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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

クロスバイクにレーシング7を!



 実用に近いクロスバイク、こいつをもう少し本気で使おうということで、かなり堅剛なことで有名でもある、フルクラムのレーシング7をはかせようということになったが、そう簡単にはいかないことが発覚。

 クロスバイクの統一規格とまではいえないと思うが、エンドの幅が135ミリで、レーサー仕様の130幅のレーシング7では、はまりが悪いことになる。

 135ミリでのレーサーホイールってもうあるのか?未だに130ミリがレーサーホイールのメインだと思うが、この5ミリの違いがかなり面倒なことになる。

 アダプターがあるそうだ、5ミリの下駄を履かせるキャップ状のものなんだが、アルミのかぶせスペーサーのようなものね。もちろんそれをはめてクリックのシャフトを通して、エンドに挟んで、エイヤと立てればそれはもう隙間もなく、ホイールははまることにはなる。

 ただし、片方に5ミリ寄ることになるので、当然ホイールのセンターを出さないといけなくなる。レーシング7はさして大変ではない方だが、完組ホイールはいちいち癖があるものが多いので、手持ちのニップル回しだと扱えないこともある。

 ではハブ自身をいじって・・・となると、これまたくせ者だらけの完組君達だ・・・。先日のノバテックもあり、くせ者ハブは暫くはいいなあ・・・という感じ。

 先の5ミリの下駄履きも、よく考えて作ってくれたら、たぶん2.5ミリの下駄履き二個を左右から挟むようにすれば、ホイールのセンターを出すことなく、そのままほぼポン付けで入れることができるんだが・・・。もちろんそう簡単にいかないには理由があることは理解できるがね。素人相手に売るとなると、こうならざるを得ない・・・。単純には5ミリ以下ではかぶせきらないからだ・・・。

 なので、基本その発想で行くことにした。多少の工夫は必要だがね。まずは、その5ミリの下駄を2.5ミリ削ることにした。

DSC_2675_convert_20180902223612.jpg

 このように万力で固定して、当店のなんちゃってフライスで2.5ミリ削る。ちなみに旋盤があれば、こんな下駄のようなアダプターなんて、すぐできるだろうなあ・・・と思うね。

 センターに穴開けして、エンドにかかる部分を4ミリほどへそのように出し、裏からはくぼみをつける加工すれば、完成だ。そんなのを二個作れば完璧だよね・・・。

 その他アダプター系のもので作れるものはたくさんあるだろうなあ・・・、どこかに場所を作って設置したいもんだ・・・。

 DSC_2676_convert_20180902223622.jpg

 シルバーのかぶせ型5ミリ下駄を半分にして、こうして片方にかぶせる。そして逆の方には

 DSC_2678_convert_20180902223637.jpg

 ちょっと径がでかいが、ちょうど2.5ミリほどのワッシャーをかまして挟む。これで左右2.5かける2で、5ミリの幅アップができ、かつセンターも出ているので、ポン付け完了となりました。

end_convert_20180902223719.jpg

 先日ハブでは苦労しているので、今回はこれにて勘弁ですわ。

 DSC_0904_convert_20180902223601.jpg

 これにて、クロスに関しては十分すぎるほどの足が付いたということで、しばらく高速通学号とかになるのかしら?まあ、乗り手には楽しいアンバランスだよね。

 さて、改造もドンピシャの諸部品に恵まれるか否かにだいぶかかってくるものだ、たまたまあったからできたなんて例も今まだよくあったものだ。今回はたまたまですからね!と恩にきせるのではなく、本当にたまたまなことがよくあるんです。

 そのたまたまを少なくするためには、加工力が非常に大事であります。ミニよりちょいと大きめの旋盤・・・、ともう少し精度の出るフライスなんかがあると文句はないんだが・・・ねえ。

 そろそろなんか探そうかしら?
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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