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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

チビレーサーのブルホーン化



 なんともカテゴライズしにくい車体のできあがりであります。

 小径というにはホイールはデカイ、といって大人のレーサーからすると、完全にチビ。本当その中間というか、ある意味ないところにあるような自転車なんでありますが、意外とこの手のサイズというか仕様というか・・・、何というか分からないが、そもそもがないだけに、できあがると大変重要な位置を占めているようにも思えてくる。そういうサイズ・・・なんでありますね。

 というのも、日本人、アジア系には150台の人はゴロゴロいます、その手前の人もね。そういう人のための車体というのがきわめて少ない、何でもスポーツ車はすぐに700Cにしてしまう。

 そうなると、ホイールだけでかい、丸めがねのような車体になり、乗り手はその車体にしがみついて乗るようになってしまう。650Cのスポーツ車も選択肢としてしっかり置いておけばいいのに・・・、その定着が見られない。

 大変残念なんであります。

 この上に車体なんかもあれば、それなりに活躍すると思いますね。

 24インチの元はフラットバー、いつでも少年・少女用のドロップ車に変身出来るということで、作られた自転車らしい。

 この作られ方が、いかにも中間的というか、成長過程のみの、というところがもったいない、実際に150センチ前後の人にしてみれば、大変いいサイズの車体だと思うんだが・・・。そういうものとして、通過されるサイズではなくて、ジャンルとしてのサイズという観点から捉え直して、作られればいいのにねえ。

 とまあ、今回は、フラットバーだったこの車体を、中学生になって成長中の娘さんが、こいつを継続的に乗り続けたいということらしいんだな。

 いいねえ、ここで成長中のサイズに合わせたりすれば、それこそ一生もんの足がかりにもなり得るかもしれない。頑張らないとね。

 ただ成長中、そして現代っ子ということでなんか手足が長いんだ・・・。なので最近折りたたんだ手足をしっかり伸ばすことが出来れば、こいつに乗り続けるのはむしろやりたいということで、ハンドル形状をより遠くということで、ブルホーン化にすることにした。

 DSC_7145_convert_20191027204630.jpg

その前に、ステムを長くし、その先にブルホーンを取り付ける。今までのフラットの位置よりも大分前に手の位置が突き出る形となる。

DSC_7146_convert_20191027204641.jpg

 フリクションだけど、まあ慣れてください。その内すぐシフティング出来るようになるでしょう、なんでもワイヤーを引くだけなんでね。

 DSC_7147_convert_20191027204651.jpg

 ギドネットは、ブルホーンに沿ってくれているので、大抵どの箇所からでも、ブレーキレバーに手が届くことになります。これはいいコンビだ。

 DSC_7148_convert_20191027204702.jpg

 チェーン交換や、ワイヤーの調整などをしっかりやって、新車と見まごう機能回復。

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 後は、伸びた足のために、350ミリのピラーに交換。これで腕も前に出て、足もしっかりポジションが出た。

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 確かに改めてみるに、中途半端感はありありながらも、こいつにしか出来ない役割というのも強固にありそうな気がする。

 まあ、なかなか無い走行感で、こういうの1台あっても大分いいねと言うことになる。大変高い確率で、娘さんが乗らなくなった後にお父さんがシレッと乗り続けるなんていうのに大変いいかもしれませんね。多分そういう展開になるでしょう。

 そのお父さんは漕艇競技で全日本クラスの元選手。なので、マスターズのような大会に出て、大会荒らしをしているらしいが。

 この車体、ボートの練習の際、岸からボートと併走して、指示を送ったりするのにも、早すぎず、遅すぎないで丁度いい車体として、生き残り続けるのかもしれない。

 大きなラインを引いてしまって、売れなければ大変ということにビクビクしすぎかな?とも思えるくらい、実際にはつくるの難しいかもしれないが、定着したらあるタイプの人にとっては絶対に欠かせないサイズ、という展開もあるだろうなあ・・・。

 あとは、24*1のリム単体が手に入ってくれれば、いうことなし・・・なんだが。なんかもっとあっていいよねえ、この手のサイズ、特にアジアでは・・・と思うのは店主だけじゃあ、ないだろう・・・と思うんだがね。
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狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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