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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

鉄フレーム これぞ乗る点滴・・・



 こいつはまた、自転車長者の常連さんのものでございます。この方は、フレームだと、変なパーツだのを見つけてきては、構想を練りつつ、用途に合わせた自転車を考えることのできる特異な才能を持っています。

 このアルミチネリのレーサーも、それなりの構想に基づいて、組まれたものかと思います。

 それがこちらに入ってきた・・・、また新たな構想なのかしら?と思って話を聞いていると・・・。

 なんと、この夏の酷暑で、熱中症にかかったというんですねえ。しかも室内で・・・。

 淡々と状況を話す中で、一歩間違えれば・・・そのアパートは事故物件になっていたかもしれない・・・という展開だったそうなんです。

 なんとか自力で救急車に連絡が付いて、救出してもらったからよかったものの・・・、ギリギリの状態だったようなんです。

 点滴して退院したはいいが・・・、臓器全体が機能低下を起こし、なにも喉に通らない状況が続く。これはまずいと思いつつも、なにも食べられない・・・。

 この窮地を救ったのが、なんと甘酒・・・ということだったそうです。確かに、甘酒は夏の季語といわれるくらい、江戸時代は真夏に甘酒が売りに来られたと言います。

 エエ?なんで?あれって温めて冬飲むものでしょ?と思いきや、その本領を発揮するのはなんと真夏であったと言うことなんです。

 甘酒、別名飲む点滴といわれるほどのものらしいです。彼の詰まった喉を通って、体に染み渡ったのが唯一甘酒だったと言うことで、それからほとんど一週間ほど、甘酒が彼の命を救ったといってもいい程の働きがあった、ということなんですね。

 鬼太郎じゃないが、甘酒は妖怪の養分という面もあるといことで、彼は熱中症から一時妖怪になって、この世に戻ってきたといってもいい、というくらい・・・ですね。

 さて、ボチボチ体も戻り、通常の固形物が食えるようになって、九万出してエアコンも新調したはいいが・・・、まだまだ体力が戻るには時間がかかりそうだ・・・と。

 見るにチネリのアルミフレーム、レーサーです。いいパーツも載せこんではいるが・・・、どうも自分の体の力からして、こいつには当分今の自分には合わないだろう・・・という思いが浮かんだらしいです。

 といって、このまま捨て置くこともできず・・・、なんとかならないか?というとき、日頃の構想力が功を奏したようですね・・・。

 そうだ、なら無理のないフレームに載せ替えちゃえ・・・。こんな発想が持てるだけで、半分は回復したようなもんだ。

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 アルテグラなんて、結構いいコンポなんか載せてんだよね。まあごちゃ混ぜ感は大ありなんだが・・・。

 こいつを何に移植するか?といえば、まあアルミをアルミに移植するわけはない・・・。まさかアルミをカーボンにもない・・・、そう一定の年齢には、思いつくのはあれだ・・・。

 鉄しかないだろう・・・。

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 この辺などは・・・、
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 このように・・・、鉄フレームに載せ替えていく・・・。このフレームの色でわかりますよね・・・。

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 そうビアンキの鉄フレームに載せ替えることを思いついたんであります。

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 クランクもこのように載せ替えたんですが・・・、チェーンリンク・・・。
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 純正アルテグラものではない一回り小さいリンクに交換・・・、この段差がなんとも非純正感で逆によい・・・。

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 手元変速のシフターなんだが、ここだけは変に凝っている・・・。

 通常の載せ替えじゃない・・・。

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 こうだ!・・・なぬ?

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 左だけがエアロブレーキだと・・・。ということはシングル?いや、先の赤リングのクランクにはその下に二枚付いていた、つまりトリプルだった・・・よね。

 ということは?・・・シフターは?

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 ダブルレバー一本が残っている・・・。これ、アームストロングモデル・・・とほぼ同じにしているということね。

 当時は山岳ステージの際には、フロントディレーラーはそう頻繁に動かさないと言うことで、STIやエルゴは重いということで、片側Wレバーは残し、左はブレーキレバーオンリーにして、軽量化を図るなんてことをやっていたんだな。

 その際カンパはセンスよく、左右のエルゴの形に合わせたエアロブレーキを作ったんだが、シマノはこのようなアンバランスな、エアロブレーキとの組み合わせにならざるを得なかった。

 それはシマノのSTIと、カンパエルゴの構造上の違いから来るもので、どうしようもなかったわけだ。

 それが時がたって、自転車の軽量化戦争はとっくに終わってしまっていた。フルで取り付けて、分銅でも置かないと競技規定の6.8キロを割ってしまうという事態にまでなって・・・この片チンバ形式は姿を消してしまっていったのであった。

 その踏襲か・・・この人、転んでもただで起きないねえ・・・やはり。

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 まあ、その他載せられるものはすべて載せて・・・。

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 流用できるものはすべて流用した。

 そして組み上がったのがこいつ。

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 何の変哲もない鉄レーサーにしか見えないだろうが・・・、アルミの殺気だったレーサーとは全く乗り心地が違う。

 とにかく、まあいつまでも乗っていたくなるような・・・、身体と相互的な乗り味なのだ・・・。

 これを称して、乗る点滴・・・といいましょうかね鉄フレームのことですが・・・。

 後は、こいつでもって、もう少し陽気が涼しくなってから、回復ライドに勤しんでもらいたい、と思いますね。

 
 しかし、熱中症は危ない、なにも炎天下で起きるとは限らない、室内で、弱いクーラーの中でも起きるということ、そして、ひとたび起ききってしまった後は・・・この世にいない可能性があるということ。

 これから年を追うごとに、超高齢社会になっていく、この流れは押しとどめることはできない。なれば、一人暮らしを中心に、警備会社、消防等がタイアップしての、総合的なセキュリティー確保のシステムが必要になっていくんでありましょう。

 ボタン一つ押すだけで、救急車が来るというような・・・ね。

 そして、自転車はというと・・・、健康維持、防病のための一つの装置として、より社会に食い込んでいく・・・、そのために高齢者用のポジションなどの開発も・・・、なんてことがもうすぐそこに来つつある。まさに自転車は乗る点滴になり得るのである!!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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