスに乗って東京に戻るに過ぎない・・・・なんて話も聞いたことがある。

 なもんで、どうせやるなら、自分たちで意味を見つけ出して、自分たちで本当に遊べるようなことでないとねえ・・・と思っていたんだが・・・。

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 そのキャンプ場から、奥に入っていくと、風車があった、正確には風力発電施設がね。これって、中部電力だろう?原発は確か一機のみ、最も原発依存率の低い会社でもあろう・・・、へえ、こうやってすでに仕掛けているのね?

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 その奥のどん付きに、三段の滝というのがある、これが面白い。

 中には、それなりの装備でダイブしている、ひともいたが・・・。

 ちょっと工夫すると、結構修行のようなこともできそうだ。

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 滝に打たれてみるのもいいかもしれないね。呼吸を整えるのが難しい、でもその代わりにいろんなことがわかるはず。

 そして、滝は風を引っ張ってくる、それも清廉な風。

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 行った人間が代わる代わる、滝壺に入ってみる・・・。
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 ここはもう少し、装備を調えると、一日遊べそうだわな。しかも、修行者ないが、清めなんたるかに接触するかもしれない。もう少しやってみる価値はありそうだ。

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伊豆なので、海にもお邪魔した。 何年ぶりで泳いだかな?

たったの一泊でずいぶん濃厚な移動ではあったが、やはり遊ばないとね。ただ、難しいのが、遊ばれているのと見分けが付きにくいことかもしれない・・・。自分たち独自の視点とアイデアと、準備が必要だ、そういう意味で、追求する価値は大いにありそうですわ。

 それが今回の遊びの収穫。もちろん、もっと自転車を絡めることも重要で・・・、仕事にしないで、いかに遊ぶか?ということも重要かもしれませんな。

 さて、今後どうなるかな?
 
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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