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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

半年かけてのほぼほぼ完成・・・かな?

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 適材を求められているところの適所に、という意味では、オークションという形式は有意味かもしれない、と思っておりますが。

 もちろん積極的活用を進めているわけではありません。一定の知識と技術によって、大抵のものが来たとして、対応出来る能力および関係を持っていること、これは前提になると思います。そうでない場合は単なる賭け・・・のようなものでしょうね。詐欺まがいのものもありますから・・・。

 そんなこんなで、こういうビンテージがやって来たのが半年以上前だったか?

 Wレバーの旧式な車体でしたね、シルクです。適正の体格は170センチ台じゃないか?と思いますが、落としたのが180半ばという方。まあそれでもいじるところいじれば、なんとかできる・・・とはいえ。

 一気に出来ない状況というのが各家庭におありのようですね。この方は何回に分けただろう?

 優先順位の高いところから、徐々に徐々に手間と銭をかけて、整えていくというやり方を取りました。

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 足回り、ブレーキ回りなどの走りに直接関わってくるところが終了したんで、ほぼ最終段階に入って参りました。今までたたんでいた上半身を伸ばす所へ持っていく。

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 ステム交換で40ミリ以上前に突き出ました。大分楽になったということです。

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 狭かったハンドルも、左右二20ミリずつ出しましょうか?

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 しかも、ドロップもリーチも大分深い、昔ながらのマースバー、大分楽になったんじゃないかな?しかしよく在庫していたもんだ・・・。

 そして、最初の最初から目を付けていたものが、実はあった・・・。この持ち主の方は、料理人であり且つ、パーカッションを操る人でもあったんですねえ。

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 特にラテンパーカッションが得意分野なんでありますが、そのジャンルにボンゴ、コンガなんてものが有るんですね、基本木枠で作られていて、革が張ってある手打ちのタイコですね。

 そのイメージがずっと合ったわけですが、そのイメージとぴったり合ってしまったものがあったんです。

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 これです、木枠の泥よけ・・・。

 まあ、言わずと知れた店主は泥よけ外し派なんでありますが、車体にとって泥よけが持つ意味を重くしたい方々がいることは重々承知しているわけであります。

 そして、自転車としての発展性を探る際、この泥よけをどんな種類、どう取り付けるか?ということが、どれほどそのバリエーションに影響を与えうるか?ということにも熟知しているつもりではあります。
 
 でもあえて外す派なんですが・・・。

 そんなわけで、あまり表には出さないまでも、泥よけにはちょいとばかり目を光らせている。自分には使わないが、取っておこう、というものが実はなくはないんですね、この木枠野郎も取っていた内の一つであるんです。

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 これを最初に見せた時の顔は忘れませんね。出会うものに会ってしまった・・・という顔、これだ、これですわ、と。打楽器系にも当然ビンテージなんて分野があるようで、それは新品と違い、使われ、やれて、やけ、傷、風合い、光沢などの味わいといえる領域のものも多数有るとか。

 そういうものをこの泥よけを見て連想したようなんですね。

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 一通り手入れを終える最後にこいつを付けたい・・・というご希望だったんですが、満を持して、ようやく取り付け完了となったわけであります。

 ブレーキも良くなり、ホイールもクリンチャーとして、取り扱いも楽になり、ポジションも出て乗るのも楽になり、そしてボンゴ系木枠の泥よけが付いたので、まあ、ちょっとこの辺で完成形?といえるような状況に大分近づいたといえると思います。

 約半年、お疲れ様でした・・・。

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 まあ、あとはこの辺のディレーラーなんか、もう少ししまった奴を使ってもいいかもしれませんが・・・、まずはよくここまで時間を掛けつつ、来たもんですよ。
 
 量販店で売られているだけが自転車じゃない、高級ビンテージだけが自転車でもない・・・・、独自のルートと時間とと手間を掛けて、独自の自転車を少しずつ練るようにして作っていく、こういうあり方もあっていいんです。

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 近くで見ると、かなり雰囲気ありすぎの嫌みなきビンテージとして、再生中という所かな?白いバーテープには、染色され、最後にはセラックというニスで締めて固めるというそうで、それが出来たらまた店に来てほしいものです・・・。

 オフザフロントがなくなってから、店主の気に入ったバーテープがなくて困っている。このニスの形式だったら、もしかして・・・という予感もありありなんで、なんとか、やってみようか?とも思いますな。

 あとはちょっとしたこと・・・、これにてほぼ完成形ということで、よく出来ました!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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