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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

後付けハブダイナモっぽいもの



 ダイナモライト・・・、古典的なものはタイヤに直接接触させて、発電させるタイプですね。

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 コイツね、この形式も古いですね、店主の産まれるずっと前からありました。電池を使わないという利点はありながらも、走行が重くなるという最大の難点がありました。

 その重くなるのをいやがって、薄暗くなっても点灯させず、変なタイミングで警官に注意された経験、ある人は少なくないかもです。

 この形式でないものは、電池を背負っているもの。通常の着脱式のライトなんかですね。最近は光源がLEDになってきたから長持ちするようになってきましたが、豆球の頃は、冬の長距離通勤では、常に電池のスペアを携行していないといけませんでしたね。

 それと持ち去られる危険もあるんだよねえ・・・。

 電池いらずのダイナモはいいが、走行が重くなる・・・。走行が重くならずに、電池の心配のいらないものがあればいいなあ、というところで出てきたのがハブダイナモというやつですね。

 ホイールの中心に発電機があって、走行すれば自動で発電してくれ、かつさして重くはない・・・。もちろんレーサーのコロッコロのフロントハブから比べれば重いですがね。

 ハブダイナモが、電池と走りのバーターをなくしてくれた・・・のはいいが。また難点が出てきた。ハブダイナモというだけあって、コイツはフロントホイール一式の交換を要求してくるということね。

 つまりライト欲しいなあ・・・と思っても、前輪交換というかなり大がかりな施工をしなくてはならないという、難点があったのだ。

 通常、ライトさえ付けばいいのに、なんで使える前輪まで一式交換しないといけないの?という疑問はある意味当然だったわけでありました。

 そこに登場したのが、今回ご紹介する、マグボーイ君なのであります。

 今紹介した三重苦、電池必要、重い走行、大がかりな施工・・・これらを一気に解消してくれる、救世主のようなやつなんであります。つまり電池いらずで簡単な装着で軽い走行・・・というやつが実現したんですよ!これはすごいことだよね!

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 もちろん施工はいりますが、ホイール交換なんて程のものではない。

 では紹介しましょう。これはある種のメジャーですね。はかりです。

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 コイツを既存のハブにこうして被せて、ハブナット類の深さを測る。コイツは少し低すぎ・・・、メジャーの高低内に収まるように、設置します。低い場合は・・・、

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 このようにワッシャーという下駄を履かせます。その下駄の上に・・・

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 このローラーブレーキのようなマグライトの本体を置き、締め込む。

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 その際に、スポーク本体の出っ張りを引っかける。そうするとホイールの回転にあわせて、マグライトも回転し外側との磁石による発電が起こるという仕組み。

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 フロントホイールに後付で装着できる電池いらずのダイナモ、しかも回転にはほとんど影響しないほど軽い。今までの三重苦が吹っ飛んでしまった、すごいねこいつは・・・。

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 今でこそサイクルコンピューターは無線だが、ちょっと前はこうして有線だったんだ。その時に学んだ有線収納術。

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 完成!これでライトの向きを調整し、5メートル先まで下を照らす角度を探す。増し締めして本当の完成。

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 今年の野口さんの展示会で発見のこのマグボーイ。見た瞬間これだ!と思ったよ。説明によると24から27インチまで装着可能とある・・・。

 本当か?もっとできるんじゃない?例えば、あのスポーク引っかけを長くすれば・・・とかね。

 あと、スモールパーツ類の入れ替えなどで、クイック式のレーサーホイールに後付けできないかな?なんてマジで思ったりして。そうすれば、わざわざハブダイナモで一本ホイール組まなくても、余っているフロントホイールを利用すればいいんだからね。

 そんな改造なんかも裏でやっておこうかなあ・・・。

 とにかく、久々にパーツ類で驚いた一発、ちょいとコイツを当店近所で流行らせるか?
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
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