メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |清水の舞台から・・・ tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

清水の舞台から・・・



 来たなあ、と思いますね。オオ来たか!くらいに思いますね。

 こういう自転車と、こういう自転車を引いてくる方の顔つきで、大体何がやりたいかわかるようになる、なんか共通するものがありますね。
 
 一言で言うと清水の舞台から、飛び降りたような、またはもう一押しで飛び降りるような、そういう雰囲気がありますな。

 たぶん奥さんかな?女性と一緒に来られまして、その女性がちょっと前当店で施工依頼していただいて、その推しがあったようです、しっかり予算決めてやりなさいよ、アンタ・・・というくらいな感じ。

 ざっと上限決めて、優先順位の高いところから始めます。最近こういうやり方が多いですね。まず大体施工依頼を言った後、お客さんはいくらですか?と聞いてきます。

 まあ、当たり前ですね、一番気になるところであります。しかし、開けてみないとわからない、外してみないとわからない、そもそも外せるかどうかもわからない、そして何よりもやってみないとわからない・・・というのが、大体当店のお引き受けする施工内容なんで、すぐに値段などいえない・・・というのが現状なんですね。

 なので、まあ、大体このくらい・・・、そもそも予算の概算は?なんて話から段々決まってきた中で、優先順位の高いものから手をつけるというのがこの頃の傾向なんであります。

 DSC_0790_convert_20180828210924.jpg

 FUJIのフレームのようですね。クロモリなんで、一回り見て、継続使用可能と判断。駆動系などを中心にやっていこうか?ということに。

 DSC_0793_convert_20180828210942.jpg

 チェーン、ワイヤー、スプロケはまあ交換・・・との後ろのスポークがまたすごいね、ほぼ錆びている。うーん、どちらが優先順位か悩むなあ・・・。

 DSC_0796_convert_20180828210950.jpg

 ウワ・・・前輪のスポークまでがモロ錆び・・・状態だわな。となると、前後ホイールの方が先?かしら?

 DSC_0792_convert_20180828210933.jpg

 こいつは洗浄して・・・グリスなど入れたら、元に戻りそうだ。

 DSC_0896_convert_20180828211030.jpg

 まあ、こんな感じ。錆というより、油に埃というものだと、それ落としてやると、意外ときれいになるものだ。

 DSC_0893_convert_20180828211014.jpg

 やはりホイールは交換としよう。タイヤは流用、まだ暫くは使えそうだ。

 DSC_0899_convert_20180828211046.jpg

 リアも交換、前がボスフリーで今回がフリーの形式なんで、スプロケも交換、7速から8速になりました。

DSC_0898_convert_20180828211037.jpg

 スポークは錆びていたものの、他に特に支障になるような錆はない。実に不思議な状態であります、どういう保管のされ方をしてたんでしょうかね?単なるスポークが鉄だっただけ?なのかな?

 DSC_0895_convert_20180828211022.jpg

 物理的な動きをよくする洗浄や注油などをしてやったら、後はワイヤーという名の神経を張って、細かい調整をしてやる。

 DSC_0891_convert_20180828211006.jpg

 こんな所にロゴがあった。しかし、再塗装すればもう新車同然・・・の動きはしますね。

 DSC_0890_convert_20180828210958.jpg

 何度も試乗したりしますが、薄暗くなって、駆動や制動に集中して走ると、まあほとんど新車と同じ・・・、いや新車のような堅さがない分、なんともいえない乗り心地なんですね。

 それが、あの古女房だったとすると、それなりの思いを込めて乗り続けている人、ちょっと今まで邪険に扱いすぎて罪悪感を持っていた人などは、まあゴメンネーの気持ちも込めて、最高な一台なんじゃないかな?と思いますね。

 清水の舞台から飛び降りる・・・、そのこと自体は大切だが、その後どう着地してどう動くか?なんてとこまでなかなか関心は行かないものだが・・・、たぶんこの車体は飛び降りた以上の衝撃をもって、迎えられるんじゃないか?と思われますな。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/3756-49f80ee7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター