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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

再度 乗らない自転車募集 いや大募集だ!



 この自転車が、ある親子の手にかかってだな、こんな見事な統一感のある自転車に変身した。

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 これね。記憶にある方も多いと思いますが、最も最近の軒先貸し自転車であります。その親子さんといえば・・・、

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 オウ!そうそう、そうでした!と思い出す人は多いかと思います、そんなに前でないしね。

 で、この見事なできに、もしかして手仕事関係かな?と思って尋ねてみたら、教育関係だった。

 ということは、美術の先生?それとも技術の先生?と思いきや、なんと体育の先生であられたわけだ。
 
 いやいや、あの仕事というか、手仕事の丁寧さと、完璧主義には脱帽気味だったんだが、職業癖というよりも、ご自身の性格だったようですね、まあ、そういうこともありましょう、ハイハイ。

 と納車の時に、色々とお話ししたんですねえ・・・。

 その色々の中に、この先生がふとおっしゃられた言葉があったんです。

 「こういうの・・・、作業ですね・・・、不登校の子なんかにやらせたら・・・、いいんじゃないかなー?」と。

 こういう提案には、響かないわけにはいかない。なんとこの店主前職・・・というか、かつて教員もどきをしていたんであります。そして、本当いろんな子達を見てきたわけであります。もちろん年齢層は18才以上でしたが、本当いろんな子達がいた。

 不登校・・・、たまに店主ももし子狸が不登校になったらと考えることはある。たぶん、そうなってもあまり深刻に考えないだろうとも思っている。そもそも店主も我慢して学校に行っていた口だ、高校なんて通いの少年院とさえ思っていた。ただいくつかの授業は面白かったが・・・。そりの合わない奴らだらけ、今でもつきあっているやつなど一人も居ないし、後悔もしてない。

 中学校もひどかった。発酵しつつあった自意識とのやり場のない、イライラで、今思い出しても嫌気がさすほどだ。だから、つい最近になるまで同窓会など行きたいとも思わなかった。

 だから、子狸だって、行きたくない理由さえ、しっかりした信憑性があって、それが怠け癖に基づいていないというのであれば、一緒に次の場を探してやること自体に全く抵抗はないだろう、と推測するんだなあ。

 で、不登校か・・・。

 先の先生が雑談の中でも、ふと漏らした不登校生・・・、先生にとっては常に頭の片隅にある存在なんだろうと思う、そうでもなければそんな言葉が口をつくとは思えないからね。

 具体的な顔も思い浮かんでいるのかもしれない。そういう子達に、汚れてうち捨てられていたような自転車に、手間と時間をかけて再生してやる、きれいにして、機能回復してやって、そして最後は自分がそれに乗る。

 そういう過程を経験することによって、学校に行かねばならない、という強迫観念から一時自分を解放してやり、頭と手を使って、成果の見える作業をさせることで、その子の内に、何かが芽生えるのではないか?という希望が、多分先生の中に芽生えたんじゃないか?

 まず不登校ということがそんなに悪いことなのか?人を生かし、成長させるものはなにも学校だけではないだろう、いや学校以上に時には有効なものだって有るはずだ。

 そういう他にもありうるような豊かで生きた選択肢が目の前に広がることで、硬直した閉塞状況から脱するきっかけになるんじゃないか?多分教育者の強い予感として、そういうことを感じられたんじゃないか?

 閉塞した状況から脱することで、学校もまた一つの選択肢に過ぎないんだと実感でき、なら当面通ってもいいか・・・と、登校を始めれるようになった子は、ある意味一階上の「回復」に至ったといえるのではないか?なんてね。

 この手の教育者の勘というものは、大変鋭いものと直感する、多分そうに違いない、とかつての教育者である店主も直感すること強し。

 なれば・・・だ。

 不登校から社会不適応者でも何でもいい、自転車再生が、何らかの閉塞を打破する力の一つにでもなるなら、やってやろうじゃないかと思う、どこからでも連れておいで、そして自転車の再生のなんたるか、こちらの知っていることできることを総動員して、やろうじゃないかと。

 そのためには、そのネタ元になる車体が必要になるなあ・・・。

 そうだ!!!!!
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 当店横には、こんな手書きの掲示板があった。かつてそこに「不要自転車無料引き取り」と書いて貼ってあった。あまりに来たんで、外していたが、あれを再開するか。

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 相変わらずの字体だが、力の入った字だろう?

 無料にて、乗らない自転車引き取るよ!それをもとに、何かのきっかけにしてやろうと思う、真剣に。

 なので、改めて乗らなくなった自転車募集!そして、自転車再生が、何かの光明になるんじゃないか?と直感した方、教育者、非教育者、元経営者、失業者、失業予備人、留学生、だまされた外国人技能実習生など、募集しよう。

 自転車再生を機に、自らも再生しよう、そしてこのなまくらなに店主もついでに再生してくれ!

 そういうことで色々募集だ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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