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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

最後の一台の面倒 唯一の手間

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 近くの小学校から持ってきた十二台の一輪車でした、大半は極力面倒を見なくてもいいように出来ていましたね。パンクレスタイヤなんかを付けているのが大半でしたな。

 なので、サドルの上下の確保のグリス、ベアリングの洗浄、ドライオイルの充填、タイヤの小石取など、台数が多いので、大変でしたが、一台に対する手間は大したものではありませんでした。

 ところが一台スゲーのが混じっていましてね。

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 まあ、全体がガタガタでしたね。予算の考え方によっては、廃棄・・・もありかもしれませんね。

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 スポークも二本折れています。ちなみに十二台の中で、スポーク方式のホイールはこいつだけです。他のは、すべてプラのダイキャストなんでこうしたトラブルは起きえません。その辺なんかも今のものは考えられているんでしょうな。

 さて、どうしようか考えました。二つのベアリングもダメなんで、車輪も回転しません。直すためには、それなりのパーツも取らねばならないし、ホイールの調整なんかを考えると結構面倒でもあります。

 これもうダメなんで、廃棄した方がいいでしょう、なんてことも、言おうと思えばいえます。

 でも、直すことも可能なんです、手間を掛ければね。経済原則なんてことを考えたら、もしかしたら新車一台購入した方がいいのかもしれません、でも、依頼先が小学校でしょ?

 子供達の教育の場であります。そして、それよりも、それ以上に、先生達の教育の場でもあるんです。どのように教育された先生方が、子供達に教育を施すのでしょうか?

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 優れたものはどんな愚者からも学ぶことが出来るなんて原則があったりします、もちろん自転車屋からも・・・。

 へえー、そうなっているのか・・・なるほど、うん、面白い!こういう学ぶことの感動は、常に、先生にこそ直面しておいてもらいたい・・・なんて生意気なことなんかも考えたりします。

 なれば、経済原則など度外視しても、やる意味のあることがあるんじゃないか?

では直すとしましょう、直すことを通じて、伝えるべきこともあるのかもしれないのでね。

 まず、回らないベアリングを外しましょう。かつて、ベアリングプーラーがあったはずなんだが、見つからなかったので、購入・・・、より気合いが入るね。

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 抜けた・・・、きな粉まみれになっています・・・。

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 抜けたハブ・・・見慣れているようだが、こいつは全く違う。というのも通常のハブならシャフトは回転するんだが、こいつは全く回転しない。似て非なるものだね。

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  新調したベアリングです、ネット上の画面から、サイズなどを打ち込むと数千ある内から、いくつかが選択出来るようになっている、便利な世の中になったもんだ。

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 並べてみると劣化が一目であります。この劣化ベアリングをメンテしてやるのもまた、一興かもしれないんだがね。

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 このように打ち込むことで出来ることがある。それは・・・

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 こうして振れ取り台に取り付けることが出来るということだ、ここではじめて、スポークの修正が出来るということになる。

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 二本のスポークが折れている、テンションもバラバラですごいなあ・・・。

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 スポーク長を出して、作るしかない、小径車やってないんで・・・。

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 ねじ山作って、完成。こいつを二本嵌めて、振れ取りするんだが・・・。まあ精度よりも、まずはテンション、それから精度、適度な精度ということだな。ブレーキもないので、多少の横振れは大目。また、リム自身もいびつだね、アチコチ倒れてぶつけられて、満身創痍、なので神経質にやってはいけません。

 そういえば一輪車のレースってあるのかな?あるとしたら、厳密にやらないとね、・・・そういうのもやってみたいね、あるとしたら、だが。

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 完成したということにした、ホイール、そして嵌めた新しいベアリングに被せるように金具を取り付ける。

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 そこにフォーク状のピラー、サドルを取り付ける。タイヤも交換しておいた。

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 できたぜ!さて、手間代とパーツ代など入れるといくらなんだ?まあ経済を度返しにする活動だから、まあ、それはいいにしよう。

 こいつを持って、学校に届ける。その際に、ほぼすべての学校の備品について、子供達に管理委員会を作って、掃除も、メンテも、修理もやらせてはどうか?なんていう提案でもしてこようかな?

 もちろんその手の専門家なんかを、保護者およびその有縁から募ってね。自転車、ワッパ系は店主がやってもいい。

 理科室のビーカーの管理はバーテンのお父さんに・・・とか。音楽室の楽器は、ミュージシャンと楽器職人が。家庭科室は、料理人さんなんかに。ハウスクリーニングの保護者に、掃除一般をちょっとレベルを上げて習う・・・なんてね。

 予算に縛られて、備品等を我慢したり、処分したりするだけでなく、予算を「物」にだけでなく、「事」に使っていくような流れも作っていいんじゃないか?買うだけじゃなく、みんなで作ること、直すこと、手入れすることに転化していくこと。

 すべてが教育だ、教室にいるだけが教育じゃない、あらゆるところで「学ぶ」ということをおぼえること、そして問いの立て方を学ぶこと、これらすべてが広義の教育のはずだ。

 そういう中で、学校の枠を超えての、様々な大人たちが出来ることはまだまだ、まだまだあるはずだ。

 狸サイクル、今後は学校出没の巻なのだ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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