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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

タンナス メカからの工夫・・・



 前はタンナスといえば、しっかり円の状態でサイズに合わせたビニール袋に入って納品されてきたんですが、最近では、ウナギのようにぐるぐる巻きに巻かれて、塊のような状態で納品されるようになりました。

 六本を丸めるとちょうどバスケットボールを一回り大きくした形で届きます。

 それをほどいた状態が、これ。多分タンナス自体の素材が柔軟性を帯びてきたということかと思います。ちょっと前のものの質感からすると考えられませんものね。そういう意味で、進化している感じは伝わってきます。

 パンクをしないというアドバンテージは大変大きい、という意味でおしたいタイヤでもありますが、そのバーターとして時に起こるスポーク折れに関しては、メーカーさんはもちろんのこと、取り扱うメカなども含めて対策を取っていけたら・・・と思う次第であります。

 タンナスさんの方でも様々な実験等を通じて、新たなバージョンの素材などの開発が進んでいるようです。またヤクルト配布の方々とのやり取りを通じて、耐久重量についてのデータなどの収集分析も進めているとのことであります。

 素材の進化、分析結果の共有などが進むことで、トラブルフリーのパンクレスというほぼ完璧な条件が満たされる日もそう遠くはないか?と期待したいですね。

 と同時、向こうからの条件向上を口空いて待っているだけでは、メカとしては情けない。今の条件の中で、メカとしてできることはないか?ということも大いに探求すべきなのでありましょう。

 今回も、通勤自転車としてのパンクフリーを求めてワンペアの発注をいただきました。通常ならワンペアのホイールを持ち込みの上、タイヤ装着というのがほとんどなんでありますが、今回はホイールからの発注ということになっているので、こちらとしては、スポーク折れのしにくいであろうホイールの工夫というのか?それをも試みることができるという意味で画期的なんであります。

 といってもそれほど大したことはしていませんが、まずは試みとしてやってみたいことを実現させて見る。

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 今回の工夫・・・なんですが・・・、わかります?

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 こっちもなんですがね。実に地味です・・・、これ気づいた人マニアックすぎ・・・。

 ホイール組みを知っている方なら一言で済みます、この二つの組み方は8本取りという組み方にしています。何のこっちゃでしょ?

 通常ホイール組みのスタンダードというのは、6本取りというやり方をします。スポークって交差しているでしょう?その交差のペアをどこで取るか?という問題なんですね。

 つまり、ある1本のスポークがあります、そのスポークを含めて6本先のスポークと組むことを6本取り、それが8本先だと8本取りということになります。

 どう違うか?というと8本取りの方が6本取りよりも裾野の距離が広いため縦剛性に柔軟性が持てるようになるんじゃないか?ということであります。また通常では強度が上がるというアドバンテージをあげる人もいます。ただ、6本取りから比べるとスポークが約10ミリ近く長くなるので、重くなる・・・ということも言われます。

 競輪のホイールはレギュレーションとして8本取りだったと思います・・・、305ミリとかのスポークも決められています。

 ただ、それ以外のスタンダードなホイールはほとんどが6本取りですねえ・・・。当店で8本取りを採用するのはお客の要望、強度上げ・・・、時に6本取りの長さのスポークの在庫切れの際にやるくらいで、あまり積極的にはやりませんが・・・。

 今回は、裾野の広さによる柔軟性を確保できないか?という狙いを込めての、8本取りです。

 あと、タンナスさん側からの提案で、タンナスの硬さを逃すためにシングルウォールのリム使用をも勧められています。

 これはリムの形式なんですが・・・。リム強度を上げるために通常スポーツ系のリムは、内部にパイプ形式の構造を持っているんですね、これをダブルウォールといいますが。

 強度を上げる必要のないリムは、例えば雨水処理のトヨダケ状のものを丸く整形してリムにしているものが有るんです。これをシングルウォールといいますが、想像するだけでペコンペコンで弱そうでしょ?

 そのペコンペコンが、タンナスの硬さを逃がす・・・という発想ですね。なるほど。

 ただ、スポーツ系の自転車のリムには、シングルウォールを探すのは難しいですね。アラヤの一般車のリムになら有りますが・・・。

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 今回のリム選択はアラヤ。イメージとして、柔らかくて精度がいい・・・というのがアラヤなんでね。

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 このSA730というのは、あの銀ポリッシュのやつと同じバージョンのもの、その黒バージョンであります。かっこもいい・・・。

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 タンナスの装着ですが、これは慣れと道具かと思いますね。それでもまだ、店主にとっては難しい・・・一仕事という感じであります。取り付けるのが大変というのは、それだけ外れないということでもあるんでね・・・。

 そういえば、最近、メキシコ帰りのソフトライドがありましたが、あれが履いていたのがタンナス・・・。剥がすのが大変でしたわ・・・。それだけ装着は十分ということなんでしょうね。

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 ピンを当てはめて、それを押し込む、これも当店専用の道具があります・・・秘密兵器・・・。

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 この間隔で、一周行います。

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 あとは、力を入れる角度を考えて、ピンをリム内に押し込んで固定していく、多少溢れたタイヤの台座も、時間が経つと、リム内に収まっていきます。

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 結構ガチ系のレーサーに取り付けるので、見た目も重要・・・、ということで、今回こうなりました。

 田無を中心に当店周りを走り回るお仕事をしているようなので、その後の経過なども頻繁に拾えるようになると思います。やはりタイヤ交換だけでなく、ホイールも同時発注等のがありがたい。

 なかなか、こういう発注はないので、次回は店主の荷物車にタンナス採用を考えています。今タンナスには700Cだけでも、23、25、28、32、40と5種類有ります。この中の32ミリを使って重量も意識してのリムとホイール組みを考えていきます。

 太めのリムに6本取りで一ねじり組、総テンションをあまり上げないで組んでみたらどうなるか?

 そんなメカでもできる対策を考えて、メーカー頼りにし過ぎないでやっていけたらなあ、と思っています。

  パンクは絶対にしない、耐久性も相当ある、後はスポーク折れが起きなくなれば、ほぼ通勤自転車等には完璧となります。

 そうそう、1500キロ走破されました、早朝通勤の方より、重要なレポートが参りました。ロックタイトが効いているところは緩みもなくほぼトラブルフリーということでした。それのないところでは、自分で対応できるレベルの緩みが発生ということです。

 こちらの走行に関しては、公共交通を間接的に支えるという重要な案件でもあるので、緊張感もって、今後とも経過観察をしていかないと・・・というところです。

 なるほどねえ、スポークのテンションを下げる場合には、ロックタイトもあり・・・。
 
 パンクフリー、トラブルフリーを目指して、一つのジャンル作りのようですわ、実現できればすごいよね、ある意味夢のタイヤ、夢のホイールだわ・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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