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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

何年ぶりだろう?柴田式



 このBBのワンを外して、こいつで再生自転車作って欲しいと言われましてね。

 で患部をよく見るわけですよ。これほとんど円状態で、引っかけるところがないね。通常なら小判型しているのでそこに工具を引っかけて、力尽くで開けるんだが、こいつは・・・・何だろう?角が取れてしまったのか?なんだかよく分からない。

 まあ、このままではほぼ絶対に外せないので、再生は諦めてください、というのが一番手っ取り早い。

 だが、こんなワン一個のために、他はなんともないフレームが使えないというのも、なんか情けない。さて、どうやったら外せるんだろう?

 引っかけがなければ、この穴の内部を使うしかないだろう・・・、ということは・・・、柴田式・・・しかない。

 この柴田式というので検索しても何も出てこないでしょう、当店だけのローカル工法というか、符丁の一種ですね。

 もとを話すと、昔々有るところに柴田さんというお客さんがいました。その方も方ワン付きの古いツーリング車のフレームを持ってきて、再生して欲しいということだったんだが。

 そのワンがどうしても外れない。さて困ってやったことが、功を奏して、なんと外すことが出来たということで、それを記念してその工法をそれ以後、当店では柴田式と呼ぶことになった。

 この柴田さんというお方は、マルイか何かのデザイナーさんだったかな、非常にユニークな方だった。そういえば、そのツーリング車になんと、当時は絶滅種だった650Bのタイヤを履かせたいということで、持参してきたことがあった。

 今でこそ27.5とかいって、いつの間にか主流のような顔していますが、当時はそうだった、まさか650Bこんなにまで発展するとは、当時だって思いも寄らないことだったなあ。

 では、数年ぶりの柴田式の手順を公開しようかな?というほどの工法では亡いんだが・・・。

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 まずはこの引っかけのない円状態のワンに、十字に亀裂を入れます。BBソケットにまで刃を届かさないように、慎重にやります。

 そこにだなあ・・・

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 こんなやつらの内のどれかを打ち込むんだが、極太系のタガネだな、さてどいつにするか?

 選んだそれを加工する。

DSC_2163_convert_20190519220935.jpg

 このようにサンダーにかけて、エッジを出す・・・ことだな。かなりキンキンに立てる。

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 こいつをさっきの十字の亀裂の角に合わせて、力で打ち込むんだな。タガネはもちろん焼を入れていないので素材が少し柔らかい、見た目は大仰だが意外とチョロいんだな。なので、その柔らかいぶん、素材のワンに食い込んでくれるという利点があるというわけだ。

 かなり奥まで打ち込むと、タガネとワンが一体になる、

DSC_2166_convert_20190519220959.jpg

 裏から見るとこんな感じだかな?タガネの食い込みがかなりの所まで・・・きている。


DSC_2167_convert_20190519221011.jpg

 タガネの幅のあるところをこうして万力に、鬼挟みをする、もちろん延長棒で回して親の敵のように固定する。

 そして、フレームをつかんで、外す方向に回していくということを繰り返す。

 何度かフレームを動かそうとすると、打ち込んだはずのタガネから、フレームが外れそうになる。そのたびに、再度タガネを取り出し、エッジを立ててからさらに、ハンマーでワンにまで打ち込んでは、数回を繰り返すんだが・・・・。

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 なんと外れてくれた・・・。まあ、外れなかったら、ワンをダメにして、フレームの再利用が不可になるという、最悪の結末になる所だった・・・セーフ!

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 しかし外しても、この外周、ほとんど円じゃないか?どこを引っかけろっているんだろう?


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 でも本当外れて良かった。このワンが外れなかったら、こいつを使わざるを得なくなる?でも亀裂入れたしねえ・・・やはりダメか。

 外れてからだが、責任重大だったことに気がついた。

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 次使う時はまたエッジを立ててやっていかないと、当分ないだろうなあ、それまでお休みだな。

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 この名前のフレーム?聞いたことはないが、とりあえず、すべて外せた訳なんで、思うような改造が出来ればいいなあ、と思います。どんな自転車になるんだろう?

 また追って、ご紹介すると思います。静かに期待しておいてください。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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