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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

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 カーボン車体だとすれば、ルックとタイム・・・どちらにしますか?なんて対比で語られるメーカーなのかも知れませんね。

 ペダルのイメージもあるかな?タイム派?ルック派?

 そうそう、カーボンフォークのイメージも大分あるでしょう、タイム派・・・ルック派・・・。

 店主はカーボンフォークから来ますね、どうしても、なればタイム派・・・でしょうな。そんなことはどうでもいいとして、独自規格を出して困らせてくれるというのもこの二社はやってくれますね。

 タイムのこまいヘッドパーツでもまれたことあり、ルックの一体型?ビーチクルーザータイプ?クランクが来たときはまさか・・・という事で、着脱には悩ましてもらいました・・・。

 で今回来たのがルックカーボン。

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 多分戦闘機だと思いますよ。確かご購入が海外サイトから・・・という事なんだが、このメーカー品で、そんな値段で?!という展開だったそうだ。

 ところが、問題が一つ・・・。

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 今を流行ること、ディスクブレーキ仕様のレーサーなのだ。ちなみに今年のツールなどほとんどがディスク化していると聞きますね。

 ホイール交換の時どうすんの?と思っていたが、ある筋からの話、メカニックがインパクト持ってくるそうだ、なるほどレンチ差し込んで、ダダダダってなもんで外すのかな?

 まあ、機能がどうこう言う前に、一部メーカーの思惑で、装備はこのようにして変わってきてしまう・・・。来年は東京五輪だそうで、シマノさんは今頃大忙しで新デュラの開発、仕上げに取りかかってんだろうなあ・・・、ユーザーそっちのけで・・・。

 ちなみに予言をもう一度。2020年には、10000番と言うきり番号をつけて、新デュラエース・XTRという統一コンポを出すんじゃないか?という予想をしています。もうここまでロードコンポがマウンテンライクになってしまったんなら、ロードコンポとマウンテンコンポを両極において、あとはグラデーションで対応すればいいんじゃない?と言うところ、さてどうなることやら。

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 でもって、国内では考えられない値段でやって来たコイツだったんだが、なんと・・・というか、もしかしてこれって常識なのかな?ブレーキが左前で来たという事なんですね。

 日本でのセッティングは右前がほぼ常識。ところが、大陸の中国では左前がスタンダード、そして台湾の貸し出し自転車のレベルでも左前がスタンダードだった。

 欧州でも、そうなのかしら?というより、右前って、もしかして日本だけ?なんて疑問が出てくるくらい、海外物に左前は多い。

 そんな状態でやってきたもんで、これを日本スタンダードにしたいという事だったんだが、ワイヤー引きならなんとかなったものの、オイルブレーキではなんともならない・・・という事で、やって来たわけ。つまり右左の前後ブレーキのセッティングを反対にしてもらいたい、という事なんですね。

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 前後ブレーキのホースを外して差し替え、オイルを入れ直すという意味では、インナーワイヤーを抜かなくてもいいという意味で、簡単なんだが・・・。右はすんなりできました。この写真のワイヤー辿っていくとフォークの脇からフロントに行ってますね。

 と、ところが・・・。左のSTIが・・・、

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 この部分ね、ダイアフラムとい薄皮のようなオイルの増減にピッタリ隙間無く貼り付くものが、破れているのか?上から注油すると、この脇当たりからションベン小僧のようにピーと漏れて出てしまう。最初キャリパー側の栓を開け忘れたか?と思ったんだが、そうでは無い。

 再度セッティングして、やってもションベン小僧・・・。

 工房床まわりが油浸し、近松もん状態になってしまった・・・。最近シマノさんは紙のマニュアルをつけなくなった、確かに大半は読まずに捨てられるものだったんで、その紙の無駄をなくし、それをすべてサイトに変えたという事だ、なのでそこを開いて、オイル横漏れを調べるが記載が無い。

 そこで、カスタマーサービスに連絡。症状を告げると、再度型番を確認し、代わりを送るという対応。

 これぞシマノ対応!クレーム口封じ。でも助かるね、二日後に左STIが到着し、再設定。ただし、思った以上にシフトワイヤーのインナー交換に手間取った。

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 オイル充填、下を絞め、上からくぼみ部分に空気を噛まさず、不足分をスポイト垂らしをし、蓋を閉める、完了。

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 当然前後ディスクなんで、シートステーブリッジすらない。

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 アルテグラのリアディレーラー、不足なしだね、シルバーがないマウンテンライクということ以外は・・・。

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 ガリガリ君ライクな太いクランク・・・。かつて、サエコチームが赤いキャノンデールを使っていた際、シートチューブの太さをコーラの空き缶と呼んでいたが、今のシマノクランクはガリガリ君なみの太さだわね。でも・・・

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 こうして全体を見ると、なかなかバランスが取れているというのが不思議でもある、もう店主などは古い人間なんでしょうな。邪魔にならない程度に、脇で静かに仕事してろ・・・という事かも知れませんね。

 そして、乗ったらまた、コイツもすごいはずです・・・。なーるほど・・・てなもんでしょう。でも・・・、これ以外の選択肢もというところで、踏ん張るところは踏ん張っていこうとも思うわけで、でもこうした新機種をも同時にいじれることを今後とも喜びとしていきたいですね。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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