メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |張り付けの刑じゃ! tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

張り付けの刑じゃ!



 木板を万力に挟んで、何やってんの?って感じですね。

 十字架にも見えます。十字架といえば、キリスト教の象徴ですね。でもあれは、その前に刑罰のための道具だったわけであります。

 それが宗派の象徴となった。もしキリストが絞死刑にあったとしたら、教徒の方々は十字架の代わりに丸く結ばれた縄の形状のものを首からかけるのかしら?なんて、どうでもいいこと考えたり。

 これはもちろんわざわざ作ったもんなんであります。

 DSC_0959_convert_20190326011701.jpg

 木の板に、台座を作って、油圧ブレーキのキャリパーをこうやって設定します。

 DSC_0960_convert_20190326011722.jpg

 そして、その上には、金具でハンドルを固定します。

 その固定したハンドルに・・・、

DSC_0961_convert_20190326011744.jpg
 
 ブレーキレバーを取り付ける・・・、まあ見れば分かると思いますが。

 DSC_0957_convert_20190326011646.jpg
 で、十字架のように見える訳なんですが、問題はなぜこんなものが必要なのか?ということでしょうな。

 通常なら、自転車のハンドルにブレーキを取り付けて、自転車の台座にキャリパー付ければいいわけなんですが、なんでこんなものをわざわざ作って、取り付けなければならないのか?ということなんですね。

 ちなみにその足下には、

DSC_0962_convert_20190326011810.jpg

 油圧ブレーキ用のミネラルオイルを圧送する機械が置いてあります、これ大変便利なんですね・・・。

 ということは・・・?それでも謎でしょうね。

 当店の顔の一つに、なんと、テクトロのテクニカルセンター・・・という仰々しい肩書きがあるんで有ります。なので、時に全国各地から送られてくる、トラブル系ブレーキの点検、調整、交換その他の業務をこなしている・・・といっても過言ではないんですねえ。

 驚くでしょ?天下のテクトロさんのサポートセンターみたいなことやっているんですから。

 なので、こうした油圧計ブレーキが数個送られてきて、もっと引きシロ出してくれませんか?なんて要望を持ってこられます。

 プロショップならそれくらい自分でやりなさい・・・・というような主張も時には有効かもしれませんが、製品自身の故障だったり、不具合だったり、初期不良だったりする可能性もなくはないので、その辺は珍しく丁寧に対応しないといけない、ということになります。

 この油圧ブレーキも、その手の調整ブレーキ単体で送られてきたものであります。なので、調整するんですが、その際にはパーツ類が安定した状態にあるのが、何かといいんですね。例えば引きシロもう10ミリ欲しい、なんて時には、デフォルトの位置からちゃんと10ミリ引かないと、要望に応えたとはいえないわけで・・・。そうした基準を作っていくには、同一環境匂い他方が何かといいんですね。

 なので、こんなものも作ってやってみる。

 後は、オイル入れたり、空気抜いたりという時には、地面からの平行の確保とか、オイルがこぼれないような角度とかも結構微妙なものもあるんですね、その辺を一気に解決してくれるのが、この自作十字架・・・なのであります。


 テクトロ、およびTRPが売れてくれば、まあ、いろいろとなんやかやと起こる可能性もありますんで、徐々にこちらの仕事なんかも本腰しれてやっていかないとね、となります。

 在庫も置かないとなあ・・・、小売りも、下手すりゃ卸なんかもやっていく展開もあるかも・・・です。

 確かTRPに、シルバーのポッテリしたキャリパーブレーキなんかもあったりするんだよなあ・・・。そんなのを店頭に置いておくなんて言うのもいいね。

 アチコチ手を伸ばす必要もいろんな意味で出てきます。求められる内がはな、やれることはやっていきましょう、それしかないよね・・・もう。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/3973-e085caa0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター