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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

あの男がやって来た



 高校生の時散々乗っていた、この車体。先日ちょっとした落車でもって、その時乗っていたフレームを一端諦め、古いこいつを引っ張り出して、組み付けて乗ってみたものの、どうもトップが長く、何度乗ってもハンドルが遠い、慣れを誘発しても結局慣れずに、フレーム交換・・・という決断に。

 高校生の時からするとすでに四年くらい経っている、体変わったかな?

 と、店主と言えば、大分レベルは違うが最近その辺のことが身に染みている。最近・・・、ヘエ・・・という短いステムに取り替えたのだ。と、その前にある自転車に試乗した際、なんとも乗り心地がいい。計測してみて、その数値を当てはめてみたら、まあ、乗りやすいわけだ。

 大分体も変わったもんだ・・・と自分では納得したんだが・・・。

 ただ、あの古潤といえば、現役中の現役・・・、しかもまだ二十台の前半中の前半、それでもそういうことがあるんだね。

 ちょっくらだが奴さんの好みは分かっている。小さめのフレームに、長めのステム・・・、大分店主とかぶるわけだ。だから、深いところでの彼の悩みは分からないまでも、なにを求めているのかはちょいと察しが付く。

 しかし突然にも見えるこの、トップ長に関する見識、一体何か原因でもあるのだろうか?

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 落車でひとたびやめたこのフレームだが、彼のイメージでは、コイツなら大丈夫そうだという。フレームの計測というのはスローピングやカーボン特有の特殊形状などで割り出しにくい面は確かにある。だから単純に長さだけで比較することはできないが・・・。

 このスペシャとウィリエールを比べるトステムをいれて、五ミリほどスペシャが短いという結果になった。

 五ミリ・・・、サドルの五ミリは決定的だが・・・、しっかりポジションの出た選手のトップ五ミリも決定的なのか?腕の長さだけでなく、前傾の度合いによって変わるトップ長は、シート長よりも厳密ではない・・・というイメージを店主は持つが。

 事実、かつて店主も、ちょっと怪我で乗れない時期があって、暫くぶりに乗ってみるとハンドルの遠さを感じたことがあった。乗っている内にまたポジションも回復してか、違和感がなくなったんだが・・・。

 古潤に一体何が起こったのか?加齢による・・・まさか・・・ねえ。

 または、落車による体の縮み・・・。これは意識、精神状態、心因性によるものなのか?なんて考えたりもする。

 走り込みはできているという事なんだが・・・。

 プロ野球で時たま起こる乱闘に、打者に対する暴投がある・・・。この暴投および、それによるデットボールを受けることで打者の打席のフォークが崩れてしまうという事が起こりうるんだそうだ。長年かけて作り上げられた打撃のためフォームが一球のデットボールで崩されうる。

 つまり、そのシーズンを無駄にしてしまうことだってあるということらしい。痛みや恐怖によって、体の反応が変わってしまうことから起きるという説を聞いたことがある。さすれば、同じくらいの恐怖心で投手に暴投をさせないための策として、もしうちの打者に暴投しやがったら、ただじゃ置かねー!ぶん殴るぞ!というシグナルを送るという意味で、乱闘がある・・・、あり得ない話ではないかもしれない。

 同じく落車をして、フォークが変わってしまうことってありうるんじゃないか?なんて考えられなくもないのではないか?恐怖等によって、体が縮まってしまうような心因性による原因・・・。

 パンターニなどは実際の交通事故などで、左右の足に数センチの長さ、物理的な長さの違いが出たときいたことがあるが。

 以前貸したものとは違う、カーボン車を試乗させ、二十ミリほど短いステムを交換したにもかかわらず・・・、

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 ふざけて乗せた、先日店主のために自分で組み付けた、ラバネロピストの改造号、鉄フレームものなんだが、そいつを実に楽しそうに乗っている。

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 サドルはありものの競輪用の激固サドルが付いているが、そんなのはへっちゃらなようだ。

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 そしてあろう事か・・・、貸し出そうと思ったカーボン車体を蹴って、これ借りたい・・・と。

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 まあ、あまり追い込まない、長距離ペースの練習なら二三日はいいか・・・と渡すことに。

 スペシャのフレームも癖ありそうだし、元々電動付いていたんで・・・パッと移植できるんだが分からんが、まあ、9月7日向けの群馬の本番に向けて、なんとかしないとな・・・。

 レースメカニックというもんは、自転車だけ見ていればいいってもんじゃないな・・・と、店主か強く感じた次第である。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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