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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

決戦用ワッパ ケッパの整備



 ボントレガーのカーボンチューブラーホイールです、決戦用のワッパ、略してケッパですね。

 今時決戦するような選手と言えば、あの古潤くらいなもんだろう、そう古潤のケッパなんであります。

 それにチューブラータイヤ履かせている、それはそれでいいんだが、なんとリムセメントでハッ付けてんだよね、そして今月7日のレースもリムセメントでハッ付けて欲しいという。どうも両面のリムテープで、剥がれた例がいくつかあったらしい。

 こちらは聞いたことはないが・・・。まあ選手がそうして欲しいというのであれば、貼るしかあるまい。

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 このように主に使っていない、振れ取り台に取り付ける、こいつは見た目は大仰な振れ取り台だが、精度が今一、色々試してみたがどうも気に入らないので、こんな役目しかない・・・見た目はそれなりなんだが・・・。

 さて、貼り付けるか・・・という前に

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 こいつをどうにかしないといけない、前のリムセメントの後だ、この状態では接着力は無いと判断出来るので、撤去しないといけませんね。

 今時こんなことやるショップ、ほとんど無いでしょうね。そういう意味でも貴重な記事になるかもしれないなあ。

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 色々やり方はあるが、まずは物理的に剥がしましょう。金属の特殊工具にて、ゴリゴリと。

 この特殊工具、

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 もちろんこんなもの売ってませんので、ガム剥がしを利用して、造ります。三種の歯型があります、平面用、凸面用、凹面用と。これがまた便利なんだな、今回凹面用は使いませんがパイプ状の剥がしには役に立ちます。
 
 平面はリムも両サイド、凸面はリム内部をこそげ取る際に大変役に立ちます。使っている内に刃は惚けるので、時々研ぎながら使っていきます。

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 こんな感じで物理的に落とすというやり方、その他にはリムセメントリムーバーなんていう商品名の付いている、その実洗浄用シンナーだと思いますが、そんなものでふやかせて拭き取りなんていうこともありますね、化学的に剥がすといいます。

 もちろん両者を使ってやってもいいです。

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 店主の場合は、足付けの意味を込めて、60番の荒い紙やすりを掛けていきます、カーボンリムなので削りすぎないように気をつけないとね、縦ブレになってしまう・・・。

 それが終わると、今度は脱脂作業、

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 これも洗浄用シンナーで何度も何度も拭き取りながら、キュッキュというほどになるまで、徹底して脱脂をしていきます。

 次に登場するのは、

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 リムセメント、これも絶滅危惧種だね・・・、ソニーボンドといっても今でもあるのかな?そんなものでも流用は出来そうだが・・・。かつては下地にソニーボンドをわざわざ使っていた時期があったが。

 知っている限り、リムセメントはパナレーサー、ソーヨー、コンチネンタル・・・ビットリアはどうだったかな?位しか思いつかない、多分みんな同じ工場で作っていたりしてね・・・。

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 こいつを最初は薄目に全体に塗って、下地を造る。これもソーヨーなどは下地専用のセメントを出していたと思う、今はどうか知らないが。

 下地を塗って、乾かしてから、再度上塗りをしていく。

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 そしてチューブラータイヤなんだが、マキシスのレース・練習用のものを用意した。まあ値段はソコソコいいもんだね、ゴムもしっとりで、グリップも良さそうだ。

  しかし、・・・チューブラーなのに25ミリなんて・・・有るんだね、今時・・・。トラックなんかでは21ミリとか、最細で19ミリとか付けていた時があった、もう小指の太さだよね。それからすると、25ミリ?これってチューブラーを真似したWOで勝手に決まってきたサイズだと思ってんだが、本家のチューブラーでは23ミリでいいんじゃないか?と思うんだが・・・ね。

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 リムが厚いので延長バルブをシーリングテープとともに仕掛けて・・・、

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 タイヤの布面に少量ながらリムセメントを塗っていく、最初に吸わせて、飽和にしておくという考え方かと思う、確か・・・。

 少し乾かす。

 リム側が二三重のリムセメントの下地が出来たところに、少し空気を入れたチューブラータイヤを合わせて貼り付けていく。

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 センター出しの際など、タイヤを前後にもんだりするし、高圧をかけて圧着させるので余ったリムセメントが脇からはみ出たりする、少しはみ出るくらいが丁度いいのかもしれない。

 ただブレーキングの邪魔にならないように、リム側にこびりついたリムセメント、タイヤとの間からはみ出たセメントは撤去しないといけません。

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 ガムテープでとる人もいるとは聞きましたが、店主は同成分であるので、このようなはみ出しセメント団子を丸めて、これに余分なリムセメントを叩くように吸収させていきます。

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 はい、このように根気よく、はみ出し部分を取り去って、さらに高圧をかけて、タイヤを固定していきます、最低一晩はこのままで、ということでね。

 次にホイールバランスでも取ってやろうかと思いましたが、なんと計測用センサー磁石がこのホイールにはまだ付いていなかったので、それでは折角撮れたバランスが壊されてしまう、ということで、バランス撮りは後日ということになった。

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 10気圧以上かけて、一晩待とう。

 しかし、チューブラタイヤ貼りなんて、何年ぶりかな?かつてはレース前に自分でやっていたもんだが、懐かしい作業でもありますね。

 多分トラックレースではまだチューブラーが主流なんだろうが・・・、後はパンクした際に自分でレース復帰させるトライアスロンなんかもチューブラーのほうがタイヤ交換は楽(もちろん相当の準備はいるが・・・)かもしれませんね、そんなところでまだまだ生き続けるんでしょうな。

 なもんで、こんな記事でも、誰かの役に立つかもしれませんね・・・、チューブラータイヤの貼り方でした。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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