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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

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単独事故車



 人からぶつけられたり、人にぶつかったりと、他を巻き込むと事故は面倒でありますな。警察呼んで事故証明とって、保険会社に連絡して手続きとって、その他、領収書、診断書、見積書、証拠写真などありとあらゆるものが行き来しますね。

 そして、もめたり、サボられたり、公的なにがしに頼ったりと、何かと時間がかかるものでもあります。いろんな局面で消耗しますね、なので事故は起こしても、もらってもダメ、近づかないことですな。

 といっても起こってしまうのが事故というもの、なかなか不条理なのであります。

 ただ、今回の事故は、自損事故のみ。レースでいう自落、自分で勝手に落ちて、他には及ばないというもの。車体の損傷は起きたりしますが、単に直せばいいだけなので、心理的には大変楽なんであります。

 他があるのと、ないのとで、こんなに違うものか?と思うほど、異なりますね。

 どうもフォークが曲がっている、自分でガードレールにぶつかっただけ、以上、ということなんですね。

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 まあ、ここまで、曲がるともう交換した方がいいでしょう。そこで、フォーク箱をあさると、こんなん出てきました。

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 色は違いますが、橙と銅の色ですから、ある意味同系の色ともいえるんじゃないか?なんてね。たまたまながら、タイヤのブラウンサイドの色とよく響き合っています、という意味でマッチしているということはいえるでしょうね。

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 ヘッドパーツの取り外しや、際打ち込みなどをいたします。小さいパーツなのに、一体何種類の工具が必要なんだ?今回で、五種類くらいの工具を使った・・・こんなパーツは他にはないね。

 これで件の施工内容はおわりなんだが・・・、

 それだけではどうも済みそうにないくらい、アチコチ整備不良なところがある、ついでにやってしまうおうか?

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 よくある、シフトとブレーキ、この辺の調整は重要で、

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 残念ながら、バンドブレーキの音なりを、完全に取り去ることは出来なかった。

 シフトの調整もこの際ちゃんとしておいた。まあ剛性のないディレーラーなこと、頻繁にメカニックが調整しないこうしたパーツ類は、大体の所を合わせればよく、しかも多少前後に振ることで、変速できてしまう。この辺の適当さが、この手の実用車には丁度良いのかもしれないが、中にはその適当さをも凌駕してしまう整備不良が起きていることもよくあることだ。

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 あとよくあるのがクランク回り。

 踏み込むと、ガタがある、そのガタがBB由来なのか?ペダル由来なのか?その両方か?ちゃんと見極めないといけませんね。

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 左クランクを外して、ロックリング外して、左ワンを締め付けながら、ガタを取っていきます。力のかかるところなんで、十分なグリスも必要ですね、時には。

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 実用車の典型形状のBBワン回す工具、これがなかなか入手が出来ず、他の代替工具でやっていた時期も長かったが、これは専用工具ね。

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 パッと見て、フォークの濃いめの茶系は特に問題にはなりそうにないね。実に自然・・・とも言えるかもしれないな。

 本命はフォーク単体、多少前輪の振れはあったが取れる範囲でのもの、あとはシフト、ブレーキ、BB調整とけっこう色々なこと手を出してしまったな。

 それらほとんどは、今回の自損事故だけが原因じゃない、前々から経年などで内包していたものがほとんどだろう。

 そういう意味で今回の整備はデトックスのようなもんだ、実際今回の事故がなければ、こんな点検しなかっただろうから、そういう意味で事故から出た真であるに違いない。

 返って、車体自体の状態は良くなった方だとおもう。転んでもただで起きませんように、よりよいものをつかんで起き上がることですね。そして、自損であろうが、他損であろうが、事故はこれで終わりにしましょう!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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