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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

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屋根屋根大作戦!



 先日の台風の千葉に与えた被害は、実態が分かるにつれて甚大なものであったと聞きます。何の役にも立ちませんが、お見舞い申し上げます。

 改めてこの国は災害大国だと思いますね。それらに対する対策はそれぞれ取られていることと思いますが、「非常時の時のために」という特別枠で対策を取られている方々が大半かと思います。

 それが悪いというのではありませんが、ただそうした特別枠というのは、ハレの対策であって、決してケの対策ではないと思われます。

 災害というハレが起きてはじめて発動される対策という意味ですが、それは当たり前ですが災害が起きるまで発動されません。それに対してケの対策というのは、災害が起きていなくとも、常に発動されるタイプの対策という意味ですね、つまり日常生活に既に折り込まれている対策ともいえると思います。

 その最大のものは多分、手前味噌ですが、自転車でしょう。災害対策としての自転車・・・なんであります。

 停電しても車は走れます、ガソリンがある内は。ガソリンが切れましたら、停電地域のスタンドに行っても、多分大行列でしょう。ポンプ類が動かないので、手動でするしかないからです。同じくバイクもです。

 非常時の効率的な移動手段のトップに立つのはおそらく自転車でありましょう。エンジンが人間なんですから、栄養補給と休息が取れればドコまでも走って行けます。あとはパンク対策くらいかな?

 これは一体何を意味しているんでしょうか?

 これは便利なものというのは、「人任せ」・・・という事なんでありましょう、これが原理でしょうな。逆に言えば、不便というのは自分便り・・・という事なんでありましょう。

 ガソリンは誰かに掘ってもらって、精製してもらって、運んでもらって、汲んでもらって、はじめて車が動くんです、分業の極致でありますね。電気も発電してもらって、引っ張ってもらって、ガスだって、水道だって・・・。

 みんな人様にやっていただかないと、自分では全く手のでないものであります。スマホなんて、操作出来るだけで、あとはすべてあずかり知らぬ他人任せ、これも極致だわな。機械自身についても、電波送信についても、アプリの内容についても、全く分からないブラックボックスの連鎖であります。

 人類の発展はまさに分業による便利さの拡張といってもいいのかも知れませんな。

 で、災害対策ですが、ここ原則が導き出せます。つまり、不便を、自分便りを日常生活の中に一定折り込んでおくこと、なのであります。もちろん自分便り、自分たち便りといっても色んな次元があります、まったくの自力から、他力を折り込んだ自力までね。要は完全他力に頼り切らない、という事でしょうね。

 例えばテレビ、コンセントさして、スイッチ押すとどうでもいい情報が流れてくるんでしょ?これをラジオにする。電池をストックしておけば、停電でも使えるよ、そしてラジオはなにより有意義なものがおおいですね。

 植木屋さんと知り合いになって、剪定材をもらっておく。カーゴバイクで取りに行ってもいいね。薪ストーブで週に一度ご飯を作る実習をやっておく、これなんかかなり高度かな?もう少し涼しくなったら、当店の昼ご飯は、薪でやろうと思います。

 そこまでやらなくても、米といで水入れてスイッチを押す炊飯器をやめる、土鍋で炊けるようにするだけでも、非常時鍋と水と米だけでうまいご飯が炊けるようになります・・・、これなんかは実行可能でしょうね。

 まあ、ついつい日常では便利なもの便りになるので、その分災害が起きたりするとそのギャップでより大変なことになりますな。災害時とのギャップを少なくしておく、というのが災害対策・・・なんでしょう。

 考えてみれば登山なんてわざわざ被災地に行って生活するようなもんだよね。

 長くなりましたが、千葉で大きな被害を出した台風ですが、実は当店にもけっこうでかい被害を出してくれたんであります。冒頭の写真は当店の敷地内の骨組みなんですが、昨年アレックスさんが、この骨組みを組んで、その上に、葦簀を載せてくれたんですね。その葦簀が今回の台風で大破・・・です。

 朝起きてみたら、デカイ鳥の巣が当店の敷地にできていました。風に巻き落とされた葦簀の渦ができていたんですねえ・・・。

 すべて集めてうずたかく積み上げて、それを薪ストーブで半日掛けて焼いたんであります、千葉の皆さんからすれば取るに足らない程度の被害かも知れませんが、大変でしたわ。

 そんなこんなで、屋根がなくなってしまいました。

DSC_6557_convert_20190928102313.jpg

 店の外観もそろそろマジで考えないと・・・というプレッシャーもあって、まずはその第一歩として、ちゃんとした屋根を作ることになりました。といっても、単管、垂木、ポリカという自力でふく屋根でありますが。その屋根ができると、巨大な収納空間ができることになります。

 店の外観が片付くというすんぽうです。

 そのためにまずは、パイプ類の撤去とその再利用を考えないといけません。

DSC_6559_convert_20190928102323.jpg

 残しておくパイプは、屋根かけの際に使うであろうもの、さて、暫く足場屋と自転車屋の二足になりそうです。

DSC_6560_convert_20190928102335.jpg

 今簡易に付いているテントですが、これがポリカに変わります。それがあまりに殺風景だったら、内側にこうしたものを張ってもいいかもしれませんな。

 また、外観も含め、大いに変わる可能性のある狸サイクル・・・、その展開をお楽しみに!

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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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