メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |整えましょう 整いました tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

整えましょう 整いました



 まあ、よくあると言いますか、どこにでも走っている27インチの実用自転車であります。乗っておられるのが70代の女性。

 しかし、高齢社会に明るい側面があるとするなら、昔の基準でいうと20才ぐらい人は若返っていますね。この方も、全くそんな年には見えません。そして、これからも自転車に乗る気は満々。

 DSC_1205_convert_20181113090138.jpg

 そもそも、そんなに高額な自転車ではなかったのを、気も遣わずに乗っていたのがこんな感じに。よくある話ですね。でも自転車に乗るのが好き・・・という。

 こういう方って、少なくはない。車体をも含めた愛好者とは違うんだが、自転車に乗っているのが好きという市井の人は意外と多いと思うんです。

 それを愛好者に引き込む・・・というのも、改造ママチャイなんかを使ってね、当店の仕事なのかもしれないが。そこまで踏み込まなくても、もっと手前でもできることはありそうですね。

 まさに隙間の間にはまた隙間がある、隙間の微分だよね。細かい機微に敏感であることも、当店のような小さい店では重要なんじゃないか?と思うんですね。

 先日のシマノ105の160ミリクランク・・・、アレはもっと早くやれよ!と思うと同時に、あんなこと大手に本気でやられたら、小さい店はぶっ飛んでしまう・・・・と一瞬焦ったものだったが・・・。

 というのも今まで、小柄な方が小柄なクロスバイクを持ってきながらも、違和感・・・、違和感、ということがあって、見ると一律170ミリのクランクが付いているなんていうのは当たり前だった・・・。これだから大手のやることはなあ・・・だったわけで、スギノなどの短いクランク交換なんかをしていたんだが、今後はこんな所に160ミリが付いたりすれば、当店のやることはなくなってしまう・・・。

 なんて心配はいらないようだ。大手が細かい展開にでようものなら、より細かい機微に響くような細かい小回りのきく展開をしていけばよい。ある意味分業なんだな。

 大きな流れが、大手の分業囲い込みで、小さいものがどんどん吸収・消滅していくのが現状だし、今後の展開はしばらくそうだろう。しかし・・・、それに耐えて生き残った小展開は、ほぼ永遠に生き残るだろう・・・。これを称して、左官屋展開と呼ぼう。

 壁紙の発展で、多くの左官業は消滅したが、今残っているところは、伝統技術として生き残り続けるだろう・・・という適当な勘による命名なり・・・。

 さればだ、自転車そのものへの愛好も含めた愛好者だけではなく、なんか自転車乗るのが好き・・・というほんのり系の方々へのケアというのも、小さい店としては重要な隙間なんじゃないか?と思えますな。

 DSC_1229_convert_20181113090244.jpg

 錆によっては、真鍮ブラシで驚くほど落ちるものが有りますが、上の錆はその上をまた行っているもので、ありもので交換・・・となりました。

 DSC_1208_convert_20181113090206.jpg

 この辺のピラーなんかもね。

DSC_1231_convert_20181113090301.jpg

 錆びもさることながら、高さも重要です。ちょっと高齢の方には恐怖心と反射のバランスから丁寧に決めていかないといけませんね。

 DSC_1207_convert_20181113090155.jpg

 タイヤもへたっていますね。

DSC_1233_convert_20181113090315.jpg

 丸っと交換。
DSC_1210_convert_20181113090218.jpg

 ハンドル周りほどは錆びては居ませんが、動かしては、そこに注油をして・・・。

 DSC_1234_convert_20181113090330.jpg

 またこの手のシフターも緩く作られていますね。なので、シフターはもみつつ使うべし、それでもダメならワイヤー調整となりますが、これもまた考えられたシステムなんじゃないか?とね。

 レーサーのようなコンマミリの精度で作ったら、町の自転車屋はその調整に大変かもしれませんな。アレ?入らない、入りにくい・・・と思っても、シフターを捏ねることで、変速できれば乗り手はその操作を癖としておぼえるでしょう。それでよしなんであります。

 DSC_1226_convert_20181113090232.jpg

 見てちょっと驚いてくれて、乗って大いに驚いてくれるといいなあ・・・。そのくらいの違いは、乗っている人にはわかりますんでね。

 そして自然と乗る距離が増えて、ご飯がおいしくなって、体の調子もついでによくなってくれるといいですね。

 なんか自転車乗っているのが好き・・・というそういう層についても、届く仕事ができればねえ、と小さい店は考えるのであります。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/3835-2b47aaf0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター