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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

最初の一台 上出来



 グレーでまとめられた、ちょいとハイセンスなレーサーがやって来た。
 
 といっても、このパターンは最近定着しつつあるのか?学生入手のパターンであります。

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 ミヤタものですね、細いパイプなんで鉄かと思いきや・・・、

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 初期型アルミの接着ものでありました。三十年・・・はいかないかな?でもそのくらいの年代物でしょう。

 驚いたのが、コンポ類

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 RSXが付いている、何に驚いたかというのは、どちらかというとエントリーモデルのコンポでありましたが、今からあげる写真をじっくりご覧ください。どう見えます?

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 これブレーキなんですね、見れば分かると思いますが。どうでしょう?これシール剥がして、大森社長の磨きなんかをしっかり入れて、銀スプーンの背中のようにして、イタリア車体に取り付けたら・・・。

 この母材のちょっとした加工や形状、デザイン・・・結構よくありません?この曲線の感じがかのカンパをリスペクトしていた頃のシマノ?なんて邪推したりして。

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 こんなクランクどうでしょう?決して悪くないと思いますね。どこか工芸色が入っている感じがいいなあ、と思うんであります。

 店主のかつて乗っていたツーリング車体にはこのコンポが付いていたんですが、今見ると、気づくこと多いです。

 この曲線・・・、物作りで多くをいただいています、金属工房錬の長島師匠の言葉だと「こういう曲線・・・セクシーなんだよなあ」と工芸家特有の殺し文句を持っています、最近はしゃぎすぎだか、混乱してんだか、正体バレバレの環境大臣?によって相当手垢の付けられる語となってしまっているようですが。

 しかし、問題に対してセクシーにというのもいいが、ならもっと徹底してやれ!文化庁だの、東電裁判だの、NHK経営委員だのと、どこにセクシーさの片鱗がある?義に背を向けた、姑息で臆病な忖度やろうどもの暗躍にしか見えないんだがねえ、なんとも裏でジメジメと気分悪い。

 ということで、かつてのエントリーコンポであるRSXについて思いをはせるんであります。ここで丁度いい対比があるんだな。

 この自転車一部のみ、パーツ交換の形跡がある。

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 リアディレーラーね、これ現行品のアルタスなんですが、ここに工芸調のみじんもないですね・・・単なる工業製品・・・、チャンチャン。

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 かつての定番のステムハンドルが普通に付いています。いいんでねーの?

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 相変わらず写真ベタなんだが、こいつはグレー系で統一されている、元の持ち主にそれなりに拘りがあった感がある。

 そう、もう学生君入手のパターンとなってきている、セコハン市場からの引っ張りもん。よくその値段で、引っ張ってきましたね・・・という代物です。

 ちょっとした年代物なんだが、カンパCレコ!というような過剰なもんではなく、今自分の持っている車体の価値に気づくのは多分数年先になるだろうなあ、そういう無自覚な仕込みもいい。

 もちろん、整備してみたが、基本問題なし。最初の一台としては、スペックも、値段も、秘める内容にしても、申し分の無い一台と言える。いいスタート切りやがったなあ・・・。

 ただ、一点・・・今後の課題はなくはない。

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 車種の年代からすると、よくある話なんだが、チューブラー。このタイヤ自身はまだまだ走れるので、暫くはこれでいいかもしれない。もしパンクをすると、それなりに大変なんだが、まあそれも体験かな?

 長く使い続けるなら、WOホイールに組み替えるのも一つの手かもしれない。いやいや、僕はチューブラーで乗り続ける!というのであれば、まあ根性のある学生とも言えるかもね、それなりにうれしくもあるが・・・、伝授する人がいなくなると、いずれチューブラーは絶滅するだろうなあ、この勢いじゃ。

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 まあ、考えられる限り、最良の一歩を踏めたんじゃないか?と思う一台、この学生入手は定着しそうだし、もしかすると・・・、後押ししていく展開になっていくかもしれない・・・ね。

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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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