メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |おおまた君か・・・あれからどうだい? tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

おおまた君か・・・あれからどうだい?



 久々ですね、もう二年過ぎになりますが、あれからいかがです?ダイブトンチンカンな質問をしているのかもしれません、虚空に向かってなのか?

 レトリックがさして好きではない作家が、イワシという名の猫を飼っていた、そいつは大変手のかかるネコだったようだ。それが亡くなったとき、紀伊國屋の袋に入れて、近くの山に埋めてやったという。
 そして家に飼ってきてから、今頃イワシは何しているんだろう?とふと思ったらしい。

 死んでしまって、先ほど近くの山に埋めたネコが、今何しているのか?を問うことの虚無感というのか?また無性に問いたくなったのか?問うことの意味までは問わずに、ふと思ってしまったのか?それとも問わざるを得なかったのか?

 亡くなったものは亡くなったきりで、生きているものだけがジタバタしている・・・、ジタバタしながらもそう問わざるを得ないことの永遠の独り相撲、妙に印象に残っている描写なのであったが、ただただ、細かいレトリックが嫌いな作家なのである・・・、何度もノーベル賞を取り損なっているらしいが・・・。

 この車体を見ると、どうもその虚空へのといがわいてくる?何かどこか、元気でやっているかな?店主の全く関知できないどっかの次元で・・・と思ったりする。

DSC_2551_convert_20180805231221.jpg

 このサンスターの取り付け式電導ユニットを探してきたとき、ネコがネズミを捕ったがごとくにはしゃいでいたな。

DSC_2553_convert_20180805231239.jpg

 このいかにも跡づけ式電導のようなサンスターのユニット、当初サンスターは、一般の自転車に後付けできるようにと開発したらしい。当の開発部長らしき人と電話で話して確認したもんな。

 高齢社会で、乗っていたそれまでの自転車がいろんな意味できつくなってきたら、これを後から取り付けることで、電動アシスト車に変身することが可能となれば、まさに夢の電導ユニットと言うことになる、はずだった・・・。

DSC_2555_convert_20180805231319.jpg

 アイデア自体は大変素晴らしいが、法律というか、業界の規約か何か知らないが、とにかく阻まれて、単体売りができなくなったそうだ・・・。つぶされた形だな。

 こいつをどこからか引っ張ってくるや、これにいくつ以上のギア比を取り付けて、誤動作させましょうよ・・・、60キロくらいは机上の計算によると出ますよ・・・と。

 例えば、前60T、後ろ13Tなんかでもいいの?そう!その乗りで、しかも前に出る頑丈な鉄フレームで、剛性のあるホイールで組んだら、計算上は60キロオーバーにはなると思います!

 コツはですね、このシリーズの一番小さいホイールに付いているユニットを外して、700Cをはかせたフレームに載せることです、そのホイールのでかさのギャップで、誤動作を誘発する、ギャップはでかければでかいほど誤動作もでかくなる、60キロも夢じゃない、ということだった。

 そんなことができたら、バンクに持って行って、牽引の練習とかにも使える?使えるかもしれませんね!!!

 まあ、大人のバカ遊びだった、計画で終わってしまったが、あの話は面白かった・・・。

 もし可能だったら、日本全国のトラッククラブをリストアップして、そこに一台ずつ営業かける・・・なんてこと夢想したもんなあ・・・。

DSC_0530_convert_20180805231003.jpg

 それから比べれば、今回の依頼なんておとなしいもんだ。

 どうもこのギア比では、家の周りの山岳コースには絶えられない・・・、もう少し全体を軽くはできないか?というね。

DSC_0533_convert_20180805231127.jpg

 シマノは、この辺のギアも単体で何種類か用意してくれている。そうさなあ・・・、

DSC_0534_convert_20180805231150.jpg

 誰がいつ、どんな車体に取り付けるのかわからないが、23Tなんていうのがあったので、こいつを取り付けてみたよ。

DSC_2557_convert_20180805231336.jpg

 それでチェーンも長くしてね。

DSC_2550_convert_20180805231206.jpg

 そんなことしたら、大変なことになった。一番軽くした状態で踏み出そうとしても、小径車で劇軽ギアだと、底が抜けて様で、バランスが取りづらく、何度も足をついて、発進できない・・・。

 一番重いギアにして、ようやく前に出てくれる感じ。ちょっとした丘陵だったら、こいつら使えるかも・・・と思えるようになったんで、依頼主には返すことにする。試乗してもらって、もしもっと軽いものをと来たら・・・、君じゃないが、今の前ギアの取り付け穴などを利用して、二回り小さい前ギアでも作るかな?

 しかし、お役人は面白くもおかしくもない、ある意味それでいいのかもしれないが・・・つぶすことは亡い・・・。たぶん大手をかばってのことなんだろう・・・な。

 こいつが来ると、思い出すよ、そして虚空に、今頃何してんだ?と、思えてならない。そしてまた店主自身は自分が何してんだろう?と思うことがあるよ、重要な指針を示してくれる、君の声が最近聞こえてこないからな・・・。

 
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/3733-53fd5f7a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター