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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

小三自転車教室



 今日、子狸の小学校で、三年生のための自転車教室というのがあった、警視庁から指導に来ていたんだが、可能な親はボランティア参加ということでの募集もかかっていた。

 そんなわけで、小用を済ませた店主は、後半の校庭内実走の際にボランティアかたがた見に行ったのだった。

 校庭には石灰で道がかかれ、各所にこのような信号機や踏切などが設置され、そのコースに従って実走しながら、自転車のマナーを学ぶということらしい。

 まずは解説に従って、模範走行が行われる。車道側から乗らない、右足から踏む、左右後方確認、車道から歩道へ、再度確認してから車道に、そして最後に踏み切り渡って、終了。

 各所要所に、ボランティアの親が配置され、左右後方確認等の指示をしながら、こども達を順繰りに送っていく。

 IMG_0688_convert_20190620212036.jpg

 生徒全員が自分の自転車を持って参加していたわけだ。

 左右後方確認・・・と。

 まあ、全体としてお決まりの面白くもおかしくもない指導なんであります、まあ警察がやることだからある意味無難で、こんなもんだろうと容易に想像が付く内容なんでありますわ。

 ただ、もう少しなんとかならないのか?と思いますがねえ。

 左右後方確認・・・、全体見てると、そうやれといわれているから、各所のボランティアにそうしろと言われるから、ただやっている、という完全に形骸化した状態なんだよなあ・・・。

 そうした形骸化した状態から、もっとなんとかならないか?思うんであります。

 ただし、この自転車教室内にいいヒントがあったことも確かだった。

IMG_0689_convert_20190620212115.jpg

 この写真、ボランティアから指導を受けている生徒の前を警察官が横切ろうとしているんですね。この警察官は模範走行をしていたんだが、それが終わると、単体で、校庭内の「車道」を普通車として走っていたんだな。

 なので、この普通車が近づくと、必然的に生徒達は注意せざるを得ないわけだ・・・。

 これだよね・・・、これ。

 ボランティアを配置を換えるべきかと思いますな。各所への配置は最低一人でいい、あとはボランティアを自転車に乗せ、普通車として「車道」をドンドン走らせることだ、中には荒い運転、暴走車もいてもいいと思う。

 そういう、実際の交通状況に似た状態を作ることで、「ホラ、後方確認!」「左から来るぞ!」「これが車だったら大けがだ!」という中で、左右後方確認の本来持っている意味を実感させてやる、それがあっての実走教室なんじゃないか?と思うのだ。

 「ホラ、危ない!」「ちゃんと後ろ見て!」と、実走内でどれだけドキッとさせるか?気づかせるか?が、単なるお題目で終わらない、左右後方確認の持っている重要な意味であり、体験なのだ。

 まあ、大変だろうが、もっと工夫が必要だろうね。

 そしてあと一点、多くのこども達がヘルメットを着用していた。そして、警察官の指導の中でも、ヘルメットの着用は重要であるという指摘もあったんだが・・・。

 ただ店主が見るに、7割のヘルメット着用が完全不適切だったんだな。そして、その不適切な装着に対する警察側からの指摘はゼロ、これもヘルメットの努力義務が形骸化している事の証左であろうな、残念ながら。

 具体的には、あごひもが緩すぎ、額丸出し装着、後ろ止め不使用・・・などなど。警察側も知ってか知らずか、全く注意なし・・・。

 気持ちも分かるが・・・。というのは、一人一人のヘルメット装着を完璧にやることが大変手間がかかり難しいからだ。ヘルメットだって複数種類がある、それらをすべて網羅するのはやはり難しいだろうね、現実的には。

 とはいえ、注意喚起くらいしないと、ヘルメットを頭に載せているだけの子達が増えるだけだろうなあ。

 そもそも、ヘルメットのきちんとした装着は、保育園からが必要だ。保護者にその方法を徹底させることから始めないとダメだと思うんだな。

 ただし、やはりとても難しいことだろうねえ。

 自転車安全整備士とかいう資格があるらしいが、OGKカブトら、自転車ヘルメット製造、輸入・販売会社が音頭を取って、行政とタイアップして「ヘルメット安全装着指導師」なる資格でもでっち上げたらどうだろう?

 数時間の講習と、五種類以上のヘルメット装着実習で取れるようにする。以後そうした指導師のいない店での販売は許可しない、ネット販売などもってのほか・・・なんて形式にしたら、この現状のヘルメット載せてるだけ状況から克服できるんじゃないだろうか?なんて夢想するんだが・・・。

 逆にそのくらいしないとダメだろうね。

 まあ、行政のやる事なんて、この程度の形骸化の上塗り、やってます感満載なのは最初から分かってはいるが、工夫できる点が多くあるなら、その辺からまずはできる範囲で改革していくしかあるまい・・・、そして、「ぶっちゃけ」のできる民間(といっても小賢しい民間も多いが)とのタイアップもありかもしれない・・・、いやいや、まだまだ・・・だなあ。アア、歯がゆい。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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