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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

柳サイクル共作 画期的!革命的!自転車!



 実はこれ、画期的自転車なんですね。こういう画期的なものほど、静かに現れ、どこかにちょっと根を下ろし、そこでしばらく棲息しては、一時は消えてしまっても、それが何十年経ってポッと現れたり・・・、火が付くまで大分時間がかかったり、火が付いてもそれに気づかれず沈潜しては、気づいた時には手が付けられなくなっていたり・・・と、色々出現の形式はあるかと思いますが。

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 まあ、そんな画期的な企画を持っていっても、並の自転車屋やビルダーだったら断られるだろうなあと思いますが、そこは客の話を聞く柳サイクル、そして、企画を持っていったのが、知己のやつ・・・だったんだな・・・。

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 学生の時から出入りしていた、自転車小僧。もう最初から、なんじゃそりゃ?というような自分の自転車を乗っていた。自分の自転車ね。

 そんなこんななので、その自分の自転車で、オーストラリアの縦と横を行ってきた。あくまでも自転車は自分基準で乗る男。そいつが社会人となって、文系の割に技術屋に食い込んで、かなり一端の社会人に化けていた。

 そんな二人がコラボで作ったのが先の自転車。こいつのどこが画期的なのか?というと、まずは二つの側面があるんだな。一つは構造自体、フレーム自体が画期的、画期的すぎ。

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 このホイール、今回は24インチのホイールを履いています。今回は・・・・。

 ってことは、今回じゃない場合は?って当然疑問出ますよね、ハイ、そうです、今回は24インチですが・・・、次回は26インチもはける、イエイエ、それで気じゃあありません、27.5のホイールもはけるんです・・・・、まだ驚きません?

 最大は設計上、700Cの35ミリのタイヤまではける、という設計なんですね。もう一度繰り返しますと、24インチから700Cの35ミリのタイヤまで、一台のフレームではけるということなんです。

 24インチから700Cまでですよ!しかも一つのフレームで!!!!

 もちろんインチアップすれば、車体というか、自転車自体が全く別物に変わります、そりゃそうでしょう!
 
 でもそんなホイールのサイズを乗り越えて一台のフレームで対応できる自転車なんて、今までありましたか?

 もちろん人類総出の活動の中にはそうした発想や、試作はあったかもしれませんが、それが今現実のものとして、現物として、ここにあって、それを複数のホイールを試して、実際に乗りこなしている若者もいるなんてこと・・・、他にありますか?ね?

 それが実現しているんですねえ。

 それがこの車体の画期的な意味のその一なんであります。そしてもう一つ、メカとしての画期的なところ。

 これは使用者の石井君の得意なセンス、自転車を知り尽くした自分、と自分を知り尽くした走りの実現と言うところから、成立したメカということがいえます。

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 リア二枚なんだが、コレにはシフターがない。でもリアディレーラーが付いている。ではどうしてシフトをするのか?というと。

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 ワイヤーを最短に、アジャスターとの間で結線しているんですね。なので、必要な時にアジャスターを回すことによって、シフトするという形式を取っています。

 そして・・・、

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 フロントには、考え抜かれたギア比の二枚が装着されています。そいつを

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 ここは、単純なシフターを使ってシフトをするようであります。行くコースによって、事前に、ホイールのインチ、リアのギア比を決めて、それで臨む。経験が物をいって、それでほとんど不自由なくこなせる感覚が出来れば、こうした自転車が一番壊れにくく、メンテも楽で、しかも安価で、身の丈に合っている・・・ということがいえる。

 メーカーから年度ごとに決められるコンポなどくそ食らえ、自分を知り、歩むコースを知れば、コンポというか、メカは思い通りに変えるべし、その発想と最低の技術は持っている・・・という自負と、実際が体現されているのがこの自転車、ということがいえると思います。

 フレームとして、複数のホイールがはける、これだけでも画期的ながら、そこに自分の実力と目的を合わせた独自の画期的なメカを載せての、二重の画期的な自転車がここに成立している、ということなんですね。

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 まあ、そんなことの体現も、柳サイクルならではなのかもしれませんな。

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 再度、石井君登場。今回は社会人ながら、長期の休暇を取って、アイスランドに走りに行くという。北海道よりも北に位置する島、なんでそこを選んだのか知らんが、こちらとは大分違う気候の中を走り抜く展開になるだろう、土産話が楽しみだ・・・。

 八月の末に帰国かな?気をつけて、独自の走りを刻んで欲しい。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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