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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

もう驚きません なくなるまでは



 来年モデルのこんなカタログがやってきた。昨年は、ファイブアームのクランクが全滅、シルバーベローチェの全滅、10速の全滅など、大いに嘆きたかったこちらの製品の劣化具合につきまして、泣いていましたが・・・。

 まあ、もう慣れっこと言いますか、涙もすっかり乾きましたね、もうこいつらもどうにでもなっていいんじゃない?どうせ早々に消えゆく、実質半分消えているようなもんだろうから、あとはよほどの反省に基づく展開がない限り、徐々に先細り、そして消滅なんでしょう・・・、誠に残念ながら・・・。

 店主はちょっと前までのここの実用的ファンでした。値段のつり上がったプレミアムなどには興味なく、あくまでも実用上の使い勝手と、これももう実用上と言っていんじゃないかな?と思うんだが実用上の見た目・・・。使う上で、見た目も大事でしょ?って程度だが・・・。この会社が自力で作り上げてきた、伝統的な実用上の美。それが好きだったのじゃが・・・。

 かつての自民党が今の自民党とは、全くもって非なるものに劣化してしまったように、今のカンパは、もうあの時のカンパニョーロとはもう似て非なるものに成り下がってしまった・・・といいきっていいでしょうね。残念ながら。

 かつてのなんのかんのいっても国民政党だった自民党が、今やコスプレ極右もどきの対米ケツなめ政党に成り下がってしまっている。あのプーチン?ウラジーミル君から「日本にどこまで主権があるのかわからない」とあそこまで露骨に指摘されている。どこが外交のアベだか知らんが、そこまで見透かされている国と何度直接「交渉」したところで、まともな外交などできるはずがない。

 一派閥に過ぎなかった清和会に自民党が牛耳られているように、この会社も伝統捨てしがみつき生き残り路線派(極東の新参メーカーケツなめ路線?)が台頭してカンパ自身の乗っ取ってしまったのではないか?などと邪推してしまう。

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 いち早く12速を出したそうだが、これにどれほどの反応が来るんだろうね?シマノに後ろから、泳がされている感満載だ。

 つまり2020年に、シマノはモデルチェンジを大々的に行うだろう、オリンピック記念とか言ってね。それまでの間カンパの12速、お先にどうぞ・・・、とね。マイヨジョーヌがその日のステージレース優勝をアシストに譲るようなもんだ。

 なんかもっと別の展開、できなかったのかなあ・・・・。

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 チョロッと見てみるか・・・。

 うーん、フロントディレーラーの手長を継承している。これって、シマノはやめたんだよね。店主はその方が正解だと思うな。この手長はテコを利用した発想だと思うが、手長だけに、ワイヤーの取り付け角度の調整が面倒だ。一体成形のカーボン車体だと、ワイヤー通しの穴の角度によって、どの取り付け角度をとっても、スッキリ調整できないことがあった。

 これは、果たしてフレームの設計ミスといえるのだろうか?とすら思ったね。コンポの方が様々なフレームに取り付ける、ということを前提に設計すべきであって、フレーム側に細かい角度まで要請するようになったら、お前がフレーム自前しろ!となってしまう。

 シマノがこの手長を早々に引き上げ、次に出した形式は、やはり新参であっても開発力はすげーな・・・と思う変速効率だったと思う。

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 スーレコ・・・ファイブアーム時代のカーボンクランクはショックだったよ。逆マーブルで気品があってね、NASAの技術とかいってたが、2005までスクエアテーパーで作っていたカーボンクランクは、さすが・・・と思ったが。

 このクランク、どうしても黒いポリバケツの蓋や取っ手に見えてしまう・・・・。

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 それより何より、まさにトレードマークだった、スケルトンブレーキやめちまった・・・。お前はスラムか?いやいや、これだったらデザイン的にもTRPの方が優れていると思うぞ!ティアグラとか文字入れたら、ばれないんじゃない?

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 そしてあいからわず区別のつかないレコード。送料で数グラムの違い?とかかな?

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 コーラスに至って、スケルトンブレーキが残っていた・・・。だがもう片方は、削り出しブレーキ・・・。もうここまで来ると、設計思想も読み取れなくなる・・・。

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 やった!シルバーパーツだ、さすが、これは残してくれたか・・・。

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 なのになんだよ・・・、この黒の残し方はプラッチックかな?この中途半端さは一体何だろうね・・・これだから、ウンコポテンザとか言われるんだよなあ・・・、当店だけか。

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 もう一丁、シルバーのケンタウロあり!でもこいつも・・・、フロントディレーラーは頑張っているのに・・・
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 相変わらず、プラスチッキーなんだよねえ・・・。シマノのアセラとかと変わんねーじゃん・・・。がっくり・・・。

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 しかもブレーキがスケルトン加工一歩手前でやめましたバージョン、ベローチェの悪しき伝統がしっかり残っている・・・。

 まあ、もういいとこなし・・・、全くいいとこなしのカンパさんでありました。沈みゆく船から、優秀なネズミ君達が早々に逃げ出して、新しい会社か、根本的な立て直しが必要なんじゃないか?

 それとも、もう沈んでいいよ・・・潜水艦になればいいんだから・・・。

 それとも、イタリア人として多少むかつくかもしれないが、今日本に特殊部隊を派遣して、東京拘置所からレバノン系フランス人のゴーンを救出してだな、カンパの立て直しをお願いしたら?どうだろうか・・・。

 伝統に固執しなかった、いや、そもそも伝統などなかったが故に、発想とアイデアで突き抜けたスラムがいた。そのやり方は、新参本家のシマノもうならせていると思う、あのシマノが追随するもの作ってんじゃネーか、追随せざるを得なかったその発想こそがすごかったんだよね。

 ではカンパは、並々ならぬ伝統の重みでフットワークは軽いとは言い難い、それが今日のぐらつきの大きな原因の一つになってしまったのではないか?決定打がだせない中、シマノ横目のマイナーチェンジを繰り返している内に、このような状況に・・・。

 大きな所の改革に時間がかかるのはわかる。でもまだ一縷の望みに、これぞロードコンポ!という機能と形状を伝統踏まえて統一したものでも作ってほしい、と切に願うね・・・。伝統踏まえた物作りなど、もう君にしかできないんだから・・・。

 そうでないと、マジで自転車界、面白くなくなる、マジでつまらなくなる。
 
 アレ!アレ!カンパ!
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狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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