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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

漢字 有意思 面白い その将来



 二週間の内に、日本から台湾、そして北京と移動して、考えること多し・・・。而して将来どうなるや。

 上に上げたのは漢字にまつわる、面白い本なのである。コレは台湾で見つけた。「漢字有意思」と書かれている、意味は「漢字は面白い」ということだ。

 これだけ見てもわかるでしょ?漢字圏であるゆえに、我々日本人は、「漢字には意思が有る」と読めてしまう。漢字は確かに表意文字だから、まあそうかと「納得」してしまうが、その意味はずれている。

 別の言い方で「不好意思」というと、面白くないという意味かな?と思ってしまうが、これはちょっとしたことでの「ごめんなさい」にあたる・・・。

 まあ店主レベルの中国語講座はこれくらいにして、漢字圏を歩いていると、漢字について思うことは多い・・・。

 今世界で通用している漢字はおよそ三種類、日本の当用漢字、台湾・香港の繁体字、そして大陸中国での簡体字である。日本の漢字は説明するまでもないが、台湾などで使われている繁体字というのは、我々でいう旧字体ということになる。今「国」と表す字はかつては日本でも「國」と表記していた。繁体字は今も國のままである。

 今でもワープロ内で拾えるものも多いが、古い画数の多い字というやつで有る。店主が学生の頃明治近辺の初版本などを読まねばならなかったこともあって、この手の文字は多少読めるようになった。もちろん推測付くものが多いが、わからないものは全くわからない。

 「体」が「體」というのは驚いた・・・でも、かつては「國體」で「国体」だったのだ・・・。台湾行くと、未だにこの旧字体があちこちにあって戸惑うこともあるが、一縷の懐かしさもなくはない。

 ちなみに臺彎とは何か?台湾のことである・・・。

 上の本は台湾の本なので、基本この繁体字の解説として書かれている。

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 この本なんだが、何が面白いかというと、全部が面白い。

 大きなこの一文字の解説となっているが、ビジュアル系でわかりやすい。
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 採取の採は、確かにこんなイメージだとわかりやすいね。

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 これは孕むという字だが、この解説の絵は・・・

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 想像付くと思うが、こうしてちゃんと描かれると妙に腑に落ちるものだ。

 そして、絵だけではなく、その字の歴史的変遷も書かれている。

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 左から、甲骨文字(骨などに彫られている最古の文字)、金文(青銅器に彫られている古い文字)、小篆(始皇帝が統一したと言われる篆書体)、隷書(下級官吏が用いた文字)、そして漢字の行書体、楷書体と。

 どうせなら、小篆に対する大篆や、漢字の草書体なんかも記せばよかったのに・・・惜しい!と同時に、よくここまで漢字のバリエーションを示したもんだと感心しきりなのだ。

 とそれだけでない、広がりをまた本書は持っている。

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 本書には、現在漢字がどう使われているか?という街角写真が添えられているんだが、それが台湾だけでなく、ご覧の通り東京の浅草雷門の写真・・・、

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 大陸北京の紫禁城の写真など、つまり繁体字だけでなく、大陸の簡体字の現在の様子などにも触れているという所なのだ。ちなみにこの紫禁城の看板左は漢字だが、右は多分満州族の文字ではないか?と思う。今、常用している人はいないんじゃないか?北京に行くと満州系の食堂とかにたまにこの手の文字が記されているところが散見されるが・・・。

 この本は、さすが現代版の漢字の大元である繁体字本だけあって、日本型、中国型の新型漢字すら載せる余裕があるようだ。元を押さえていれば、あとはバリエーションに過ぎない・・・という所なんだろうな。

 ところで、大陸に入ると一気に簡体字という、現代中国の略し文字の羅列に首をかしげることが多くなる。多分こんな意味かな?それ以前に、あの漢字かな?と思えるものもあれば、日本の当用漢字と同じものも多い。そして、困るのが全く推測も付かない簡体字どもである。

 ちなみに、いくつか例を挙げてみると、下の文字はなんとなくわかりそうなものなんじゃない?

  车 给 张 别人

 正解を上げてみると、左から・・・、車、給、張、別人と当用漢字だとこうなる。

  さて、以下はわかるかな?

  自卫队 农业 飞机 机场 远山

 正解は、自衛隊、農業、飛機 機場 遠山

 略しすぎだろう!または崩しすぎだろう!と思うことしばし・・・。

 である。この飛機は飛行機のこと。最初飛ぶ机って何だ?と思いましたよ。こちらの機械の機が、机という簡体字になるんで、全く推測も付かない・・・。そして機場というのは、飛行場のこと、空港では通じない・・・。

 最後は店主の名字、なんか略されるかと思うと安っぽく扱われた感じもしなくはない・・・・・・。


 とはいえ、北京の町を歩くと

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 オオ、繁体字表記もあるということは、大抵の北京人にはこれで通じるということか・・・。ちなみに、北京の張さんという通訳さんに聞いてみると、台湾の本は(つまり繁体字)大陸の人ならなんとか読みこなせるんじゃないか?ということだった。

 漢字の新旧、現代版の分裂・・・、もっと漢字を使う文化圏で共通の簡略化を協議しておけば、こんな苦労せずに済んだのに・・・、さすがばらばらの東アジア・・・と思わなくもない。

 ところが、少し歩いて小学校脇を歩くと・・・、

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 こんな掲示があった、十二支の解説なんだが、よく見ると先の台湾の書籍と同じく、漢字の変遷に触れている・・・。

 そうか、今は分裂しているように見えても、一皮めくれば、同じ字なんだ、なら一層隷書あたりを東アジアの漢字として制定すれば、一発で済むのにね・・・なんて思ったりもした。

 そして、また意外なことにも気がついた。現代の漢字にもその書体として三種類有ることは知られている。

 いわゆる正当な漢字そのものを楷書という、全く崩さず書く形式ね。一文字一文字を愚直に書くような書体だ。それに対して、文字を連ねて文章にするときなど、少し崩して書く形式を行書という。ちゃんと読めるのはここまで。

 それをもっと崩して、ほとんど書道専門の、ちゃんと勉強しないと読めない形式のものを草書というね。

 漢字の崩し方は以上なんだが、実は現代中国の簡体字はこの草書から取っているものが少なくないんじゃないか?と思われるのね。

 例えば「语学」と簡体字で書くとこうなるが、このゴンベン、草書体から持ってきている・・・訳じゃない?

 そこをもう一歩進めて考えるとだ、実はその草書体をさらに崩して作られた文字が他にあるのをご存じか?

 あまりに身近すぎてわからない方もいるかと思うが・・・、実はこの我々が使っている仮名なのであります。仮名には、その元になった漢字がある。書道で仮名を勉強するとき、すべて元あった漢字から起こしていくのが定石だと思うが、確かに元の漢字を意識して書くと、文字に骨格が入る感じはする。

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 北京の広場でちょっと体にハンデのある女性が、筆一本で生計を立てているようだった。その脇に四字熟語、これ「自強不息」と読めるが、不息の不が、「ふ」と読めるのは偶然ではない、不の草書体だからである。

 なるほど、草書から崩した仮名と、現代中国の簡体字は草書でつながる親戚のようなもんだった・・・ということか?

 ちなみに仮名の対義語は?真名である、漢字を意味する。

 つながっているようで、分断され、分断されているようで通底している・・・、誠に東アジアの関係を象徴するかのごとき漢字であるが、最後にクイズといきましょうか?

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 さて、この看板の写真、意味はこの上に上るなかれ、なんだがどこの國の看板か?臺彎か?中國か?はたまた東京か?

 まあ、ここまで中身と画数の詰まった漢字なんで、当然繁体字だ、ということは・・・台湾?!!!!

 という読者の判断は多いと思うが・・・。

 正解は、北京でありました、このどこが簡体字なんだ!モロ旧漢字じゃないか!というところも含めて、漢字有意思なのだ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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