メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |ヘッドのガタが止まらない tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ヘッドのガタが止まらない

000 DSC_1251_convert_20171109211830

 ピスト車なんだが、どうもヘッドのガタが止まらない・・・。ヘッドワンレンチ二本でダブルナット的な締め込みをすれば、緩みとガタがなくなる。

 そんなことして、ある期間はもつんだが、それが過ぎるとガタが出る。まあ、ハンドルはステアリングでしょっちゅう回されているので、緩むことは仕方がないといえばそうなんだが、それがあまりに続くとね。

000 DSC_1235_convert_20171109211709

 ということで、ヘッドパーツをまずは徹底洗浄なんかして、また一から締め直すこと、なんかをやるとパーツの機嫌がよくなるなんてこともあるんだよね。

 000 DSC_1236_convert_20171109211717

 こうやって戻してやると・・・ね。

 ただ、こいつは結局それだけでは済まないで、ヘッドパーツのも全交換をした経緯があった。

 で、ガタは暫くは止まっていたんだが・・・。

 また出てきたという。こういう例はたまにある、そして出る人を選んでいるかのように、決まった人に出ると言っていいね。

 ヘッドパーツはまだ新しい。しかもNJSだぜ・・・。となると疑うは、フォークのコラム?

DSC_1049_convert_20181024220024.jpg

 フォークのコラムのねじ山が浅くなっていたりすると、いくらヘッドパーツの方で締めても、緩む傾向はある。

 今まで何度かフォークコラムの修正で、ヘッドのガタがなくなった例もいくつかある。なので、今回もそれに賭けようか?

 DSC_1071_convert_20181024220054.jpg

 それには柳サイクルさんの力を借りる必要がある。まずはゆるめのねじ山をいったん銀ロウで覆ってもらう。このようにね。

 そして、ここからはこちらの仕事。

 DSC_1073_convert_20181024220105.jpg

 ここに再度ねじ山を立てることになる。修正でなく、ダイスをかけることにね。銀ロウはやわらかいが、その下の鉄コラムは固い。

 下地の固い鉄溝の上に、銀ロウを盛っている。もちろん鉄ほど固くないので、ヘッドのダブルナットで、いい感じにつぶれてなじんでくれれば、これもまたしばらく、ガタは出ないのではないか?という見立てであります。

 DSC_1074_convert_20181024220118.jpg

 スレッド化の施工でもおなじみだが、まあ、このダイス回しというのは、一苦労ですわ。まず最初のとっかかりをどこにつけるか?が勝負なんだが・・・。

 DSC_1075_convert_20181024220133.jpg

 まあ、比較的きれいにできている。回すコツだが、手先で回しちゃダメということですね、体全体で、体の方を回すことでダイスも結果的に回る、という意識で・・・かな?浮いている万力があれば、再考なんだが・・・。


DSC_1061_convert_20181024220040_2018102422155101a.jpg

 これでまたしばらく様子を見てください。ヘッドにガタがでた際には、また持ってきてください。基本銀ロウは柔らかいので、ヘッドパーツを締めたり緩んだりを繰り返すと、強いネジによって、ネジ山がまた崩れかねないからね・・・。

 ということで、いったんお戻しいたします!
 
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/3815-156a16ff
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター