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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

因縁車体野巻



 この自転車がやってきたのが、今を去る八年か九年前なんじゃないか?と思います。旧店舗の頃ですね。この自転車にそこまで手を掛けますか?という。

 きっと何かあるんでしょう。この自転車にかける何かがね。その詳細や深浅についてはわかりませんが、当店との関わりの中で、それが抜きがたい何かであることだけはわかります。

 当店が、この西東京に越してきてすぐ、メンテに来ていただきました。それからまた三年ほどが経ってます。

 、まあ、アチコチ満身創痍で、これをまた手入れして乗り続けるんですか?と通常のお客さんになら、当店ですら尋ねてしまいますが、このお客さんに対しては愚問です、もうダメだ、アルミのパイプに亀裂が入りました・・・というまで、乗り続けるんでありましょう。

 はい、直しますとも。

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 クランク周りにガタがある、よくある現象ですが、その辺を中心に、すっかりメンテと参りましょう。

 もう脇から見えるBBは、一見してダメなことがわかります。交換・・・。

 しかし、外れない、ちょっとやそっとでは外れない・・・、だいぶ苦労してなんとか外します。

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 シールドベアリングのBBで、ある意味面白くもおかしくもない、調整もくそもないやつで、ダメなら交換・・・しかない。すでにこのBB自身にガタがある。相当踏んだな・・・。

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 クランク自体にはガタはないので、BB交換すれば大方問題はなくなるはず。

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 110ミリのBBを入れ替えて、クランクをしっかり締め込む・・・。

 あとは・・・、

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 駆動周りも相当きている。スプロケ・・・、

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 伸びたチェーンによって削られて、開いてしまった。このままにしておくと、チェーンとスプロケの相互削り合いで、どうしようもなくなる。こうなった状態で、どちらか一方を交換したところで調子は一段と悪くなるわけだ。

 つまり正規のチェーンで削れたスプロケをまわそうとすると歯飛びを起こす、逆もまた真なり。

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 新しいスプロケには、新しいチェーン。

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 これで踏み込んでも、歯飛びなどは起きなくなったんだが・・・、こうやって一つ一つ、不具合を直していくと、どんどん後回しにされた、残りの不具合の発見につながってくるものだ。

 BBを中心としたガタ取りと、駆動系を安定させると今度は、ペダルのやつが、ばれたか・・・とばかり、おいらも実はたわんでました・・・と言い出す。

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 ある意味、それぞれが少しずつのたわみや緩みやガタを持っていて、それ全体が緩い走り、締まりのない走りを共演していたんだが、それぞれを整えていくと、まるで行儀のいいモグラたたきのように、その緩さが順々にばれてくる。

 じゃあ交換だよ、今までお疲れさんでした。

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 走る人なんで、ちゃんとしたペダルと取り付ける。そして走ってみる・・・。

 アチコチの緩みがしまってきて、前にズンズン進むようになる、次なるたたかれるモグラは?もうこれで出て来まい・・・と、ところが、なんと出てきちまったよ。

 今度は君か・・・、しかし、それは難しいよ・・・、なんたってアイデンティティーにかかわってっくるからなあ・・・そうおいそれと交換というわけにはいかんだろう・・・。

 その次なるモグラは、なんとフレームであった・・・。チェーンステーあたりがそれまで緩く分散されていた力を一気に受けたようで、なんか踏むとパキパキ言ってくる・・・。まあよくある話だが・・・。

 しかし、フレーム交換となると、自転車自身の同一性の問題になってくるので、まあ、そこまでは今回はいかんでしょう・・・。ということで、この問題はここまで。

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 ブレーキシューの交換して、アーチのメンテ。

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 後はワイヤー類を交換しましてね。今回はこの辺で、ということで。

 ツーことは、まだ課題あるのか?

 あります。

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 それはここ。ハンドル回り。ごらんのように、このステムだって大変異様です。こいつは確か十年以上前に、店主が珍しく関戸橋の素人市で購入したもの。1インチのマウンテンステム140ミリのものなんだが、当然こんなのは独特な使い方するためにしか存在意義はない。

 それなりに思いもあって、アチコチに装着しては遊んでいたんだが、この極端な長さを気に入って、こいつについてすでに八年は経っているんじゃないかな?

 まあ、この車体に対する、この持ち主の方の思い入れは、もうこちらが立ち入れない水準のもの。こいつにしてほしいことがあればいっていただければ、そのままやります、こちらからアドバイスできるものなどありません・・・というくらいね。

 で、課題があるとすれば、このハンドルの握りの位置をもう少し下にできないか?という依頼ね。まあ、今回ではないんだが、そういう次なるポジション感をもっておられるようだ。

 このステムはクィル系なんで、上下をひっくり返すことはできない。ステムで調整するとすれば、コンバーターを入れて、それに140ミリのアヘッドをひっくり返して装着するくらいしかないかな?

 後は・・・、ハンドルで調整する手もある。

 いわゆるライザーバーという、フラット系なんだが、真一文字ではなく、ステムにかませる中心部分が谷の状態になっている形状のものがありますね。BMXなんかがその手なんですが、そいつをひっくり返して使う。

 つまり谷だったところを山にして使うと、必然的に両サイドがその分下に下がるという寸法だ。ライザーにもいろんな深さがあるので、下げたかったら、ライズの高いものをひっくり返すと、ものによっては100ミリは確実に下がることになりますな。

 まあ悪知恵ですが、次回あたりそんな改造依頼なんかも来るかもしれませんね。

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 見た目はそんなに変わりませんが、各所が締まって、その影響がフレーム自身のぼけ具合を暴露するくらいにまでの水準になっていますぞ。これで前後ホイールを締めたら、いったいどうなるんでしょうか?

 しかし、自転車屋でありながら、あるタイプの人と自転車のとの間には入れないくらいの絆を持っている人がいます。独自の身体感のある人、ポジション感のある人、自転車道・・・とでもいうのが流儀を持っている人などですが・・・。

 もちろんそういう人にはそういう人なりに貫徹してもらいたいもんです、なぜか?

 自転車を自転車屋だけに任せておけば、十中八九、面白くなくなるからであります。碌なもんじゃないのよ、採算ベースにものを考えざるを得ない「プロ」などに任せていたら、すべてが効率の名の下で、確実につまらなくなってくる。

 だからいいんです、各分野で、効率から自由な立場でその分野を極めようとする人がいてくれて・・・、いやいてくれないといけないんです、そして、気づいた人から、そうした人のサポートに回る、決して引っ張ってはいけません、つまらなくしてしまいますから、そうでなく、時にハイハイと言うとおりにしながら、その粋を学び取ることだろうな。

 決して邪魔しない、むしろ???ながらも、何らかの光明を見つけられるようになれば、次の別の道が開かれるかもしれないね、それは未知な何かなんだが、確実にいえるのはつまらないものではない、何か?ということだろう。

 開いとかないと、そうした粋が入ってこない、膠着したいんなら、閉じてればいい、いっそ一歩も出てこない方がいいかもしれないな、さよならだ、何が保守だ、ただの腐った引きこもりの分際が・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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