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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

サイクルモード出展2日目



 バタバタしている内に、大分時が過ぎてしまった・・・。

 サイクルモード場外、TRPの展示会2日目も、大分多くの方々に来ていただきました。遠路はるばるだよね、よく来ていただきました、ありがとうございました。

 やはり単なる展示会よりも、レース会場というのが良かったですね、居てて飽きないというのがいいですわ。

 そしてシクロというのがまた良かったんだと思います。統一コンポ!というよりも緩いレギュレーションもあるだろうし、またそうした統一とは異なる好みを持っている人たちが多い気がします、ここぞ出番!というところが大分ありましたね。

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 TRPというのブレーキの専門メーカーだけあって、細かいアイデアが生きています。コイツは、ワイヤー引きのキャリパーですが、シマノが片側効きであるのに対し、これは両サイドから同時にローターを挟む構造をしています。なので効きます。既に自分の自転車にこのタイプをつけている選手が大分いる、という印象を受けましたね。

 シクロの世界では既にTRPは認知されている・・・と。

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 これは展示用の見本台なんだが、これでもって、本当にパッドが両サイドからローターを挟むのか、凝視している人も多くいた。1本のワイヤーで両サイドに届いている腕を引っ張るので、両効きが成立する、その仕掛けを見ながらハハーン・・・と納得している人もいた。

 それと、多分日本のブログ等ではこれがはじめてになるかも知れない、TRP初のダウンヒルコンポといってもリアディレーラーとシフターなんだが、紹介しましょう。

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 これが、ダウンヒルチャンピオンとTRPが共同開発したディレーラー。チェーン暴れを防止するクラッチ機能というのは、シマノやスラムにも付いているようですが、コイツはその一段上を行きます、ロック機能といって、チェーン暴れをほぼ完全に防止する機構が付いています。

 レバーを立てるとその機能が走ります、ガッチリリアディレーラーがロックされますが、シフトは可能。チャンピオンの提案を実現したものとのことです。

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 このシフトもアドバイスもの、レバーというとワイヤーを引く印象がありますが、コイツは完全にスイッチのタッチとなっております、そして・・・、

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 裏には、親指、手の大きさや好みによって、スイッチの位置を微妙に変えられる機構が付いています、ちょっとした違いが、大きな結果に結びつく、そうした隙間をどこまで埋められるか?というのも今後のパーツ類の課題かと思います。

 そして、写真では見られませんが、このシフトは何と七段変速、スラム互換という。今の主流は12速でしょ、なんで7速なの?と疑問持つ人がいると思いますが、これをショウしてアスリートファーストといいます。

 メーカーファーストではないね。その競技、種目にあったギアの数とは何か?と言うところから発想している、数があればいいってもんじゃない・・・。とはいえ、12速用も開発中で、来春には発表予定。できれば、新デュラエースのSTIとシンクロなんかしたら、シクロでも利用者が増えるかもね・・・、さて、どうなることやら。

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 一見なんだろう?と思われるかな?コイツはカーボン製のカンチレバーであります、激軽・・・。会場では、カンチレバーブレーキや、Vブレーキを使用している人もいたんですね、その辺がいい意味で緩い、こうした時代遅れに見えるパーツ類もなかなか新鮮みのあるパーツとして見えてくるから、不思議だ。

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 2日目は、女子も男子もエリート選手のレースがありました、見応えは十分。

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 久々にレース会場で再会した、斉藤マミ選手。彼女がまだ二十代だった頃からの知り合いで、今は・・・いつの間にやら三人の子持ち、熟女になってもレーサーの肢体を維持しながらの、必死の参戦。まだ手のかかる三人の子を育てながらの選手活動を維持、なかなかできることじゃない・・・、見応えのあるレースを展開してくれました。

 そして・・・、

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 驚いたのが、とっくに引退していたはずの唐見選手が何と選手復帰していたという事・・・。二十年くらい前にバリバリ走っていたのは憶えています、確かアテネ最後に引退と聞いていたんだが、四十半ばでトップに復帰。

 今回の女子エリートでは全日本チャンピオンが参戦しており、一周より独走か?という展開だったんだが。女子のこの手のレースにありがちなのは、トップ選手がトップのまま、淡々と周回をこなし、終わるというパターン。見ている方では、高速サイクリング鑑賞会となってしまうんだが・・・、今回の展開はまさにレースそのものでありました。

 その格となったのが、この唐見選手の走り、序盤は流しつつも、集会を重ねるごとに、徐々に順位を上げていき、最終周回に入る直後、何と一位を捉え、抜き去るという展開に出てきた。やるな・・・、その後は場内のレースアナウンスに釘付け、手に汗握るとはこのことで、周回後半でまた順位が入れ替わり、つまりゴール勝負に持ち込む気だな・・・と場内を期待させ、そして!

 最終は惜しくも差せなかったが、レースを作ったのは完全に唐見選手。

 ゴール後、少し落ち着いてから、ご本人にその旨を伝え、お礼と祝福をした。後々聞いたら、来年東京五輪での日本代表に入ってもおかしくはないくらいのランクにいるとか、四十半ばで女子のトップに戻りつつある、その競技姿勢には脱帽ものだ。

 偉大な二位です、と言ったとき、笑いながらも「でも勝ちたかったですよ」と目は笑っていなかった。本物だね・・・。

 という事で、書き切れないことだらけなんだが、まずは2日目のレポートというわけで、結果的に、こうしたレース会場で出展するというのは面白い、という事が分かったこと、TRPという武器持っているなら、それを旗印に今後とも出張っていっていいんじゃないか?なんて思うようになった。

 引きこもり店主が、すこし外より影響受けるというのもありだよね・・・、という事で、少し重い腰を上げることに、しよう。


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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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