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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

忍法 寄せ集めの術!



 この十年という短い期間に一体何回引っ越しをしたんだろうか?

 今のところに来て三年ちょっと経った、これを含めて三回ほど引っ越したことになる。もちろん引っ越すたびに、荷物は増えていった。

 この最初は二トン車一台と自転車でできたものが、二トン車二往復とリアカーとなり、それから二トン車と軽トラ数往復、最後はロングの二トン車四台プラス、軽トラ十往復くらい?とまあ、大騒ぎとなっていった。

 そのたびに、コレでも荷物をコンパクトにしようという動きが出てきて、今でも店舗の天井には、いつ使われるのでもない、実用車系のフレームやら、出所不明のホイールなどが相当数ぶら下がっている。

 しかも、不要自転車引き取りますなんて張り紙つけたら、相当数の不要自転車が集まり、一時は当店敷地が不要自転車等で埋まってしまう一歩手前までいってしまった。

 今は、外回りの敷地を狸サイクルのテーマパーク化させようという計画があり、飲食、フリマ、妖しいアジア雑貨などの賑わいを計画はしているんだが・・・、まあその辺はまだ遅々として進んではいない・・・。

 ただ、その計画のために、不要自転車のリサイクル活動をしっかりやって、ソコソコは片付いてきた・・・といってもいい状態なんだが・・・。

 店内の天井は相変わらず、意味不明、出所不明のフレーム、ホイールで飽和状態になっている。

 そうなれば、手の空いているときに、一台ずつくみ上げて、世に出すか?という計画だけは立つんだが、それが実際に実行に移されるには、やはり色々日々の業務の関係で大変なのだ。

 ただ大変大変とばかりいっていられない、できるところから一台ずつ組み付けていかねばなるまい、ということで、重い腰を上げつつある。

 今回で来たのが、クロスもどき・・・でしょうね。

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 フレームは鉄でしょうな、それなりの重量はある、ということは耐久性もあるということで。ヘッドパーツも生意気にインテグラル、鉄のヘッドチューブなら何かと安心ですね。

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 パーツ類は、基本ありもの・・・。ありものでもテーマが見つかるような組み合わせもあるが、そうでないものでもそれなりに連動するなら、それでよし、ということでやっていきましょう。

 でも、バランスといいますかね、単純なポン付けができないことも多いこいつは、また勉強にもなりますし、修行にもなります。原理的に付かないのか?加工すれば付くのか?何らかのアダプターなどで対応できるのか?その辺がすごい勉強のしどころなんでありますね。

 これがすいすいできるようになると、妖術の取得完了・・・。忍法寄せ集めの術の皆伝ということに・・・なるかな?

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 実際には、まあ付くんじゃねーの、と選定し、そレらを現物合わせて、取り付けながら考えるというやり方になりますね。

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 まあ実際の所、大抵はなんとかなる、というのが実感ですね。定番のダメな組み合わせというのは有りますが、それらは精度の高い設定を要求してくるものが多いですね、当然高額なコンポ類たちです。

 そうでない奴らは、比較的融通が利くというか、その辺緩めに作られているような感じがしますね。プロのメカニックが付いて、毎度コンマいくつの精度で、メンテしいてる車体とは全く違い、買ってから三年何にもしていない・・・ってんでもなんとか変速できて止まれちゃう・・・というものは、そう緩く作らざるを得ない。

 その緩さが、なんとか多少不具合でもシフティングで来ちゃうというところのコツなのかもしれません。もし意図的にそう作られているなら、それはそれで、重要な技術的発想だよね。

 走っている時間よりも、整備されている時間の方が長いような、高級レース車体はそれはそれはカミソリ一枚の精度を要求してくるだろうし、地平線が見えるような超僻地で使用する車はまずは頑丈、壊れにくい、なんとか走る、壊れても構造が単純で、修理が可能というのでなければ、怖くて乗れない。行った先の事故で餓死してしまいかねないからね。

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 特徴という程でもないが、この車体には、なんとジャイアントか・・・、スペシャのディープ系リムが使われている。

 だからなんだ?といわれれば終わりだが、全体の色といい、ホイールの組み合わせといい、そんなに悪くないよ。

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 まあ、どちらかというと面白くもおかしくもない車体だが、コンポの組み合わせなんかも、もちろんちゃんとやっているので、通常の意味での乗り心地はすこぶるよい。

 同じ値段の、七部組なんちゃってクロスなんかよりもずっと、練れて、すでに乗りこなされている柔軟性がこちらにはある。

 わかる人いると思うなあ、適度な店の新車のあのこなれていない固い感じ、この固いというのは前に出るといういいよりも、まだ起きたてで、本調子が出ていないという感じかな?

 まあ、こんな車体もボチボチ出していく。

 ここ何売ってんの?自転車?と尋ねられ、曰く説明しがたい状況から、コレで少しは脱却できるかな?

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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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