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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

車いすホイール締め込み



 当然の顔して、車いすを持ち込まれ、なんかいい気になってお引き受け。

 お宅なら大丈夫だろ?って、こんな褒め言葉というか、信用してもらっているなんてね・・・。

 まあ、全体が怪しい感じなんで、やるかもなあ・・・と思ってくれたか、手書きの張り紙に「ワッパの付いたものなら、とりあえずやってみます・・・」とか書いているのを読んできたのか知らんが、燃えないわけがない・・・。

 ところが、ほとんど扱っていない分、一体その訴えが何を意味するのかがわからない。右のホイールから音するんだよ、だからよろしく!とそれだけ。エエ?油ぎれってこと?差せばいいの?

 持ってこられた本人は、当然使っておらず、そのお母さんだかが日常使っている車椅子のようだ、なので、内容も伝言ゲームにならざるを得ない・・・。

 なんか、お袋が右から音するっているから、よろしく・・・。

 さて、何のこっちゃ・・・。

 こういうときには、乗って確かめるしかない。そうか・・・今を去る7、8年前か?確か預かった車椅子の試乗をしたことがあった。

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 車の少ない夜を選んで、深夜の車椅子散歩としゃれてみた。しかし・・・、乳母車のように剛性がない・・・。腕で押すと、フレームの関節が開くようで、ショック吸収性といえばいいんだが、たわみまくりで、前に出ないなあ・・・。

 それに、かつてやったの経験を思い出した。道路は、水はけのために、緩いがかまぼこ状に作られている。ということは、道の端を通る車椅子としては、常に左に傾いた状態、ある意味バンクを走っていることになる。

 自然と車体も左に落ちていくので、特に左手に力を入れて、落ちないように回さねばならない、時に止めて方向転換しながら、乗らないと進まない。

 実に不便である。公道用の車椅子の左右のホイールはサイズを変えるというのはどうか?とかキャスター角をつけてやるのもいいんじゃないか?なんて色々思うところがある。

 上腕がこるねえ・・・。腹筋の使うわ。しかしまだなんともとりあえず感が強いね。もっと使う人の特性に合わせて、工夫すべき点は大いにあるとおもう。

 ちょいとつらかったが、1時間夜の町を徘徊した。そして右ホイールから音がするということの意味がわかった。

 つまり、ホイールが緩く、そのきしみが出ているということなのだ。

 では、テンション出せばいいだけのこと・・・なんだが。さてどうするか?まずは解体するしかないね。

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 自転車とは違って、左右から挟むタイプのホイールではない。・・・さてどうやって振れ取り台に乗せるか?だよね。

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 まあ、こうやって外せるもの外していくしかないね。

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 どんどん外していきましょう。

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 なんとシールドベアリング・・・管理は楽そうだ。そしてスポークの頭が浮いている・・・、緩い証拠だ。こいつらを真円出しながら、締め直していけばいいんだろう?

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 シールドなので、たたけばシャフトは外せますが・・・。

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 何だよ、左右の太さが違うじゃないか・・・。これじゃあ、こいつを中心に振れ取り台においても、ホイールが偏ってしまう・・・。困ったもんだ。

 十五ミリの無垢棒があればいいんだが、今はない・・・どうする?

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 周りを見ると、いいもの発見。スルーアクスル用のシャフトだ。挟む金具がちゃんとテーパーになっているので、ここを左右のシールドに挟んで固定すれば、精度でるじゃん!やった・・・。

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 こうやって、シャフトを通して、左右からテーパーをしつけた状態で、ホイールを振れ取り台に置いたところ・・・。なんと幅が広すぎて、この写真だと左側がちゃんと振れ取り台に乗れなくなっている。

 どんなに開いても、ここが限界・・・せっかくいい案が浮かんでそこまで行ったのに・・・。

 でもくじけない・・・、そうだ、この振れ取り台には29インチとかいうバカでかいホイールをタイヤをつけたままで振れ取りできる、振れ取り延長金具というのがあったんだな。

 もちろんほとんど使わないと思ったが、万が一そんなのが来た際にと思ってその金具を購入していたんだわ。

 振れ取りは左右に開いた状態、ちょうど万歳の状態で開くので、そこに延長金具をつけたら、その開きが当然助長され、もしかしたら、このスルーアクスル用のシャフトが乗っかるかもしれない・・・。

 やってみよ。

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 こうやって継ぎ足すように被せて取り付ける。これで左右、相当広がると思うんだが・・・。

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 右の上にも冠つけて、固定して、さて乗るかな・・・?

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 神は都合よくいてくれるようだ・・・、乗りました!ハイ、もうこうなったらテンションかけて、精度出していくという普通の作業となります。

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 特になにも外すことなく、センサーも作動します。

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 レーサーの振れ取りからするとかなり緩いが・・・、それまでが緩すぎたんだろうな。そういえば、人力車のホイールのテンションを手で計った見たとき結構緩いので驚いた。車屋さん疲れないのかな?それより客の乗り心地優先なのかな?

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 ニップル回しもこの通り、通常使えます。

 こうやって、テンション上げて、振れもとって、戻してやる。

 そして再度、車椅子夜の散歩に出かけてみることに。さっきの緩みから来るきしみ音は一切なくなる・・・、まあ、今回はこれにて・・・いいのかな?

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 もしかしたら、人が最後に乗る乗り物かもしれない・・・と思うと気は自ずと引き締まる。

 最後の最後まで、フィッティング、ポジショニング、症状の変化、老化の変化に対応した、その人一人一人の車椅子の展開が、実は相当の潜在需要かもしれない・・・とまで思ってきた。

 まあ、自転車とは親戚みたいなもんだ、あとはちょっと特殊パーツの仕入れができれば、また車椅子で大いに遊んでやりたい気もしてきたのだ。

 福祉に必要なのは、遊びとエロ・・・というのが店主の持論。そういう意味で、遊ぶ車椅子、エロい車椅子こそが今求められているのかもしれないね・・・。

 乗りによっては、キャンディー塗装してやろうじゃないの!ちょっとマジで取り組むか?車椅子・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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