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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

110ミリエンドにディスクホイール?????!!!!!



 競輪系のフレームには二種類あって、スタンダードが後輪を嵌めるエンドの幅が120ミリとなっている。トラックレーサーはシングルギアなので、その幅があれば十分なのでありましょう。

 公営ギャンブルとしての競輪だけでなく、世界選手権やオリンピックのような競技としてのトラックレーサーもほとんどは、この形式に従っているんであります。

 なので、当然トラックレーサーに使用されるホイール類もほぼすべて、120エンド幅ように調整され、シャフトの厚みが10ミリという定番の中で作られ、販売されているわけだ。

 上のディスクホイールも当然その規格で作られている。

 ところが、冒頭にも断ったように、実はもう一種類のトラックレーサーというのがこの世に存在する。その特徴が、エンド幅120にたいしてなんと110ミリという狭さ。それだけでない、シャフトも10ミリでなく8ミリ・・・という特殊中の特殊規格と言ってもいいかもしれないね。

 そうなると、ホイールが、正確にはハブの規格が全く違ってしまうわけだ。ただ、これも公営ギャンブル競輪用フレームとして、レギュレーション内なので、シマノはちゃんとそれ専用のハブを作っています。

 なら、そのハブでホイールを組み付ければいいでしょ?となります、はいそうなんですが・・・。

 ただ、あまりにマイナーな規格だと思いますね、パーセンテージはわからないまでも二十ないんじゃない?というくらい?本当のところわかりませんが・・・。マイナーな規格のものにはバリエーションは生まれない・・・、世の常であります。

 そしてこのハブも36ホールという、モロローカルな競輪規格のホール数しかない・・・。今主流が32ホールなんで、リムを探すのが大変だ・・・、決まったリムしか使えなくなってしまう、という縛りが出てくるわけであります。

 今は、ほとんどその勢いを潜めましたがかつてピストブームの際、知らないでこの110エンド規格のフレームをつかまされた人を救済するために、当店はフロントシャフト8ミリ幅100ミリ、リアシャフト8ミリ110エンドのハブを作って、通販したことがありました。

 いや、ちょこっとですが、売れるときには、売れましたねえ・・・。「私地方に住みますもので、知らずに110エンドのピストフレームを手に入れてしまった愚か者です、どうかお宅の改造ハブでお助けを・・・」というようなメールも来ていましたね。

 32ホールのハブが使えるとなると、リムの選択肢がドーン!とふえるので、ご機嫌なのでありましょう。

 それくらい、一見同じように見える120エンド、110エンドのフレームをつかむことの天国と地獄の分かれ目のような、状況があったんですねえ。まあ、それも今は昔で、ピストフレームは今は安定供給で、わざわざ探さないと・・・探しても110エンドのフレームを手に入れることはなくなってきているんじゃないか?と思いますがね。

 ただ、10ミリ狭い110フレーム自体は、店主は嫌いではありませんね。多分それなりの良さはどこかにあるんじゃないか?と思います。また、スリットに挟み込む小判形状のシャフトは、それ自身がエンドスリットに挟まれて、回転しないという良さがあります。装着の時、楽ですね。

 転戦したりすると、シャフトに傷がついたりで、ナットが回りにくくなることもある、反対側から押さえないとナット場締まらなくなるようなことなんかもあるんですが、110エンドではそれはおこりません。

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 一般のホイールだって、条件が狭すぎて作りにくいのに、況んやディスクホイールの110エンドなんてもんはこの世には存在しない・・・といいきれるでしょうね。その必要性が全くないからであります。

 ヨーロッパあたりにどうしても110エンドで!という超人クラスのやつが登場して、数年間勝ちまくるというようなことが起きない限り、プロトタイプはもちろんのこと、一般パーツとして110エンドのディスクホイールなんて作られるわけがない。

 でも、ご自分の110エンドのピストフレームに、どうしてもこのディスクホイールをはかせたいと。なればできるところを見て、改造するしかない。

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 左右のシャフト周りはこのようになっています。よーく観察するしかない・・・。ただね、ディスクホイールなんでノギスでシャフト幅を計ることができないわけです・・・、その辺が微妙に不便、やりにくい。

 そうなると、実際にトラックレーサーに嵌めてみないといけない。

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 嵌めてみると、120エンド用に作られているようですね。ちょっと慎重にならざるを得ないのは、こうした持ち込みディスクが、実は相当昔のボスフリー時代のディスクホイールをつかまされていることがあり得るということなんですね。そうなると126エンドだったりする、10ミリだって縮めるのが大変だっていうのに、16ミリはそれはないだろう!ということになるんですが・・・。

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 しっかり120エンドに作られているディスクホイールであることを確認。まあロックリング用の逆ネジは切られていたんで大丈夫だとは思っていたんでありますが・・・。

 というと、左右で5ミリずつ詰めてやればいいということになりますね。単に10ミリ詰めるだけでは簡単です、特にギア側の反対進行方向左側のスペーサーはデカイので、ここから10ミリ削ればいいわけで・・・。

 でもそんなことしたら、ホイールのセンターが左に10ミリ寄ってしまう。ホイールがセンターについていないことぐらい走りにくいものもないでしょうな。

 なので、大原則として、左右から5ミリずつを抜かないとダメなんでありますね。

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 外せるところ外して、一体どこを削れるか?を徹底して観察するしかない、もちろんできないこともありますよ。

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 難しかったのは、小ギアを嵌めるための台座のある右側であります。その台座自体は削れませんので、それを止めているナット類をあらを探すように、縮めていかないといけません。

 今その部分のをフライスで削っています。

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 第一弾ですが、まだ削れます、このパーツはシールドベアリングのスペーサーでもあるので、ほんの少し1ミリ以下でも頭を残して薄くしてやる必要があります。

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 これで完成、この上に向いている、シルクハットのつばに当たる部分ですが、加工前には5ミリ有りました。それをここまで削ったということです。

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 1ミリ薄い、水道用の特殊ナットを嵌めて120エンドフレームに嵌めると、ほぼ5ミリ削れています!やった・・・。

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 110エンド化は成功したんで、今度はシャフトを8ミリ以下にします。先ほどのナットはアルミなんで比較的容易に削れましたが、鉄のシャフトなので、一気に固くなります。

 フライス・・・もう少し剛性のあるものがほしいなあ・・・。

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 こうして、シャフト自身を加工しないとエンドのスリットに入っていかないんですね、手間はかかります。

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 わかりにくいですが、これで左右5ミリずつ落としの加工終了です。後は持ち込みのフレームに合わせて、微調整すれば本当の完成です。

 この手の改造は、定番の形式がなく、もの見て観察して、持ち手のものと持ち手の工具とを組み合わせてできることもあるし、できないこともあるという手のものであります。

 なので、今お持ちのディスクを同じく110ミリにできるか否か?については、同じくものみて、観察して試行錯誤するしかない。ということなんで、事前見積もりなどもできませんし、電話だけでの問い合わせでもはっきりお答えできません・・・、というような改造となっています、ご理解お願いいたします。

 まあ、またピストブームの小さいものが巡ってくるようになったら、こうした110エンドに関する問い合わせも増えるだろうなあ・・・、なんてことを気長に待っていよう・・・、でもフライスは新調したい・・・が。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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