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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

マークローザ 静かに続く ケンタウロ



 実用自転車改造の因縁車体といえば、こいつでありましょうな。

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 フレーム自身がしっかり作られていて、フォークをのぞけば、弄り甲斐のあるフレームだよね。今まで当店の中では、因縁の車体といえるくらい、この所有者が思い思いにカスタムしていったわけだ。

 マジカスタムしがいのある車体・・・、なんてうたっていると、また全国からジワジワ、改造の虫がうずいてくるようだ。ブレイク!という起爆力はないものの、まるで綿に火が移ったように、ジワジワ燃え続けるという感じですかね。

 そして何かをキッカケに、ボッと火が付く様なもんかな?今回も火が付いたようだ。

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 今回、ドカッと大変身!という道は取らず、後輪まわりのみの改造ということで承った。後輪まわりが鋭くなって走る、前輪はそのまま、そのアンバランスは、まるで足回りが馬で上半身が人間の神話のケンタウロのようだ。

 リアホイールは、700Cにして、いらないものを外していく。思った以上のアンバランスにびっくりしたわい。

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 タイヤを23cに変えたのもスッキリ見える原因かも知れませんが、締まって固い、端くれとはいえレーサーのパーツはやはりすごい。

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 そこそこのハブを使って8速のスプロケをいれてます。もう二十数年前のレーサー仕様だよ。しかし、来年は12速になるの?なんだかねえ・・・。

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 下位グレードにも手抜きのないシマノ、しっかり使えますね。なんかデザインも垢抜けてきたよ、生産地はマレーシアだったり、インドネシアにも広がっているそうだ。

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 8速用のフラットシフターをつける。

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 実用ハブのローラーブレーキがなくなった分、キャリパーブレーキをとりつけた。これで、ホイールの着脱がかなり楽になる、そう来なくっちゃと思うくらい、あの実用車の非効率というか、メンテのことを一切考えていないようなあの設計、特に電動の重い実用自転車、ありゃ一体何考えて、あんな非効率の塊のようなものになっているんだ?

 最近荷台を共締めから外しているものがあるが、あれはよい。そうでないと重い荷台手で支えながら、スタンドを外すなんて不安定で危険な状況は発生するからね。

 いずれスタンドも共締めから外して欲しいよね、そうなるとスタンドをたてたままホイールが外せる機構ができるはずだ。それにはフレームから荷台からの根本的な設計を変えないといけないから大変かな?

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 今回この辺はそのまま、シートチューブから前は手つかずということで、これがまさに半身が人間、半身が馬という事の由来、まあ新旧の混在ということだね。

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 うわー・・・重々しい・・・、そして実際に重い。

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 見た目でも分かると同時に、サドルを持つと、自転車弥次郎兵衛は前輪にドーンと傾きます。ハブダイナモもあるので回転も重い。

 今回はこれで乗ってもらって、次回以降は前輪に、こうして過程を踏むことで、進化の過程を体感出来るというのもいいアイデアかも知れないね。

 乗ると、後ろから軽く押されて居るかんじながら、前がその軽快さについて行けず、滞った力がサドル付近で渋滞が起こっている感じ、鈍重でそのアンバランス感は気持ち悪いを通り越して、面白い、ところにまで行く。ヘエ、そうなのか・・・と乗り始めの人にも分かると思うなあ。

 改造することの意味なんかもしっかり捉えてもらって、進みたければ進めばよし。

 こういう施工例が出てくると、また全国のマークローザファンがどよめき始めるようだ。綿の火は消えていない、全国アチコチでぼやが起これば、それはそれ・・・。

 火の用心だ・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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