メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |74の敵を77で取る tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
FC2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

74の敵を77で取る



 今、メンテしがいのあるホイールを何本か集中的に預かっているんだが、最後に残ったのがこいつ。74デュラエースで組まれた、マビックオープンプロという、面白くもないが、堅実で貴重な一本なんだな。

 こいつはグリスの入れ替えしても、金属系のゴリがなくならない。

DSC_2987_convert_20190709231943.jpg

 救いがあったのは、ハブ側の球受けに重篤な傷等がなかったこと、これだったら再生する可能性は大なんだが。後はその他のパーツ類があれば・・・の話なんだが。

 残念ながら、74デュラのスモールパーツまではさすがにないんですね、さしものシマノさんも、そこは切ってしまった。

 でもね、裏技・・・というのか、74がなければ、別パーツでなんとかならないか?という考え方もできる。類似品のパーツを流用するっていう手はないのか?

 そこで、パーツカタログを広げてみると・・・、現行品でボールベアリングものはかなりある、どころかシマノで、シールドベアリングを探す方が大変・・・というかないんだな。

 ということは、ほとんどのハブがボールベアリングで作られているというのであれば、そのどれかは類似品があってしかるべき。

 目を皿のように探すまでもなく、競輪系のもんでなんかないかな?

 DSC_2981_convert_20190709231900.jpg

 ボールベアリングのサイズが同じなら、玉押しだってそのRは一緒でしょ?と推論できる。

 DSC_2979_convert_20190709231850.jpg

 ボールベアリングもフロント用途、リア用のサイズ違いもまだ作られている・・・、仮に作られなくなっても規格品で引っ張ってこれるんじゃないかな?でも玉押しは貴重だよね。

DSC_2982_convert_20190709231909.jpg

右が元々付いていた玉押し、左が取り寄せた類似品。軸側へ多少長いが、さすがに球受けのRは同じ。後若干だが厚みがあるようだ。まあ、その辺には目をつぶって、調整してみるか。

DSC_2984_convert_20190709231923.jpg

 これが古い玉押し、中央に線というか筋が走っていますね。確認できるかな?

 DSC_2986_convert_20190709231934.jpg

 当たり前だが、新品玉押しにはそうしたものが一切ない、たったそれだけ・・・なのかもしれないね、精度のあるものというのは。かつてここの鏡面磨きというのも考えたんだが・・・。今はやっていない。

 DSC_2988_convert_20190709231953.jpg

 気前よくグリスを盛って、そこに新しいベアリングを並べる。

DSC_2993_convert_20190709232015.jpg

 静かに玉押しを回していく、すると収まるところに収まるという感じに、スッと決まる感じがある。別物を始めた合わせたはずなのに、まるで故郷に戻ったような吸い込まれよう、さすがデュラエース・・・。こういうのはブランド志向とは全く別の、実質を分かってしまう瞬間、まさにデュラエース恐れ入りました・・・という感じだね。

 DSC_2995_convert_20190709232024.jpg

 入れる前に、ちょっと77の玉押しが厚く見えたのを確認すると、案の定コンマ5ミリ長いことが判明。まあ誤差の範囲ということで大丈夫だろう。

 DSC_2991_convert_20190709232005.jpg

 ハブの玉押しの精度がいいと、振れ取りの精度が格段に上がるというのが、当たり前だが、面白い。この当たり前のことに当たり前を重なる、そうした連動が、パーツの集まりに過ぎない自転車が有機的に動くということなんだ・・・と改めて思うわけだ。

 DSC_2997_convert_20190709232040.jpg

 ほんと長い間お疲れ様でした、本体は中身を入れ替えて、またしばらく頑張るつもりです、君たちはゆっくりお休みください。・・・とは言っても、この精度なら、まだまだ下のグレードで使えると思うんだが・・・ね。

 この手のマニアックな話に、実熱心に食い込んでいただける方々が大分いるようで、書き甲斐があります。文章の反応も本当色々で、改造自転車にラブラブ!という方もいるようですし、よもやま話系に深く反応していただける方々もいるようで。

 世はインスタグラムと、文書よりも写真のほうに行くようですが、当ブログはまあ、写真には行きようにない・・・、暫くは駄文が続くことになると思いますが、なにとぞよろしく、お願いします。
 
 
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/4086-408789fc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター