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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

フレーム持ち込み ピスト組



 ベルギーだったかな?そこのフレームなんだそうですよ。

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 日本人の平均身長からすると大分大きいので、海外のサイトから引っ張ってきたそうです、送料入れて、その値段ですか・・・というお買い物。

 今ヤフオクなどの多くは海外発送いたしません、なんてことになっていますが、今後はヤフオクにしても、メルカリにしても、海外発送サービスなんていうのが当たり前になってくるんじゃないか?と思いますな。

 とある集積場に送ると、ネットでつながっているところなら発送が可能になる、なんてことはもう夢でなくなるんじゃないか?と思いますね。中国やベトナムのサイトから通販で物を買い、気づけばウクライナの人が当店の自転車を購入してくれていた・・・なんてことだって五年以内くらいに、そのシステムなんかが完了するんじゃないか?なんて思いますが、どうでしょうかね?

 さて、フレームフォークを引っ張ってきて、コイツで自転車一台組むという依頼であります、たまにでもいいねピスト車の依頼が来るっていうのもね。

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 確かここと同じか分からないが、ベルギーのピストフレームを依頼されたことは過去にあったと思いますね、色なんかの佇まいが似ている・・・。

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 ピストといえば、ザマーミロってくらい、手組になる場合が多い。ARAYAのシルバーリム。

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 シルバーのラージフランジのハブで組むことに。そして・・・

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 もっと定着してもいいと思っている、ネジリ組。これマジで狂いにくいし、イメージほどスポーク折れはしない。今まで、店主の使っていたネジリホイールで折れたスポークは一本もないもんな。

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 もちろんリアも同じく一ねじり、そしてギアは固定、ガチの固定ギア。ビンテージ系のロードにも乗っているが、もう固定に乗ることを前提に、イメトレしているらしい。いい心がけです。

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 ワンポイントチェーンを金に。このくらいだと成金にならない、センスが光ります・・・なんてな。

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 クランクは形状のクラシカルなものを選択。無名であろうがなんであろうが、この手のクランクは重要だね。なんとか集めていかないとなあ・・・。

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 街道仕様なんで、もちろんブレーキもしっかり付けましょう。

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 定番の板ブレーキなんだが、この形状も少し工夫してもいいかと最近思い始めてきている。もう少し種類というか、それぞれのフレーム形状に合ったものを使用する・・・という配慮があってもいいかと・・・。

 決まった形状に加工してくれる機械があると楽しいなあ・・・。

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 サドルはコンコール形状のもの。どうもシートチューブを前の持ち主以前の人が加工した形跡があった、元々は26.8だったんじゃないか?という疑惑。途中が27.0で出口に近づくにつれて27.2となるという変則、逆バテットかい?と思わずいいたくなる形状だが・・・、27.2の部分がそこそこ深さがあるので、なんとかなります。

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 この肩下がりのブルホーンは、ご本人が敢えて選択したものであります。肩下がりの部分は意外と持ちにくいと進言したんですがお殿様に蹴られました。まあ慣れればなんとかなるでしょうな。

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 イヤー、コイツが全体像、なんともシートチューブが立っているねえ、名工ナガサワさんが、中野浩一の脚質を考慮して、真下に踏み込むように設計したピスト車を思い出したよ。

 なんかちゃんとしたスタイル持っていますね。予算は大切なんだが、こうしたスタイルにまで持って行くには、それはちょっとやそっとではいかないもんだ。

 ただそのスタイルに値する人には、頑張ってもらうしかないよね、変なものに載せるわけにはいかない、今は大変でもその意味や価値は絶対に分かるはずだから、イヤ十分に分かっているが・・・。現実の条件や、奥さん・・・などの説得にはそれはそれはピスト以上にエネルギーがいるんだろうね。

 まあとにかく十分に乗れる車体ができたんで、まずはこれでしっかり乗ってください!

 やっぱり自転車はフレーム状態よりも、こうして完成車にしてやる方が断然いい、骨の標本が、実際の馬になった以上の躍動感がある、店主にはそう見える。家に骨は埋まっていないか?ぶら下がっていないか?

 馬にして、走らせてやろうじゃないの。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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