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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

チューブレスホイール?



 フルクラムのとあるホイールのスポーク折れた、ということで、修理依頼が来た。アルミで出来ているスポークということだ。

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 スペアのスポーク、ニップルとニップル回しを持ってきた。完組は専用設計で作られているため、出来ればこういう形で依頼してもらえると、こちらは楽なんだな。時にすべてこちらがやるとなるとこれは相当手間がかかる・・・。

 完組持ちの方は、この辺覚悟しな。スペアのスポーク、ニップル、そして専用工具が必要なら、それは確保しておくことをおすすめします。

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 スポークの頭を入れるところは、この下だろう。

 DSC_7514_convert_20191125224519.jpg

 キャップを外して、頭を収める。ここまでは順調なんだが・・・・。ニップルを交換するというと・・・、

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 通常、ニップルを入れる穴がリムの中には開いているもんなんだが、なんとこいつはチューブレス用のホイールなんで、空気が漏れてはいけないわけで、そうした穴が一切見つからない。

 ということは?

 DSC_7519_convert_20191125224601.jpg

 穴と言えば、このバルブ穴が一つ、もしかしてここから入れて、折れて交換するニップルの位置に入れないといけないの?それって神業じゃ無い?

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 まずは折れたニップルを内部に落として、バルブ穴のところまでリムを回しながら持ってきて、根気よくバルブ穴から落ちてくるのを待つ。これだけでも大変なのだ。

 そして、その後、ニップルが出てきたら、その同じバルブ穴に新しいニップルを落とし込んで、リムを振りながら、目指す穴までころがして・・・、

 DSC_7515_convert_20191125224530.jpg

 こうして、垂直に落とし込む・・・。ここまでするのがまあ、大変だったわ。

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 スポークで、折角陥れたニップルをまたリム内の戻さないように、慎重にスポークのネジを合わせていく。これで外れなくなったと確認できたら、今度は振れ取り台へ

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 このように、センサーに付くところと、

 DSC_7522_convert_20191125224633.jpg

 センサーが離れるところがある、この落差が触れの大きさを物語っている。

 DSC_7523_convert_20191125224643.jpg

 後は、エアロスポークがねじれないように、特殊な工具でスポーク自体を固定して、ニップルだけ回していく。

 まあ、この辺は通常のスポークと同じなんだが・・・、まあ、チューブレスは気をつけないとね。

 なんとかかんとか、もとには戻りました。完組だって、メンテと来たら、手組と同じ、やはり手組はプロショップには大事であると、思うことにしている。その内、特殊技能のような扱いになっていくんじゃないか?なんて思っている。

 ホイールが組めるか組めないかで、改造、メンテ等の応用範囲は全く変わってしまうからね・・・。ホイール組み覚えたい人たちへの講座かなんかも始めようかしら?
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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