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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ガラス塗装



 磨きとキャンディーのコラボ。大森研魔の社長の渾身の磨きに対して、その質感を壊さないように、遮断するためのクリア。

 とはいえ、顕微鏡レベルで見ると、クリアにも線虫の穴のようなものが存在するのか、一本の髪の毛を丸めたような錆が浮くことは今まで何度もあってきた。
 
 これもう仕方がないという説もあるが、不思議と顔料の入っているクリアにはそれが発生しない。色と錆との何らかの因果関係があるのだろうか?とも思ってしまう。

 それとはまた別に、とある透明な防さび剤というものがある。こいつを大量に吹くと、塗装ブース全体に埃状のケバのようなものが蔓延する。吹き出た防さび剤が、綿菓子の繊維のように連なってか、空中を舞い回るといっていいような状態になる。

 それがフレームに付着する。その上からクリアをかけても、透明の凹凸をなくすので一応透明状態にはなるんだが。

 なんか、大森社長が磨きだした質感を損ねるように感じたことがあった、それ以来使っていなかったんだが・・・。
 
 ただ、あの線虫の錆はどうもよくはない。なので、こうした防さび剤の再度少量の使用などももう一度検討してみる価値はあろう、と患部に当たるところにだけ集中的にかけてみた。

 それからクリアがけ。入念な研ぎをやる。四つのコンパウンドの登場。塗装面がまた別な質感になるから面白い。

 四種類全部使わなくてもよい、段階と途中にはそれなりの肌の趣というものが有るからだ。ただ今回はピカピカにしたかった、徹底的にね。

 それが終わったのが、上の写真。今回は線虫錆びの徹底排除の実験でもあるので、再度この上からガラスコーティングを施してみようということになった。

 IMG_0273_convert_20181219004048.jpg

 これはサンプルだが、固まるとこのような透明な膜として、フレームを覆うという。もちろんもっと薄い膜なんだが。

 数年前から導入し、導入当時はかなりの需要があったが、ちょっと当たり前になりすぎて、記事に出さなくなってから、しばらくその分野が静かになっている。

 裏ではちょっとした実験などはやっているんだが・・・。

 このガラスコーティングにもピンからキリまであるようだ。色々調べてくと面白い。簡易なものから、ちょいと手の込んだ施工が必要にものまで、色々ある。

 通常、車のコーティングとして発達してきたようなので、売られる量もそれなりの量だ。ある一定量があっても、経年劣化がさしてなければ、問題はないんだが・・・。
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 まずは指定のアルコールで、徹底脱脂をする。隅々までね。

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 これが今回の主材である、施工にはセームと言われる、本来は鹿の革のようなものを使って行われる。

 別の会社のものはスポンジのようなものだったり、ガーゼのようなものだったり、色々だ。

 このセームに薬剤をしませて、といっても少量ね、相当伸びるんようなんでね。

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 手早く薄くのばすので、作業自体の時間はさして長くはない。ライトを当てて、付いていないところ、ムラの所を点検しながら、均一に、みずみずしくなるようにフレームに伸ばしていく。

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 今回はトップチューブの裏に、線虫錆びの集合体ができてしまったんで、そこを中心に再磨きと、再コーティングを集中させたわけだ。

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 ここが発生源だったところだが、元にしっかりと戻っている。この状態が続くことを祈るが・・・。

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 まさにガラスコーティングによって、艶に磨きがかかるように感じられる。多分事実艶は出ているんだと思う。

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 まあ、なんとも艶っぽくなったようだ。各種ガラスコーティング剤があるが、そろそろ絞っていかないとね。

 ということで、地味ながらガラス塗装は続けていますという宣伝もかねて・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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