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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

狂気を載せる改造車

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 いやいや、なんともという状態で入ってきた自転車だったが、愛着があるんで・・・ということで店主なりに、その持ち主をイメージしてというか、ただ乗るだけのための自転車を作ってみたんだな。

 元々の状態をかなり残している。

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 本当どうって事の無いフレームだろうと、愛着もって乗っている人がいるなら、文句はない、よりよくして乗せるだけだろうね。

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  これは元々黒かったというよりもすでに赤さびが浮いていた状態だった。

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 その赤さびに黒さび転化済なんてもんを塗ってみたら、意外と重厚でいいね。これは使える・・・、黒さびは安定しているので、表面処理としてもいいかもしれない・・・うんうん。

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 バンドブレーキもなんとも渋く。ある意味ラットバイクといってもいいかもしれないな。

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 タイヤやチェーンは新しくして、泥よけは早速取り外した。

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 前輪も泥よけを外す、空気抵抗が軽減される感じが分かるね。あとダイナモライトはそのまんまに、ちょいとこのどんくささを残しておいた。

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 ラットバイクなんで、見た目とは裏腹に、機能はしっかりしておく、しっかり使い分けられた油を入れて、回転はよくし、ブレーキの効きも調整してな。問題なし。

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 完成したこいつ、実に軽快に快走してくれる。もしかして最も近くに置いておきたい自転車って、こんなのかもしれないなあ、と思った。

 さて、この改造依頼だが・・・このお方・・・。

 

 こちらでピアノを弾いておられる、石田さんというジャズピアニスト・・・であります。ちょっと演奏見てみてくださいな。

 どうです?この方狂気を背負って演奏している感じ伝わってきましたか?まさに憑依、ピアノと一体、ピアノに乗り移られている?とでもいえそうな演奏でしょ?

 通常、穏やかな青年なんであります。実に礼儀正しくて、おとなしい方なんですが、こうしたアップテンポのフォービートの前では狂気と化す。

 このドラマーの藤井さんという方は、店主が高校生の時に追っかけやっていた、坂田明トリオのドラマーをしていた方。そしてベースは当店響き床でもおなじみの吉野弘志さんでしたな。

 時を超えて、そうしたつながりのある方々の周辺で仕事が出来るなんて、なんとも面白いですな。

 この狂気を背負うピアニストに、この走って止まるだけの自転車を渡したら、きっとピアノに、演奏に影響があるんじゃないか?と店主は本気で思っているわけです。きっと、影響があるだろう、走るだけの、走りにのみ特化した自転車。

 色々考えてこれにした、きっと受けて立ってくれるだろう。分野は違えど、セッションなり!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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