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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

二台目にして独走?独創?

※6月23日予定だった狸祭ですが、雨の予報のため、今回は中止といたします。次回は7月28日ですので、お楽しみに!




 多少時間がかかっても、理想を形にして載っけてだな、走らせようなんて大したもんだな、多少時間がかかってもだ。

 完成に近づくにつれて、ペースは落ちてくる、それはそうだ着陸に失敗はできない、それは墜落を意味するからね、だから何周も空港上空を旋回して、確実に降りられる状態を模索する、誰でもそうだ。

 定番を作っているなら即着陸でも、独創でやっているとなると、完成に近づけば近づくほど、後回しにされてきた問題が詰まって出てくるもんだ、だからもの作りは面白い。通常の過程の仕事がいかに大切かもわかる。
 
 しかも・・・、決まったロードレーサーのフレームに既存のロードコンポを載せるというのではない。あんなものは五台もやれば、大体身につくだろう。もちろんレースの精度を出すのは大変かと思うし、非統一のコンポを時代を超えたフレームに取り付けるとかいうこととかは別な話として・・・ね。

 それがこちらは、実用車として作られている車体に、コチラが勝手にい選んだものを載せていくという暴挙に近い所存なんだな。全く予定調和などがない世界、進む先進む先に番人がいて、無理難題を課してくるような感じだよね。だから、できあがったときの感慨はひとしお、と同時に、フレームにパーツが付いて走行が可能にする、という状態の本質に直結してしまうんですね。

 直にそれを体感できるし、ぶち当たらざるを得ないわけだ・・・、こんなに修行になることは、なかなか無い・・・ともいえるかもな。

 それに輪を掛けるようにほとんどのっけから、二台目にして独創をはじめてきているから恐れ入ったもんだ。

 その箇所をご紹介。

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 ブルホーンハンドルを選択肢、ギドネットブレーキをつけているんだが・・・、シフターに注目。あれ?バーコンでネーの?

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 こうなっています・・・。よく見ると・・・Wレバーがバンド式でも無くハンドルに直付け、おまけにアウター受けが、その真後ろに付いている・・・。

 ナニー?一体どうなってんの?

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 ハンドルに直穴開けてのこの暴挙、どうやってやったか知らんが、台座のナットをハンドル内に仕込んで、ボルトで留まっている。もちろん普通にシフトが可能なのだ。

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 この魔改造からすれば、他はもう見慣れたもんだよ、でしょ?

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 クランクもどこから引っ張ってきたんだが、スギノを磨いて取り付けていますね、前二枚。

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 チェーンステー裏にリアのキャリパーを持ってきています・・・。

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 スラムのディレーラーに、8速のスプロケをい選んでいます。という事は前後ろあわせて16速、前回はシングル固定だったが、今回は本気の多段、なんなら奥多摩湖まで行って来い、という勢い。

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 ロードレーサーフレームのように最初からそのように作られていない実用車フレームだけに、ワイヤーワークは大変なんだが、なんとかやっていたよ。もちろんサポートは各所に付いたが、彼の深読みの深度はまずまずですねえ・・・。

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 そこまでコンポ系に気合いを入れたんで、サドルに手抜きなし。

 完成だ。

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 ちょうど折しも、当ブログ内の名物兄弟の兄、小林兄が遊びに来ておられました。小径に肉薄する小林兄ですが、もちろんこの車体に注目しないわけはありません。

 最初は欲しくなるからなあ・・・、乗るのはなあ・・・、と言ってましたが、店主の無理矢理サドルおろしで、暫く遊んでいただきまして、さらには値付けに対するアドバイスまでいただきました。

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 700Cのホイールを前後に履いて、パーツ各所に手抜きなし、シフトは独創長距離向きのシルバー改造号の完成です。

 ブランド名は清水(キヨミズ)にしようかな・・・。

 まさに飛び降りない限り、こんな車体はできなかったはずだ・・・。二台目にしてお見事!といっていいだろうな。

 店主のその成り行きから、清水から足滑らせて落っこちたと言ってもいい、まあ果敢に飛び込んだわけではないが、とにかく滑って落ちてそれなりの体験はさせてもらいましたな。

 この清水さんの場合は確実に飛び降りたね、まあどこに落ち着くかはいいとして、この飛び降りたという経験は決して無駄にはならない、むしろ何らかの自信につながって行くんじゃないか?と思いますがね。

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 自転車にできることってまだまだあるだろうと、思うね。

 第二、第三の清水からの落下生、静かに待っていようかな。

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6月23日予定の狸祭は雨の予報のため中止いたします!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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